恒久不変な日本砂漠-34 「日和見主義者(?)」と「ヒアリ見主義者」に自らなるべきとき!?
Like an intelligent Japanese, you should be familiar with what kind of ants are before you become obsessed with “red imported fire ant”(聡明な日本人らしく「ヒアリ」にヒヤリとする前に、「ヒアリ」がどんなアリなのかを熟知しておくべき)!
我が国の省庁には、ご存知の通り、「日和見主義者」がいっぱい。
当然のごとく、今まで経験のない「ヒアリ」の来襲に、「たかがアリ」とばかりに、「環境省」、「国土交通省」、「経済産業省」などが積極的に関わることナシ。
もちろん、それは地方自治体においては、さらに顕著。
このようなエイリアンのごとき正体半不明(?)な極小動物の来襲は、初期の完全駆除が大切なのに、どこまでもお役所仕事。
そのせいで、2017年5月、中国・広東省広州市から神戸港へ貨物船で運ばれたコンテナの中から初めて発見されてから、2017年7月、横浜港・本牧埠頭のコンテナヤード内のアスファルトの割れ目から700匹以上が発見されるまでに、6都府県で8回も発見されることになったとか。
しかも、このうち2件が、内陸部(愛知県春日井市/茨城県常陸太田市)。
そ、そ、そうしたら、2017年7月27日、福岡県福岡市博多区の会社敷地内で、中国から博多港に陸揚げされたコンテナの荷物を運び出していた作業員が「ヒアリ」に腕を刺されて軽傷を負うという、日本国内で初めて人的被害が出て、ヒヤリ。
昨年6月、大阪南港に陸揚げされたコンテナから2000匹以上の「ヒアリ」が発見され、作業員男性2名が刺されたが、これまた運よく軽傷。
何しろ、「ヒアリ」の女王アリの寿命は6~7年で、産卵能力がメチャクチャ高く、1時間で平均80個ほど卵を産め、生涯で産む卵の数が200~300万個というのだから、ビックリ仰天。
そ、そ、そうしたら、10月21日、環境省が、2019年東京港の青海埠頭において、舗装の割れ目に作った巣から、働きアリ750個体以上、羽を持つ女王アリ50個体、幼虫10個体を確認したというから、オーマイゴッド。
すると、2017年初めて国内で確認されて以降、現在までで、14都道府県で45事例が報告されているというのだから、すでに繁殖可能な女王アリが広範囲に飛び散ったと考えるのが、自然。
おそらく、最近の数多くの台風などがそれに拍車を拍車をかけたに違いない。
どうあれ、これまでは一般の人が立ち入らない港湾施設などに限られ、市民が刺される被害も出ていなかったが、本格的に我々国民一人一人が「ヒアリ見主義者」になるしか、防げないご様子。
環境省が、輸入貨物が集まる全国の65港湾を定期的に調査し、発見するたびに駆除しているようでは、拡散を防げないのでは?
周辺の公園、商業施設、居住地域などに移動しているかもしれないのでは?
どちらにしても、世界唯一「ヒアリ」を根絶できたニュージーランドに真摯に対策を学ぶべきなのでは?
それにしても、強力な有機塩素系のDDTやBHC(ベンゼンヘキサクロリド)、臭化メチル(ブロモメタン)などの殺虫剤を環境破壊物質として使用できないところが、かなり厄介なのでは?
そのうえ、コンテナ内をクロルピクリン、ヨウ化メチル、リン化水素などで薬剤燻蒸駆除しているだけでは、もう?間に合わないのでは?
特に、女王アリに効果的なのが、電子機器に対し重大な影響を与えないギ酸エチルによる燻蒸だとか。
もっとも、それだとフルーツなどには悪影響や残留毒が生じるとも。
そうなると、薬剤ではなく、パルス放電やイオンビームなどが有効なのかも?
どちらにしても、自分で「ヒアリ見主義者」になって、赤くて見たことのないやや大きめの背中に2つのコブのあるアリに細心の注意を払うべきなのでは?
そ、そ、そうしたら、さすが我が日本、ワサビなどの辛み成分「アリルイソチオシアネート」に「ヒアリ」への忌避効果を確認したというから、期待できるのでは?
ところが、我が国への極小節足動物の来襲は、これだけではない。
USA南部、中央アメリカ、南アメリカ北部、カリブ諸島を原産地とする、「ヒアリ」よりもそのカタチが不気味な「アカカミアリ」なる毒性を持つ特定外来生物が、小笠原諸島の硫黄島、沖縄島・伊江島の在日USA軍施設周辺に定着しているとか。
そう、どうやら、在日USA軍の輸送物資に混入して来日した模様とも。
そして、なんと、それが、2017年、2018年、東京港や神戸港でも発見されたというから、衝撃的では?
その働きアリの体長は3~5mmで、頭盾前縁の歯2本がメチャクチャ特徴的。
ただ、毒が、「ヒアリ」ほど強くないということだけが、ちょっと救いかも。
それにしても、セアカゴケグモ、クロゴケグモ、ハイイロゴケグモ、マダニ、ヒアリ、アカカミアリ…。
極小生物の反乱的来襲は、まるで台風と同じように次から次では?
Don't you think it is truly symbolic that Japan, a small island country in the Far East, is being abused by small exotic creatures in the wave of globalization(この極東の小さな島国である我が国が、グローバリゼーションの波の中で、小さな外来生物に虐げられてゆくのは、実に象徴的だと思わないか)?
我が国の省庁には、ご存知の通り、「日和見主義者」がいっぱい。
当然のごとく、今まで経験のない「ヒアリ」の来襲に、「たかがアリ」とばかりに、「環境省」、「国土交通省」、「経済産業省」などが積極的に関わることナシ。
もちろん、それは地方自治体においては、さらに顕著。
このようなエイリアンのごとき正体半不明(?)な極小動物の来襲は、初期の完全駆除が大切なのに、どこまでもお役所仕事。
そのせいで、2017年5月、中国・広東省広州市から神戸港へ貨物船で運ばれたコンテナの中から初めて発見されてから、2017年7月、横浜港・本牧埠頭のコンテナヤード内のアスファルトの割れ目から700匹以上が発見されるまでに、6都府県で8回も発見されることになったとか。
しかも、このうち2件が、内陸部(愛知県春日井市/茨城県常陸太田市)。
そ、そ、そうしたら、2017年7月27日、福岡県福岡市博多区の会社敷地内で、中国から博多港に陸揚げされたコンテナの荷物を運び出していた作業員が「ヒアリ」に腕を刺されて軽傷を負うという、日本国内で初めて人的被害が出て、ヒヤリ。
昨年6月、大阪南港に陸揚げされたコンテナから2000匹以上の「ヒアリ」が発見され、作業員男性2名が刺されたが、これまた運よく軽傷。
何しろ、「ヒアリ」の女王アリの寿命は6~7年で、産卵能力がメチャクチャ高く、1時間で平均80個ほど卵を産め、生涯で産む卵の数が200~300万個というのだから、ビックリ仰天。
そ、そ、そうしたら、10月21日、環境省が、2019年東京港の青海埠頭において、舗装の割れ目に作った巣から、働きアリ750個体以上、羽を持つ女王アリ50個体、幼虫10個体を確認したというから、オーマイゴッド。
すると、2017年初めて国内で確認されて以降、現在までで、14都道府県で45事例が報告されているというのだから、すでに繁殖可能な女王アリが広範囲に飛び散ったと考えるのが、自然。
おそらく、最近の数多くの台風などがそれに拍車を拍車をかけたに違いない。
どうあれ、これまでは一般の人が立ち入らない港湾施設などに限られ、市民が刺される被害も出ていなかったが、本格的に我々国民一人一人が「ヒアリ見主義者」になるしか、防げないご様子。
環境省が、輸入貨物が集まる全国の65港湾を定期的に調査し、発見するたびに駆除しているようでは、拡散を防げないのでは?
周辺の公園、商業施設、居住地域などに移動しているかもしれないのでは?
どちらにしても、世界唯一「ヒアリ」を根絶できたニュージーランドに真摯に対策を学ぶべきなのでは?
それにしても、強力な有機塩素系のDDTやBHC(ベンゼンヘキサクロリド)、臭化メチル(ブロモメタン)などの殺虫剤を環境破壊物質として使用できないところが、かなり厄介なのでは?
そのうえ、コンテナ内をクロルピクリン、ヨウ化メチル、リン化水素などで薬剤燻蒸駆除しているだけでは、もう?間に合わないのでは?
特に、女王アリに効果的なのが、電子機器に対し重大な影響を与えないギ酸エチルによる燻蒸だとか。
もっとも、それだとフルーツなどには悪影響や残留毒が生じるとも。
そうなると、薬剤ではなく、パルス放電やイオンビームなどが有効なのかも?
どちらにしても、自分で「ヒアリ見主義者」になって、赤くて見たことのないやや大きめの背中に2つのコブのあるアリに細心の注意を払うべきなのでは?
そ、そ、そうしたら、さすが我が日本、ワサビなどの辛み成分「アリルイソチオシアネート」に「ヒアリ」への忌避効果を確認したというから、期待できるのでは?
ところが、我が国への極小節足動物の来襲は、これだけではない。
USA南部、中央アメリカ、南アメリカ北部、カリブ諸島を原産地とする、「ヒアリ」よりもそのカタチが不気味な「アカカミアリ」なる毒性を持つ特定外来生物が、小笠原諸島の硫黄島、沖縄島・伊江島の在日USA軍施設周辺に定着しているとか。
そう、どうやら、在日USA軍の輸送物資に混入して来日した模様とも。
そして、なんと、それが、2017年、2018年、東京港や神戸港でも発見されたというから、衝撃的では?
その働きアリの体長は3~5mmで、頭盾前縁の歯2本がメチャクチャ特徴的。
ただ、毒が、「ヒアリ」ほど強くないということだけが、ちょっと救いかも。
それにしても、セアカゴケグモ、クロゴケグモ、ハイイロゴケグモ、マダニ、ヒアリ、アカカミアリ…。
極小生物の反乱的来襲は、まるで台風と同じように次から次では?
Don't you think it is truly symbolic that Japan, a small island country in the Far East, is being abused by small exotic creatures in the wave of globalization(この極東の小さな島国である我が国が、グローバリゼーションの波の中で、小さな外来生物に虐げられてゆくのは、実に象徴的だと思わないか)?