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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

腐乱した大和魂-12 消えゆくサプアへのファイナル弔辞!?

Secondly the work environment of Samsung the largest global company in Korea with humanity must be extremely inhumane(二言目には人道を掲げるサプアの最大のグローバル企業であるサムソンの労働環境は、極めて非人道的)!

ブラジルのサムソンの劣悪な労働環境は、前回取り上げたマナウスサムスン工場だけではない。
ブラジル南部の都市サンパウロから100㎞離れたカムピナス工場でも、ほとんど同じ劣悪さというから、ビックリ。
そこで働くある女性労働者、「管理者たちが、生産量を達成できなければ『ほかにも工場で働きたがっている人はいっぱいいる』というふうに話す。それで1日に10時間ずつ立ち、休む時間もなしに携帯電話を組み立て、イヌのように仕事をした」と証言。
別の労働者、「1時間の割り当て量が80個である携帯電話を90~100個まで組み立てながら、ほとんど鬱病にかかるレベル」とAFPとのインタビューに応えると、翌日、解雇されてしまったというから、ますますビックリ。
それに対し、サムスンは、「インタビューした事実は知らなかった。その職員が勤務地を離脱したから解雇しただけ」とヌケヌケ。
そこで働く30代の女性労働者の証言。
「工場で働いている間に左腕がマヒし、頭も曲げられないほどになった。長時間、下を向きっぱなしで仕事をさせられるので腕や首を動かすことができなくなった。そのせいで、首の手術を受けなければならなくなった」
それに関し、ブラジル労働検察は、「サムスンの労働によるカラダへの負担はかなりのもので、筋骨格系疾患や鬱病を誘発したものと見られる」と判断。
それに対して、サムスンは、「社規に違反したり、取っ組み合い中に負傷した労働者たちであって、労働環境の問題とは何の関係もない」とこれまたヌケヌケ。
サムソンの過酷な労働環境への糾弾はまだまだいっぱい。
2月、フランスの3つの市民団体が、「サムスンは倫理的な企業であるかのように広告しながら、消費者を欺いている」として訴訟を提起。
何でも、「サムスンは全世界の事業場の労働者たちのために健康と安全、福祉、環境を最優先的に保障すると広告したけれども、中国工場の劣悪な労働環境が明らかになり、虚偽であることが明らかになった」とか。
フランスの市民団体セルファのソフィア・ラフダル事務総長は、「検察が予備調査を警察に委ねた。出足はいい」と言っているとか。
もっとも興味深い指摘が、これ。
サムスンは、2001年、中国・天津に、中国市場に直接アプローチでき、それ以上に安い人件費を獲得するために、携帯電話工場を新設。
その天津工場、年間1億台以上の生産能力を備えていて、2010年代初中盤までサムスンの最大生産基地
2012年、劣悪な労働条件問題に、人件費負担の上昇が加わり、急速に稼働力が下落。
そ、そ、そんなとき、USAのNGO「China Labor Watch(チャイナ・レーバー・ウォッチ:中国労働監視)」が、「中国内のサムスン調査」という報告書を発表。
そして、中国のサムスン直営の6工場、サプライヤーの2工場の労働実態を告発。
①ほぼ全工場で、11~12時間立ったままの作業と肉体的に厳しい労働環境で、半年以上も月100時間を超える残業が続き、休日は1日だけ。
②繁忙期には、1月間の残業時間が186時間に達するケースも。
それなのに、残業代を一部支払わない工場も。
③作業の研修は行われず、給料が低く抑えられ、始業20分前集合で行われる朝礼は賃金に含まれない。
④ほとんどの工場で契約上の不備が見られるだけでなく、契約書すら交わさない事例がたくさん。
逆に、本人には不利な契約となるのを承知で人材ブローカーから斡旋を受けるケースも。
また、採用時に最大800元(約1万円)の「就労手数料」を払わせることも。
⑤未成年の採用では、少なくとも3工場が特段の配慮や保護制度を設けずに一般の工員と同じ作業にあたらせとか。
そして、その中の1つは年齢規定の違反が発覚するのを恐れて社員証を偽造して持たせていたとか。
また、未成年でも、しばしば11時間の夜勤労働をさせられ、1時間に700個のスマートフォンの部品を組み立てさせられ、その時間外勤務で時給がたった7.5元(1.2ドル)と成人労働者の半分以下だったとか。
それで、ある未成年少女工員の証言がある。
何でも、彼女が誤って階段から転落してケガをすると、工場側は彼女を病院に連れて行かず、それどころかケガを理由に仕事を休むことさえ許可しなかったとか。
そして、彼女が6日間休むと、その分は賃金から差し引かれたとか。
そうしていたら、彼女は突然理由もなく解雇され、住んでいた社員寮を追い出されてしまったとか。
「近々当局の査察が入る予定で、もし不法な児童就労が明るみに出ると、工場は高額な罰金を課される。それを恐れて偽造社員証を持たされている私をクビにしたのではないか」と涙ながらに告白したとか。
ついでに、4年制大学を出た技術者の証言。
「朝8時から午後5時までが通常の勤務時間だけれども、早ければ夕方7時に退勤するが、遅いと夜10~11時に終わる。それでも、携帯電話のケースを生産している女工たちの1日12時間ずつの交代制労働よりはまだマシ」
ケビン・スレーデンCLW幹事は、「ブラジルと中国のサムスン労働者たちの苦痛は同じだ。1日に12時間立って働き、さまざまな筋骨格系疾患に病んでいる。せめて労働の疲労から回復する休息時間を保障すべきで、人体工学的研究の結果にそって労働者は50分働き10分間を休むようにさせる必要がある」とサムソンに請求しているとか。

Could a lie-full comfort woman image be used as an image of a young female worker in Samsung(ウソだらけの慰安婦像は、サムソンの未成年女子工員像として利用できるのでは)?

To be continued...















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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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