イチローの父、招聘-5 「ネズミ・ロス」、「逆ホルヘ・ロス」、そして、「ハッピーガイ・ロス」!?
Why didn't the older players who love Shohei get away from Angels first(Shohei を可愛がってくれた選手ほどエンジェルズから先にいなくなるのは、なぜ)?
なぜ日本人ファンに限らず、MLBファンがそこまでShohei に興味や関心を持つのか?
それも決して日本からきた新人プレイヤーとしてだけではなく、笑顔が「so cute」なベースボールプレイヤーとして…。
1つには、ピッチャーとして成功している日本人プレイヤーは過去にも多いが、バッターとして成功している日本人プレイヤーが少ないことがあるせいかもしれない。
事実、日本人メジャーリーガーの1シーズン本塁打記録では、松井秀喜の2年目の2004年の31本が最多、井口資仁と城島健司の18本が2位。
日本人メジャーリーガー新人最高の長打率では、イチローの2001年の457が最高、城島健司の2006年の451が2位、井口資仁の2005年の438なが3位。
日本人メジャーリーガーの1シーズンの長打率も、歴代最高は松井秀喜の2004年の522。
日本人メジャーリーガー新人のOPSでは、イチローの838が最高、松井秀喜の788が2位、井口資仁の780が3位。
日本人メジャーリーガーのシーズンOPSは、松井秀喜の912が最高、イチローの869が2位、福留孝介の809が3位。
そ、そ、それなのに、7月3日にDLから復帰して以降、2戦連続欠場なんてあんまりでは?
Shohei のホームランの魅力を、そのバッティングへの興奮を的確に伝えたのが、特大の逆転3ランをShohei に打たれた敵地「FOXスポーツ・デトロイト」の実況。
マリオ・インペンバ、「レフトへ高く上がった当たり、フェンスまで下がって…入りました。ショウヘイ・オタタニの逆方向への本塁打でエンゼルスがリード」と伝えた後、な、な、なんと解説のタイガースなどで通算255本塁打の左打者カーク・ギブソンとともに、約13秒間も沈黙したとか。
そして、「この選手は、こういったことができる存在なんです」と言ったとも。
すると、カーク・ギブソン、「2ボールでボール先行となり、真ん中付近への1球。Shohei は逃しませんでしたし、狙いを定めていました。もの凄いパワーですし、彼のバットから放たれた左方向への当たりに、疑いの余地はありません」と続き、さらに、マリオ・インペンバが、「これで今シーズン32打点。マウンドから投球で貢献できなくとも、バットで確実に活躍しています」とShohei を礼賛したとか。
どうだろう?
これでは、誰もが「Shohei ロス」になるのも当然では?
もっとも、それはShohei 自身も同じ。
一生懸命気を遣ってはいるけど、ベンチ内でどこか試合に出られない怒りを感じさせていたと思うが…。
それで、思い出したことが1つ。
7月26日、メズラシク笑顔を忘れたShohei 怒ったように空振りの三振、セカンドゴロ、セカンドゴロ、ライトフライ、ファーストゴロの5-0で終ったとき、東仙坊、Shohei 何かにキレていると、メチャクチャ心配。
すると、その理由がすぐ判明して、ますますShohei に同情。
それはそうだと思わないか?
あれだけShohei を「ホルヘ」と呼び、「いつも笑っているし、いつもジョークを言っているし、オモシロいね。ボクが何を言っても笑ってる。本当にいいヤツだね。どんなボールでも止めてやりたくなるよ」といつもいつも話していた、そして、キャンプからもっとも多くコミュニケーションを取っていた正捕手マーティン・マルドナドをアストロズに電撃トレードされてしまったというのだから、ムリもないのでは?
それに対し、純なShohei 、「個人的には凄く残念ですけど、ガンバってほしいです。同地区なのでまたやる機会はあると思うので、たくさん勉強させてもらいましたし、今度は対戦したときにまた勉強になることがたくさんあると思う。ボクがマウンドに出て、マルドナド選手が打席に立てるように、ボクがしっかりガンバりたいなと思います」と言うのが、やっとだったとも。
もっとも、それは最初でも最後でもなかったというから、MLBはやはりビジネスの世界。
Shohei が「サイレントトリートメント」を喰らったときに真っ先に飛びついた「ネズミ」を自称していたイアン・キンズラー、「新しい国で、新しい文化の中で言語も違うと思うけど、いつも笑っていて、Shohei は楽しそうにしている。努力家だし、スバらしいね」と言ってくれていたのに、今はボストンでしかもDL入り。
極めつけは、いつもShohei を大きくハグしてくれ、「Shohei は本当にいいヤツだね。全員とコミュニケーションを取ろうとしているし、社交的で大好き。たまにスペイン語も話すよ」と言ってくれていた「ハッピーガイ」のルイス・バルブエナも、すでにクビ。
なんかShohei イジメじゃないの?と疑いたくなるのは、東仙坊だけではないと思うが…。
It must be surprising that Shohei will come out or not so that the interest in the game will change so far(Shohei が出るか出ないで、ここまで試合への興味が変わってしまうとは驚き)!
To be continued...