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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

腐乱した大和魂-7 とどのつまりは「トド」ではなく「ボラ」だったとは!?


It must be quite natural for the earth to get hot as we are in the solar system(我々は太陽系にいるのだから地球が熱くなるのは、極めて自然)!

東仙坊、「ソーラー・プラネット」である地球の灼熱地獄について、もう少し詳述しておきたい。
UKでは、イングランド北西部サドルワースムーアで放火が原因とみられる原野火災が3週間にわたって続き、7月19日にようやく鎮火したとか。
ちなみに、UKで、6月1日から7月16日までの間に記録された雨量はわずか47㎜。
そこで、UK消防当局、公園や原野は火災が起きやすい危険な状態にあると警告していたのに放火では、ギリシャ同様、おバカな人類の先が見えてこないか?
実際、EU北部では、異例の熱波のために、各地で、干ばつ、山火事 大雨のオンパレード。
北極圏での森林火災で、農家は干ばつ被害、病院では脱水症状と炎症をともなう日焼けを訴える患者が急増。
そして、作物収穫量の減少、牧草の生育不良による牛乳の品質低下、家畜用飼料不足。
過去1世紀以上で最悪の猛暑に直面しているスウェーデンでは、家畜農家が干し草不足のために家畜を食肉処理し始めているとか。
ラトビアは、6月、農業部門の国家非常事態を宣言し、EUに農業補助金交付の前倒しを依頼したとも。
というのも、大規模な山火事のため住民が避難し続けているためとか。
ドイツでは、5月と6月に起きた干ばつの影響で、今年の農作物の収穫量が20~50%減少するというから、メチャクチャ深刻では?
そんななか、先日の西日本豪雨の被災地で、被災自治体の処理能力をはるかに超える膨大な量の災害ゴミ処理問題が起きていると知って、極めて暗澹たる気持ち…。
それはそうだよな、あの東日本大震災のゴミですらいまだに処理できていないのだから、大変だよな?とご同情。
学校の校庭などに運び込んだり、道路沿いにも積んだりしたところで、それを誰がどう片づけるのか?
国がプロアクティブに主導し自治体同士が広域連携し、一日も早く処理を急がなければならないと思うが、どうだろう?
泥水に漬かった家具や瓦礫は乾いて土埃を上げるだろうし、腐敗した生ゴミなどは悪臭を放つだろうし、埃にはいろいろな細菌やウイルスが混じっているはず。
熱中症対策用ドリンク、マスクやゴーグルは、カラダを守るための必需品では?
また、ゴミから火災が発生する恐れもあるのでは?
そもそも、倉敷市が作成していた災害廃棄物処理計画では、南海トラフ地震発生時でも真備地区のゴミの量は1.9万トンだったのに、今回の豪雨で7万~10万トンに達したというのだから、話にならないリアリティのなさでは?
しかも、災害ゴミの処理方針を定めた計画を作っていた市区町村は、昨年3月時点で、たった24%だったとか
まあ、豪雨被災地でも作っていなかった自治体があるというのだから、話にならないのでは?
災害ゴミは、まだまだある。
海に流れ込んだ大量の流木やガスボンベや船舶などの「漂流ゴミ」や海に沈んだ大型生活家電やコンテナなどの「海底ゴミ」。
それらが、スクリューに巻き込まれたり、エンジンの冷却水取り入れ口に詰まったりして、旅客船や漁船が出港できないなどの被害も出ているとか。
実際、7月8日以降、流木や木屑などの漂流ゴミを、国土交通省中国・四国・九州地方整備局は、7月21日までに計3503立方mと年間回収量の7割超を回収したが、まだまだ増え続けているというから、大変。
ちなみに、広島湾内では、すでに913立方mの漂流ゴミを回収しているとか。
それで、東仙坊、メチャクチャ深刻にさせられている事象が、2つ。
1つは、7月12日、この暑さのせいで北極海から流れ出た高さ100mを超える巨大氷山が、デンマーク自治領グリーンランド西部の小さなインナースート島の沖合に漂着。
その一角が溶けて海に落下しツナミを引き起こすかもと、住民が高台に避難するハメになっているとか。
これで、イヤでも思い出すことがある。
6月13日、科学者84人の国際研究チームが「ネイチャー」に発表した論文。
「南極では1992年以降、2.7兆トンに及ぶ膨大な量の氷が消失し、海水面を約8㎜上昇させた。地球温暖化の進行に歯止めがかからなければ南極大陸の氷によって地球の海岸線が一変する」という警告。
しかも、「氷の消失の5分の2は最近5年間に発生したもので、厚さ数㎞の南極氷床の消失速度がこの間に3倍に加速している」とも。
また、「南極の氷の消失速度は2012年までの20年間は年間約760億トン。2012年以降は平均して年間2190億トンにまで急上昇した」とか。
さらに、「西南極、特に南極半島は、地球温暖化の影響をはるかに受けやすく、この地域では、1995年以降に6500平方㎞以上に及ぶ棚氷が分離して海に流出した。過去25年間に南極大陸から消失した氷の大半は、西南極に由来するものだ」とも。
そして、「USA本土の約2倍の面積を持つ南極大陸は、世界の海を60m近く上昇させるのに十分な量の氷を保持し、その90%以上が東南極地域にある。今までは、気候変動によって地球の平均表面温度が1℃上昇しても、東南極の氷はほぼ安定していたが、この10年の間に、南極からの氷の消失量に段階的増加が生じた。南極大陸は現在、過去25年間で最も速いペースで海面上昇を引き起こしている」とか。
そう、正真正銘の「ソーラーフラッシュ」が起きているというのである。

As soon as the sun goes out, the earth will also disappear. But could stupid human beings destroy the earth with our own hands(太陽が消滅すればやがて地球も消滅する。だからといって、自分たちの手で愚かな人類が地球を滅亡させていいのか)?

To be continued...























 

 
 
















 

 

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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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