恒久不変な日本砂漠-34 「日和見主義者(?)」と「ヒアリ見主義者」に自らなるべきとき!?
I am very convinced that a red imported fire ant is a member of the wasp(ヒアリがスズメバチの仲間だと知って凄く納得)!
東仙坊、シニカルなパラドックスとして、これだけ世間に「日和見主義者」がたくさんいるのだから、いっそのこと、自ら進んで本来の「日和見」になればいいのでは?と書き込んでいて、そ、そ、そうだ、そんなことより、真剣に「ヒアリ見主義者」にならなければヤバいのでは?と痛感し始めた。
「ヒアリ(red imported fire ant:火蟻)」、マダニ同様、節足動物。
ただし、こちらは、昆虫/ハチ目(膜翅目)/ハチ亜目(細腰亜目)/スズメバチ上科。
そう、スズメバチ上科というのが、ミソ。
何しろ、この南米大陸原産の「ヒアリ」、世界の侵略的外来種ワースト100選定種で特定外来生物指定という恐ろしき強者。
そして、アルカロイド系の毒と強力な針を持ち、「殺人アリ」とも呼ばれているというから、ハンパじゃない。
それから、アルカロイド系の毒以外に、約46種類のタンパク質を含み、それがアナフィラキシーショックを起こさせるというから、まさにアサシン。
また、草むらなど比較的開けた環境を好み、エサの収集は気温22℃~36℃の間に行い、季節により昼夜を選ぶとか。
そして、体長2.5~6mmのツヤツヤした赤茶色の働きアリは、情報化学物質とフェロモンによって、防衛、餌取り、召集などのコミュニケーションを取るとも。
ちなみに、寿命は、女王アリが数年、働きアリは数ヵ月で、暖かい季節に結婚飛行が行い、新しい巣を創るとか。
東仙坊、個人的に衝撃を受けたのが、洪水の際に、自分たち自身が「イカダ」になって逃げ延びるシーン。
実は、もっとクレバーな行動として、巣内の仲間が死んだときその死骸を巣の外に捨て感染症などを防ぐというから、ちょっとビックリしないか?
エサは、雑食で、花蜜、樹液、種子から、昆虫、トカゲなどまで、何でもありとか。
もっとも、捕食者ではなく腐肉食者で、固形食料より液体食料を好み、糖分が多いものよりアミノ酸が多いものを好むとか。
えっ、「ヒアリ」には天敵がいるだろうって?
もちろん、刺されたら、救急車で病院に行って、すぐ点滴!!! なんちゃって、いるいる「ノミバエ(scuttle fly)」。
頭部は小さく強く隆起した胸部の前下方に位置し、腹部は短く、黄色から黒色のものまでがいるノミのように丸っこい、体長0.5~6mmの小さくて、すばしっこくて、うっとうしくて、平気で人に寄ってくる、小バエ。
そう、残飯や野菜クズなどの生ゴミ、腐敗した植物、虫の死骸などに群がる退治しにくい、小バエ。
他にも、クモ類、トンボ、エントツアマツバメ、オウサマタイランチョウ、アルマジロなど。
ともあれ、「ヒアリ」に刺されると、ヤケドしたような激しい痛み、目まい、頭痛、胸痛、吐き気、重度の発汗、低血圧、呼吸喪失、ロレツが回らなくなるなどするとか。
えっ、そんな「ヒアリ」が、どうして日本に入ってきたのか?って?
南米からヒラリと飛んできたワケではない。
繁殖力がメチャクチャ強い「ヒアリ」、このグローバル化の時代らしく貨物に紛れ込んで、北米、オーストラリア、アジアへと生息域を拡大してきたというのである。
そもそも、1956年、テキサス州に「ヒアリ」が侵入した際に、その生育域拡大を防げなかったために、USAでは、現在では、その駆除を含む対策費用が年間1兆円以上だというのだから、いかに初動駆除が大切かは歴然なのでは?
何しろ、毎年100人以上が死亡させられるだけでなく、在来の昆虫の生態系に影響を与え、地上に営巣する鳥類にも甚大な被害を与え、農作物を食い荒らし、作物を枯らすアブラムシを激増させ、建物や道を倒壊させたり陥没させたり、通信ケーブルや電気設備を破壊し、毎年6000億円以上の被害を与えているというのである。
2004年、そんな「ヒアリ」が、香港、台湾、中国に侵入。
そして、ついにそれらの地域からの輸入の多い日本に、2017年、お待ちどおサマ!!!と中国から、兵庫県尼崎市に、コンテナで約500匹以上の「ヒアリ」が送られてきたのである。
You should seriously learn from New Zealand to eradicate the red imported fire ant(ヒアリの根絶のために、真摯にニュージーランドに学ぶべき)!
To be continued...
東仙坊、シニカルなパラドックスとして、これだけ世間に「日和見主義者」がたくさんいるのだから、いっそのこと、自ら進んで本来の「日和見」になればいいのでは?と書き込んでいて、そ、そ、そうだ、そんなことより、真剣に「ヒアリ見主義者」にならなければヤバいのでは?と痛感し始めた。
「ヒアリ(red imported fire ant:火蟻)」、マダニ同様、節足動物。
ただし、こちらは、昆虫/ハチ目(膜翅目)/ハチ亜目(細腰亜目)/スズメバチ上科。
そう、スズメバチ上科というのが、ミソ。
何しろ、この南米大陸原産の「ヒアリ」、世界の侵略的外来種ワースト100選定種で特定外来生物指定という恐ろしき強者。
そして、アルカロイド系の毒と強力な針を持ち、「殺人アリ」とも呼ばれているというから、ハンパじゃない。
それから、アルカロイド系の毒以外に、約46種類のタンパク質を含み、それがアナフィラキシーショックを起こさせるというから、まさにアサシン。
また、草むらなど比較的開けた環境を好み、エサの収集は気温22℃~36℃の間に行い、季節により昼夜を選ぶとか。
そして、体長2.5~6mmのツヤツヤした赤茶色の働きアリは、情報化学物質とフェロモンによって、防衛、餌取り、召集などのコミュニケーションを取るとも。
ちなみに、寿命は、女王アリが数年、働きアリは数ヵ月で、暖かい季節に結婚飛行が行い、新しい巣を創るとか。
東仙坊、個人的に衝撃を受けたのが、洪水の際に、自分たち自身が「イカダ」になって逃げ延びるシーン。
実は、もっとクレバーな行動として、巣内の仲間が死んだときその死骸を巣の外に捨て感染症などを防ぐというから、ちょっとビックリしないか?
エサは、雑食で、花蜜、樹液、種子から、昆虫、トカゲなどまで、何でもありとか。
もっとも、捕食者ではなく腐肉食者で、固形食料より液体食料を好み、糖分が多いものよりアミノ酸が多いものを好むとか。
えっ、「ヒアリ」には天敵がいるだろうって?
もちろん、刺されたら、救急車で病院に行って、すぐ点滴!!! なんちゃって、いるいる「ノミバエ(scuttle fly)」。
頭部は小さく強く隆起した胸部の前下方に位置し、腹部は短く、黄色から黒色のものまでがいるノミのように丸っこい、体長0.5~6mmの小さくて、すばしっこくて、うっとうしくて、平気で人に寄ってくる、小バエ。
そう、残飯や野菜クズなどの生ゴミ、腐敗した植物、虫の死骸などに群がる退治しにくい、小バエ。
他にも、クモ類、トンボ、エントツアマツバメ、オウサマタイランチョウ、アルマジロなど。
ともあれ、「ヒアリ」に刺されると、ヤケドしたような激しい痛み、目まい、頭痛、胸痛、吐き気、重度の発汗、低血圧、呼吸喪失、ロレツが回らなくなるなどするとか。
えっ、そんな「ヒアリ」が、どうして日本に入ってきたのか?って?
南米からヒラリと飛んできたワケではない。
繁殖力がメチャクチャ強い「ヒアリ」、このグローバル化の時代らしく貨物に紛れ込んで、北米、オーストラリア、アジアへと生息域を拡大してきたというのである。
そもそも、1956年、テキサス州に「ヒアリ」が侵入した際に、その生育域拡大を防げなかったために、USAでは、現在では、その駆除を含む対策費用が年間1兆円以上だというのだから、いかに初動駆除が大切かは歴然なのでは?
何しろ、毎年100人以上が死亡させられるだけでなく、在来の昆虫の生態系に影響を与え、地上に営巣する鳥類にも甚大な被害を与え、農作物を食い荒らし、作物を枯らすアブラムシを激増させ、建物や道を倒壊させたり陥没させたり、通信ケーブルや電気設備を破壊し、毎年6000億円以上の被害を与えているというのである。
2004年、そんな「ヒアリ」が、香港、台湾、中国に侵入。
そして、ついにそれらの地域からの輸入の多い日本に、2017年、お待ちどおサマ!!!と中国から、兵庫県尼崎市に、コンテナで約500匹以上の「ヒアリ」が送られてきたのである。
You should seriously learn from New Zealand to eradicate the red imported fire ant(ヒアリの根絶のために、真摯にニュージーランドに学ぶべき)!
To be continued...