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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

恒久不変な日本砂漠-27 飛行機は棺桶になっても揺り籠にはならない!?


In order for me to like taking an airplane, there is no other choice but to avoid flying first(飛行機に乗ることが好きになるには、まず飛行機が飛ばなくなるようになるしかない)!

東仙坊、いくつになっても飛行機ギライ。
飛ぶモノは、いつか必ず落ちるモノ…。
そう確信しているから、なおさらキライ。
それでも、なんとか乗るしかないときは、かつて応えてくれた先達の言葉をいつも思い浮かべ、冷や汗かきつつ、乗り込むだけだった。
えっ、どんな言葉だって?
オマエ、人生でどれほどついている?
エッ、あんまり…。
そうだろ。オマエが乗った飛行機が堕ちるはずがないだろ?
エッ、だから、ヤバいんじゃないですか?
何を言ってるんだよ。堕ちて、捜索隊が探してくれ、何とか炭みたいになって見つかって、何て不運な人って、あまりにももったいないって泣かれるようなラッキーがオマエにあるワケがないだろうが…。
それに、どこか納得してしまっていた自分に、今なら十分笑える。
もっとも、それでも、どう祈っていいかわからない神様や仏様に飛行機の中で祈ったことが何回かある。
一度目は、フィリピンで小型チャーター機である島に向かっているとき、いきなり南国なのにフロントガラスに厚い氷が貼りついて何も前が見えなくなってしまったとき。
二度目は、台風で目的地だった愛媛空港に降りられなくなって四国の空港中をグルグル回らせられたとき。
三度目は、イタリアである会社のプライベート飛行機に乗っていたらパイロットが英語で話していたパイロットが大声でイタリア語で喚きだしたのでどうしたの?と英語で訊いたら右のエンジンが故障したんだとパイロットに怒鳴られたとき。
そんな東仙坊、飛行機に乗らなくなって久しい。
JALのマイレージは16万ポイントもとっくに消えてしまったし、デルタ航空のマイレージはまだ10万ポイント近く残っているのに、どこにも出かけられない。
さて、そんなとき、そ、そ、そんなアンラッキーな話が世の中にある?という話が、UKから伝わってきた。
サッカーのフランス・リーグアン、1部のナントに所属し、今シーズンすでに16試合に先発し12ゴールを上げていた28歳のアルゼンチン出身のFW、エミリアーノ・サラなる選手がいたとか。
その彼が、現在、サッカーのイングランド・プレミアリーグで18位に沈むカーディフ・シティに、クラブ史上最高額の移籍金1700万ユーロ(約21億円)で契約。
カーディフ・シティは、「カーディフはナントからエミリアーノ・サラを獲得できたことを光栄に思う。額は明かせないが、クラブ史上最高額となった。28歳のFWは3年半契約を結んでいる」と発表。
エミリアーノ・サラ自身、 「ここにこられてウレシイ。スバらしい喜びだし、トレーニングを開始して新たなチームメイトと会うのが待ちきれない。ボクにとってクラブ史上最高額は特別なこと。仕事をし、チームメイトを助けたいと思っている」とコメント。
そして、チームに合流すべく、1月21日夜、小型飛行機でパイロットと2人だけで、ナントからウェールズのカーディフに向かって飛行していたとか。
す、す、すると、機内の彼から、友人や家族に、「壊れそうな飛行機に乗っている、カーディフに向かっている」とか、「1時間半たってもボクから何も連絡がなかったら、捜索で人が派遣されるかもしれない。お父さん、凄く怖いよ」などという音声メッセージが届き始めたとか。
そうしたら、何とその小型飛行機は、イギリス海峡の英国王室属領ガーンジー島から北方約20㎞のチャネル諸島付近で消息を絶ってしまったというのである。
そして、彼が予期したように、ガーンジー島の現地警察は、たった72時間の捜索で、「絶望。捜索を中止する」と発表。
それに対し、彼の妹が、捜索を続けてくださいと涙する光景が、痛々しすぎてショック。
そ、そ、そうしたら、突然、初めて20代のときに飛行機に乗ったときのことを鮮明に思い出してビックリ。
海外旅行慣れしていたガールフレンドのおかげで、細かくトランジットする実に面倒な飛行機の旅。
JALで羽田を出発し、マニラに無事着陸し、激しいカルチャーショックを覚えた。
英語圏だと思い込んでいたのに、何でこんなに何もかもが汚いうえ、メチャクチャ蒸し暑い。
そして、かなりの時間サテライトにいて、KLMのバンコク行きに乗るとき、この飛行機はいつ整備したのか?とかなり不安になった。
それでも、バンコクのサテライトは居心地がよかっただけマシだった。
そのせいか、次のラングーン、カルカッタ、ニューデリー、カラチ、バーレーン、カイロとサテライトにさえ行きたくなかった。
それでも、ニューデリーからBOACになったことがよかった方だと後で知った。
ともあれ、二度とこれらの国々にはこないと内心決意してもいた。
そして、時間が長かったせいかローマのサテライトはちょっとだけ興味深かった。
そして、ロンドンで大急ぎでPANAMに乗り換え、目的地のLAXに着いた。
そう、海外を何度も行き来していたこのときのガールフレンドは、なぜか一気に世界を見せてくれたのである。

No matter how many times I get on the plane, I am afraid of the critical 11 minutes(何回飛行機に乗ってもクリティカル11分が恐ろしい)!

To be continued...




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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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