腐乱した大和魂-10 「ゲイ色文化」?「芸職文化」?「迎蝕文化」?「鯨食文化」?
Because you only had the choice to eat whales, don't you think you don't need to eat whales dare to eat other meat just by eating whales(クジラを食べるしか選択肢がなかったからクジラを食べただけで、これだけ他の肉が食べられるときにあえてクジラを食べる必要はないと思わないか)?
4つ目は、人類の情けなくてみっともないおバカな行動で海をマイクロチップスやプラスチックゴミやビニールゴミなどで人類に啓示を与え続けているクジラまで殺害している事実。
それは、捕鯨どころの悪影響ではすまないのでは?
2008年、カリフォルニア州北部の沿岸に、2頭のマッコウクジラが打ち上げられ死んだとか。
2頭のどちらの胃の中も、漁網、ロープ、プラスチックゴミでいっぱいで、1頭の胃は破裂し、もう1頭の胃には181kg以上のゴミが残っていて、消化不良。
その発見されたプラスチックの種類や古さから、長年にわたり2頭のクジラの胃の中にゴミが蓄積されたとか。
2010年、シアトル近郊でコククジラが打ち上げら死んだとか。
その11.3mのオスの胃からは、20枚以上のレジ袋、小さなタオル、手術用手袋、スエットパンツ、ダクトテープ、ゴルフボールが発見されたというから、何をかいわんや。
2014年5月、USAのチェサピーク湾に流れ込むエリザベス川で、体長13.7mの若いイワシクジラのメスが、上流へ向かって泳いでいて絶命。
たのだ。
プラスチックの破片を飲み込んだために胃が裂け食事ができない状態だったこと、弱ったカラダで船と衝突し脊椎を損傷していたことが判明したというから、憐れ。
その2014年に行われた調査では、全鯨種のうち56%において、ゴミの摂取が判明し、いくつかの集団では、摂取率が31%に上るケースもあったとか。
2017年2月6日、ノルウェーで救助できず死んだ体長6mのアカボウクジラの胃の中から30枚のポリ袋や包み紙やパンの袋を発見。
ベルゲン大学の専門家らは、それらが腹腔内に入って消化システムを妨害したために死亡したと発表。
しかも、最長2mを超えるポリ袋もあったというから、絶句。
2017年2月10日、ニュージーランド南島のゴールデン湾にある浜辺に、ゴンドウクジラ416頭が浜辺に乗り上げ7割ほどが死んだとか。
ともあれ、2002年~2013年の間にゴミが原因で打ち上げられたハンドウイルカは、少なくとも35匹いるとも。
どうだろう?
動物保護団体は、この現状にも戦うべきなのでは?
さて、いよいよ、東仙坊、今回のテーマの主題である鯨食について書き込みたい。
極東の海に囲まれた我が日本が、水産資源の利用を食に取り入れたのはメチャクチャ自然だったはず。
個人的には、海鼠や鮑、海栗まで食べたというのだから、アメージング。
日本最古の歌集「万葉集」にも、クジラ、すなわち、「鯨魚(いさな)とり」が12首も歌われているとか。
鯨食におそらく本格的に取り組むハメになったのが、仏教の伝来とともに、発令された676年の「肉食禁止」の詔、「牛、鳥、犬、猿、猪の五畜の肉を食うなかれ」という禁止令。
「犬は夜吠えて番犬の役に立ち、鶏は暁を告げて人々を起こし、牛は田畑を耕すのに疲れ、馬は人を乗せて旅や戦いに働き、猿は人に類似しているので食べてはならない」というもの。
そのために、クジラを含む水産資源による食文化が発展したというのは信憑性がかなりあるかも。
た、た、ただし、その「肉食禁止令」は、毎年4月から9月までの農耕期間限定。
また、農業にとって害獣だったせいか、シカやイノシシは禁止肉食に入っていない。
ということは、まだロクな捕獲道具もない時代に、超大型の動物で「勇魚(いさな)」と呼ばれるクジラを集中的に狙うのは、かなり難しかったのでは?
事実、室町時代の有名な調理本である「四条流包丁書」に、鯨肉は最高の献立と書かれているのをみると、まだまだ稀少だったのでは?
となると、やはり鯨料理が庶民に広く普及したのは、江戸時代なのでは?
実際、江戸時代の「東海道中膝栗毛」に鯨食を楽しむ様子があること、江戸時代の「鯨肉調味方」をはじめとする多くの鯨料理の記録があることが、それを証明しているのでは?
そのあたりから、「鯨一頭で七浦が潤う」と捕鯨が地域に大きな恩恵をもたらすと人気になったのでは?
そして、クジラが豊かさや幸いをもたらす恵比寿のようになったのでは?
大阪府の「ハリハリ鍋」、千葉県和田の「タレ」、「くじら刺身」は赤肉。
北海道網走の「鯨汁」、本州西部の「コロ」は脂皮。
「おばけ(さらし鯨)」は塩蔵のヒレ。
北九州の「百尋」は小腸。
和歌山県太地の「エンバ」は歯茎、「袋わた」は肺。
佐賀県の「松浦漬け」は軟骨。
どうだろう?
創意工夫ができる日本人らしく、クジラを頭から尻尾、皮から内臓まで丸ごとすべて完全に利用していたことは事実では?
東仙坊、最も感銘を受けたのは、日本の伝統芸能である「文楽」の主役である人形の目玉を動かしたり、口を開けたりするための仕かけのバネとして使われているのが、セミクジラのヒゲの弾性だということ。
A whale with high intelligence always would give important revelations to stupid human beings(知性の高いクジラは、いつもバカな人類に大切な啓示を与えてくれる)!
To be continued...