腐乱した大和魂-10 「ゲイ色文化」?「芸職文化」?「迎蝕文化」?「鯨食文化」?
With regard to instinctive behavior, couldn't you understand other people simply by insisting on their own culture for reasons(本能的行動について、独自の文化を理由にやみくもに主張するだけでは他者の理解は得られないのでは)?
東仙坊、サプアに触れるつもりは毛頭ないので、なぜサプアの犬食文化をどうこう批判するつもりで取り上げたのではない。
食文化そのものが、人間が生物としての生理的本質的欲求である「食べること」に関わっているのだから、本来、他人がとやかく言うべきものではないことを指摘したいだけ。
それゆえ、自分は個人的には死んでも食べない犬の肉だけど、それを食べるサプア人を非人間的だと糾弾するつもりなどない。
今、もしサプア攻撃をするなら、キサマらだけには我が日本人を盗っ人猛々しいなどと言われたくないわ!と、かねてから口を酸っぱくして提言しているようにサプアとの国交断絶を我が政府に要求するのが先決。
さて、本題を続けたい。
そもそも、食文化は、人間が人間として存在する基本的所以である愛の欲求、人を「愛すること」と同じ。
だから、ゲイになるのも人間としての根源的自由であるように、人間が何を食べようと自由なはず。
ところが、世界に数多くいらっしゃる一神教信者の方々は、その宗教的制圧の中で「食べるモノ」に対するタブーを構築し、他人にもとかく強要しがち。
その意味で、サプアの犬食文化に反対し人の国であるはずのサプアで実力行動するUSAの動物愛護団体「HSI(国際人道協会)」の人々にも、そのニュース映像を観ながら戦慄を覚えたことを書きたかっただけ。
というのも、すぐに、現在、反捕鯨国の欧米やオセアニアの各地で行われている、「野蛮」とか「愚かな行為」と全面的に我が日本の捕鯨を非難するデモの過激さを思い出したからである。
特に、メチャクチャ象徴的だったのが、1月26日、Brexitで国が根幹からグジャグジャになって我が日本に甘い言葉を投げかけてきているUKのロンドンにある日本大使館周辺での商業捕鯨反対デモ。
Brexitの仕かけの張本人である芸能人型職業政治屋、そう、「芸職」の典型であるボリス・ジョンソンの新恋人(?)キャリー・シモンズやその父親のスタンリー・ジョンソンが参加し、かなりラジカルに、「日本のクジラ虐殺をやめさせよ、日本のクジラへの犯罪を止めさせよ、東京五輪をボイコットせよ」という横断幕を掲げ、「伝統が商業捕鯨を再開する理由であるはずはない。そうですよね?」と日本バッシング。
これは、もともと、ボリス・ジョンソンが、昨年末、「私たちは日本の捕鯨再開計画に憤慨すべきだ」という論評を新聞に掲載し、日本の商業捕鯨再開の決定を批判する公開書簡を発表したことがキッカケとか。
また、その書簡には、反捕鯨団体シー・シェパード創設者ポール・ワトソンら15人以上が署名。
中には、映画「ナイト・ミュージアム」などに出演経験がある俳優リッキー・ジャーベス、「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」などに出演経験がある俳優スティーブン・フライも加わっているとも。
ちなみに、ICPOの国際手配を受けながらUSA国内に滞在しているポール・ワトソン容疑者、75万人のフォロワーがいる自身のfacebook上で、「日本が今回南極海での調査捕鯨を諦めて近海での捕鯨に切り替えたのは長年抗議活動をしてきたシー・シェパードの貢献によるものだ」という声明を発表しているとか。
また、野生動物保護や人権問題を取り上げている「Care2」というオンライン署名サイトでは、「捕獲されたクジラはゆっくりと苦しんで死に至る。野蛮で残忍な営みだ。私たちはこのやさしい海の巨大動物のために立ち上がり、残忍で非人道的な虐殺を復活させるいかなる試みにも立ち向かわなければならない」と「日本で商業捕鯨を復活させるな!」キャンペーンが立ち上がり、1月末時点ですでに24万人以上の賛同者が集まっているとも。
もっとも、東仙坊、その商業捕鯨反対デモ参加者の「IWC脱退は恐ろしいニュースでした。日本はすぐれた文化・文明の国なのに、この決定で自らを貶めているんです」という意見と「IWC脱退を聞いてとてもガッカリしました。日本側の論理も、事情もあるでしょうし、文化もあって、それは尊重しますが、何とか考え直してほしいです」という意見にだけは素直に耳を傾けながら、まあ、実のところ、これもまた、2010年、和歌山県太地町のイルカ漁を批判的に描いた「ザ・コーヴ」がUSAアカデミー賞を受賞したときにもろに露呈した、脆弱な我が日本政府の稚拙な情報戦対応に起因していると諦めてはいるが…。
それを裏づけるのが、昨年12月31日、ニューヨーク・タイムズが、「日本はクジラの虐殺をやめよ」と題した社説を掲載。
そして、日本政府がIWC脱退を決めたことについて、「危険で愚かな動き」、「国家主義的な政治家の策略に過ぎない」と批判。
「多くの点で模範的な世界市民である日本は長年、捕鯨に関しては例外だった。IWCが1982年に採択した商業捕鯨モラトリアムに反し、「『科学的調査』を認める抜け穴を使い、何千頭ものクジラを殺し、その肉を国内市場で販売してきた。IWCは西洋文化の押しつけでなく、減少する資源を管理し、地球を保護するという世界共通の義務の表れだ。地球温暖化対策の国際枠組み『パリ協定』などからの離脱を表明したドナルド・トランプの政治手法との類似している。それは日本が見習うべき手本ではない」と非難。
それに対し、1月11日、大菅岳史外務省報道官名義で、日本の外務省が、「日本はクジラの保護に献身的だ」と反論する寄稿をニューヨーク・タイムズに掲載した内容。
まるで、サプア人のやり方のようにエモーショナルでタコ丸出し。
「ニューヨーク・タイムズの社説は重要な事実に言及していない。日本は国際法に完全に基づいて行動している。捕鯨は何世紀にもわたる日本文化の一部であり、日本の文化的遺産や産業保護への関心を軽視することは不快だ」というもの。
どうだろう?
これでは、到底頑なな一神教の国々の人々の理解など得られないのでは?
Why don't you in USA and EU mention Korean whale meals that are more active than in Japan? Is there any possibility that South Korea is behind anti-whaling Japan bashing in USA and EU(欧米は日本よりも盛んなサプアの鯨食のことはなぜ言及しないのか? もしかして欧米の反捕鯨日本バッシングの後ろにサプアがいるのでは)?
To be continued...