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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

腐乱した大和魂-7 とどのつまりは「トド」ではなく「ボラ」だったとは!?


It must be only assholes who believe that putting in the ocean is a materially happy life(今、海に入れるのは、物質的に幸福な人生を送れていると思い込んでいるお幸せなヒトたちだけ)!

もう1つが、暑いから海にでも入りたいという気持ちを完全に萎えさせられる目を被いたくなるような不潔極まりない光景…。
カリブ海の島国ドミニカ共和国の首都サントドミンゴの海岸に、これでもか、これでもかと押し寄せている大量のプラスチックゴミ。
海面が見えなくなるほど浮かぶ、ゴミ、ゴミ、ゴミ。
波のようなゴミが、ゴミの波が、押し寄せ続ける海。
何しろ、軍、地元当局、海洋環境保護団体に雇われた市民らが、連日、ショベルカーを使って清掃しても、いっこうになくなる気配ナシ。
7月20日までにおよそ60トンのプラスチックゴミを回収したが、糠に釘というから、ハンパじゃない。
それはそうである。
世界で海に棄てられるプラスチックが、年間800万トン、500ミリリットル入りのペットボトル換算で3200億本分。
25万トン以上のプラスチックが少なくとも5兆もの破片となって漂流しているとか。
そして、それらはやがて「マイクロプラスチック」化し、食べた魚を通じ人間のカラダに入り込むとか。
実際、タイで、死んだクジラの胃から重さ8㎏を超すポリ袋が見つかったことがあったというから、何をかいわんや。
そこで、ほんのちょっとwebチェックしただけで、海の「マイクロプラスチック」問題は、メチャクチャリアルでワンサカ。
◇南太平洋のUK領ピトケアン諸島の世界遺産に登録された(???)無人の珊瑚礁の孤島ヘンダーソン島。
プラスチックゴミの密度が、1平方m当たり671点と世界最悪で、砂浜に推定3770万個、約17.6トンが発見されているとか。
それもこれも、廃棄物の集積で知られる南太平洋環流の中に位置し、世界の「ゴミため」であるためとも。
◇インド洋の1200もの島々からなるモルディブの島の1つで、長さ7km、もっとも浅い場所で幅200mのティラファルというラグーンでできたティラフシ島(ゴミの島)。
モルディブ政府は、年間約75万人の観光客の出す無分別ゴミの最終処理場とし、毎日少なくとも330トンのゴミを廃棄物を燃やしたり埋めたりしてきたが、有害物質が海に漏れ出し環境問題なっているとか。
◇1万7000以上の島々から構成されるインドネシアのバリ島。
インドネシアは、中国に次ぐ世界第2位の海洋ゴミ排出国で、毎年排出されるゴミは129万トンというから、こんな惨状も当然か。
ともあれ、このプラスチックゴミ、すなわち、マイクロプラスチック問題を、6月5日「世界環境デー」に、インドNDTVが、「インドでのマイクロプラスチック危機」と大特集。
「インド市場の洗顔剤の約50%にマイクロプラスチックが粘度を増す目的などで混ぜられている」とのNGOの調査結果を紹介。
「セッケン」など幅広い生活用品が含有している実態を指摘。
「インドの消費者は疾病の危険に晒されている。マイクロプラスチックに関する適切な法律の欠如は、将来的に医療分野において論争を生み出す可能性がある」とし、規制強化の重要性を訴求。
インドでは、1日当たり2万5千トンのプラスチック廃棄物が生まれているとか。
そのため、ナレンドラ・モディ首相は、「人類に対する脅威」と宣言し、2022年までに国内で容器や食器などの使い捨てプラスチックを全廃する計画を発表したとか。
すると、インド英字紙ヒンドゥスタン・タイムズも、「アナタの捨てたプラスチックが食卓に並ぶ」と報道。
インド近海での調査について取り上げ、研究者チームが西部マハラシュトラ州とグジャラート州付近の海で1265匹の甲殻類を調べた結果、895匹の体内から微少なプラスチックの繊維が見つかったとのデータを報告し、「海底にいる『自然界の掃除機』である甲殻類の状態は、海洋生態系全体が健康な状態であるかを示す。この数字を軽く見るべきではない」と警告したとも。
どうだろう?
これでは、USAやEUで、プラスチック製ストローの使用を廃止したところで、何の意味もなさないのでは?
APだって、「世界で年間900万トンの海に流れ込むプラスチックゴミが発生していて、ストローは2千トンにすぎない」と言っているのでは?
事実、以前から買い物袋の有料化を浸透させる対策が進められてきたドイツでも、それでもいまだに使用されるプラスチックの買い物袋は年間40億枚に上るというのでは?
それ以前に、アジアの国々に、とりわけ、中国や東南アジアの国々に、海は「ゴミため」ではないということから教えなければならないのでは?
そう、サプアにも…。

Eventually the insolent human beings would decay with their stomach filled with micro plastic(やがて傍若無人な人類は、胃をマイクロプラスチックでいっぱいにして朽ちてゆく)!

To be continued...










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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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