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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

腐乱した大和魂-12 消えゆくサプアへのファイナル弔辞!?

I would like to believe that the Japanese government didn't give a good excuse to the Korean semiconductor business, which had already collapsed, by reviewing export controls(日本政府は、輸出管理の見直しをして、すでに崩壊しかけていたサプアの半導体事業に格好の言い訳を与えたのではないと信じたい)!

サプアが自分たちの意のままに操れる機関だと思い込んだうえ、いつも自分たちの強力な後ろ盾と勝手に決めつけている国連…。
まあ、典型的な詐欺師どもが、重厚な肩書きや派手な立場をほしがるのと一緒。
そう言えば、ヤツらの自慢のタネの1つである国連事務総長の座も我が国が譲って上げたことなど全く知るはずもナシ。
ともあれ、前回書き込んだように、国連が、「企業と人権履行原則」を制定し、サムスンのように世界各地で部品を調達し製品を生産し、これを再び各国に輸出するグローバル企業に一次元高い人権経営の責務を要求するようになったとか。
この原則、グローバル企業のグローバル・サプライチェーンで起きている人権および労働権の侵害有無を把握し、これを予防しなければならない包括的義務が各企業にあると規定したためとも。
では、なぜ国連がそんな規定を作ったのか?
そのキッカケは、2016年、世界最大の労組連合体である「国際労総(?)」が、労組破壊、低賃金労働、高い労働強度などについてグローバル企業の責任を問う「End Corporate Greed(企業の貪欲を止めろ)」キャンペーンを開始したこと。
そして、その最初の対象企業が、サムスンだったというのである。
しかも、「サムスン:現代的技術、中世の労働条件」なる報告書で、サムスン・中国工場の長時間労働、サムスン・ベトナム工場の労働安全、インドネシア・サムソンで起きた労組破壊、インド・サムソンの無分別な見習工活用などに関する論議を紹介。
そのうえで、「サムスンの無労組政策はアジア全体の電子産業に影響を及ぼしている」と結論したためである。
実は、それだけじゃない。
2017年、非政府機構「SOMO(多国籍企業調査センター)」は、EUの電子産業監視市民団体「グッドエレクトロ」とブラジル労働団体「リポーターブラジル」ともに作成した「ブラジルに進出した外国系電子企業の労働条件」なる報告書を通じ、サムスン・ブラジル工場の長時間労働と人権侵害問題を告発。
それによると、SOMOは、2012年、「フレックス症候群」なる報告書で、すでにサムスン・ハンガリー・ヤースフェーニャサル工場の労働条件を批判していたというのだから、ハンパじゃない。
シャラン・バロウ「国際労総」事務総長は、「サムスンのように全世界的サプライチェーンを持つ巨大企業は、今まで各国の労働者を使い捨て消耗品と考えてきた。これは、これらの企業を管理・監督すべき各国の法制度が『グローバル・スタンダード』に合わないために起きたことだが、もう状況は変わっている点に注目しなければならない」と主張しているとか。
また、昨年、ブラジル労働検察は、サムスンを相手として2億5千万レアル(約1210億ウォン)を精神的被害補償金として請求する訴訟を起こしているとか。
何でも、アマゾン・マナウス自由貿易地帯に位置するサムスン工場の労働者たちが、あまりにも速過ぎて反復的な生産組み立てラインで、非人間的労働環境をさせられ、筋骨格系疾患などに見舞われているというのである。
その信じ難いほど劣悪な労働環境には、東仙坊、目を丸くするだけ。
①休日ナシに1ヵ月27日間連続勤務が基本。
②だいたい1日15時間勤務。
③出勤し5分間の体操をした後は、午前と午後に10分ずつの2回の休憩以外は働きづめ。
④生産ラインのテーブルはとても高いのにちょっと座るイスもナシ。
⑤6秒ごとに、携帯電話、バッテリー、充電器、イアホーン、使用説明書などを包装。
32秒ごとに1台ずつ携帯電話を組み立て、4.8秒ごとに新しいブラウン管、2分以内でエアコンを組み立て。
1日中、このような作業が6800回まで繰り返されるとか。
ともあれ、ブラジル労働検察は、「サムスンの労働者たちは他の会社よりも病休がケタはずれに多いことが明らかになった」と告発する。
実際、昨年、サムソンの全労働者5600人の36%である2018人が、腰痛、炎症、筋骨格系疾病のせいで最長15日まで休暇を提出しているとか。
その結果、「生産ラインが変わらなければ5年以内に労働者の20%が筋骨格系疾患にかかるだろう」とも指摘。
また、ブラジル労働検察は、臨時契約職の雇用も問題視。
「ブラジル労働法」では、雇用の安定性を保障するために、予想もできない必要が突然に発生するなどの例外的な状況のときにのみ契約職の雇用を許容しているのだが、サムスンは意図的に契約職を核心的生産活動に長期間雇用して、マナウス工場の契約職労働者はケタ違いに多いのだとか。
それゆえ、ブラジル労働検察は、「契約職労働者が多い状況にあって誰かが劣悪な労働環境を指摘したら、どんなことが発生するだろうか? 会社は労働環境を改善しようとする努力なしに、その人を解雇してしまうだろう。それが簡単だし、費用がかからないから」とサムソンを痛烈批判。
というのも、ブラジル労働検察が、サムスンの工場を調査して起訴したのは今回が初めてではないというのである。
事実、2011年、サムスンは、劣悪な労働環境がゆえに、50万レアル(約3億3千万ウォン)の合意金を支払っているのである。
そのとき、サムスン工場を調査したブラジル労働検察監視官が証言している。
「全世界のすべての工場は同じだ。国内で生産ラインを管理していた人々が海外の現地に出ているからだ。タイ焼きを吐き出すように運営する(?)。いわんや、ゴミの位置まで全く同じだ」。
どうだろう?
サムソンは、間違いなく金儲け一筋の超ブラック企業と言えるのでは?

Did you know that a large Korean company has long been regarded as a black company in the world(サプアの大企業は、とっくに世界でブラック企業とみなされている)?

To be continued...



















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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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