恒久不変な日本砂漠-46 本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?
The reason that the number of PCR tests in Japan doesn't increase must be because NIID, which is incomparable to the private sector, refuses to do so(我が国のPCR検査数が増えないのは、民間に敵わない「NIID」がそれを拒んでいるからに他ならない)!
●厚生労働省、「NIID(国立感染症研究所)」、「新型コロナウィルス感染症対策専門家会議」が、ここまで朽ちてしまっている理由。
厚生労働省や「NIID」の打診に、いろいろな意味で表立って不明不満など冗談でも言えない立場の民間検査会社、国難ということからの道義的な責任で、シブシブ、「NIID」のプロトコルによる「自家調整の遺伝子検査」、いわゆる「PSR検査」のためにかなりの調整をするハメになったことは、確実。
それはそうである。
「自家調整の遺伝子検査」は臨床向けに開発されていたが、実際のところ、「NIID」が、マル秘に近い「NIID」研究用試薬の提供を出し惜しんだから。
それに尽きるのでは?
事実、2月12日、業界で初めて我が国の日本三大臨床検査センターの1つ株式会社「エスアールエル」が、新型コロナウイルスの遺伝子検査を受託すると発表。
すると、翌2月13日、「NIID」が、「新型コロナウイルスの遺伝子検査に『ある研究用試薬』を使えるようにマニュアルを変更」と発表。
実は、ここが、我が国のPSR検査が遅々として進まなかった最大の理由。
それを明快にするために、先に我が国の民間検査会社の実態を検証しておきたい。
改めて言うまでもないが、民間企業である以上、簡単に言えば、売り上げが上がらず儲からなければ、潰れるのが、この世の定め。
ましてや、人の命と直接関わる医療判断のための検査を受託する質と精度が問われる仕事。
テクニックに劣ったり、不正確では、話にならないのは、当然。
それで、東仙坊、ほんの少しチェックしてみただけで、正直、ビックリ仰天。
な、な、なんと臨床検査に関する法律で定められた施設基準や検査体制を満たし、各都道府県知事に登録を認められた民間検査会社が、約100社。
そして、それぞれに、全国に約900近くのラボを展開しているというのである。
その大手3社が、すでに書き込んだ株式会社「エスアールエル」、株式会社「ビー・エム・エル(BML)」、株式会社「LSIメディエンス」。
ちなみに、1970年設立の株式会社「エスアールエル」は、「みらかホールディングス株式会社」の傘下で、資本金約110億円、従業員約2500人、売上高約1千億円。
1955年設立の株式会社「ビー・エム・エル(BML)」は、資本金約60億円、従業員約4000人、売上高約1千億円。
2014年設立の株式会社「LSIメディエンス」、三菱ケミカルホールディングス系列生命科学インスティテュートの子会社で、資本金約30億円、従業員約3500人、売上高約900億円。
ついでに、1973年設立の株式会社ファルコバイオシステムズ、資本金約1億円、従業員約900人、売上高約238億円。1955年設立の株式会社保健科学研究所、資本金約1億円、従業員約2000人、売上高約220億円。1957年設立の株式会社江東微生物研究所、資本金約5千万円、従業員約1000人、売上高約150億円。
どうだろう?
これだけ世界中でM&Aやインテグレーション活発化の中で、見事に成功している我が国の民間臨床検査センター企業たちと言えるのでは?
それだけじゃない。
毎日10~20万件以上の検査を全国の医療機関から受託している民間企業がたくさんあるというのでは?
どうだろう?
これらの確固たる社会的信用を獲得している民間臨床検査センター企業たちが、国難に際し、それこそ利害を無視し、なぜ我が国の政府の要請に積極的に協力しようとしなかったのか?
凄く変だと思わないか?
事実、厚生労働省や「NIID」は、これらのかなりエクセレントでケイパブルな民間臨床検査センター企業に検査を任せられない理由を次のように言っているのである。
「遺伝子検査の質を担保できるか?」
「自家調整遺伝子検査に従えるか???」
「検体からRNAを抽出する工程など施設間差が結果に影響する(?)」
「RNAをうまく抽出できないと結果は偽陰性になる」
「大量の臨床サンプルを処理することに慣れていない(???)」
「小さな病院では設備の状況などから検査の実施が難しい」
「検体のロジェスティックスが作れない(?)」
一方、受託した民間臨床検査センター企業のいくつかは、次のように答えているのである。
「『NIID』が確立した自家調整の遺伝子検査をやろうにも、試薬の調達が難しかった」
決定的なのが、これ。
「新型コロナウィルスのPCR検査は、厚生労働省および『NIID』のみから受託するもの、医療機関からの受託は行わない」と誓約させられているというのである。
どうだろう?
明らかに、厚生労働省や「NIID」が、医療機関から直接検体を受託することを規制していたと言えるのでは?
If the clinical laboratory is so inaccurate, as the stupid bureaucrats of the Ministry of Health, Labor and Welfare say, is it crushed long ago(民間臨床検査センターが、厚生労働省のおバカ官僚どもが言っているように、そんなに精度が悪いのなら、とっくに潰れているのでは)?
To be continued...
●厚生労働省、「NIID(国立感染症研究所)」、「新型コロナウィルス感染症対策専門家会議」が、ここまで朽ちてしまっている理由。
厚生労働省や「NIID」の打診に、いろいろな意味で表立って不明不満など冗談でも言えない立場の民間検査会社、国難ということからの道義的な責任で、シブシブ、「NIID」のプロトコルによる「自家調整の遺伝子検査」、いわゆる「PSR検査」のためにかなりの調整をするハメになったことは、確実。
それはそうである。
「自家調整の遺伝子検査」は臨床向けに開発されていたが、実際のところ、「NIID」が、マル秘に近い「NIID」研究用試薬の提供を出し惜しんだから。
それに尽きるのでは?
事実、2月12日、業界で初めて我が国の日本三大臨床検査センターの1つ株式会社「エスアールエル」が、新型コロナウイルスの遺伝子検査を受託すると発表。
すると、翌2月13日、「NIID」が、「新型コロナウイルスの遺伝子検査に『ある研究用試薬』を使えるようにマニュアルを変更」と発表。
実は、ここが、我が国のPSR検査が遅々として進まなかった最大の理由。
それを明快にするために、先に我が国の民間検査会社の実態を検証しておきたい。
改めて言うまでもないが、民間企業である以上、簡単に言えば、売り上げが上がらず儲からなければ、潰れるのが、この世の定め。
ましてや、人の命と直接関わる医療判断のための検査を受託する質と精度が問われる仕事。
テクニックに劣ったり、不正確では、話にならないのは、当然。
それで、東仙坊、ほんの少しチェックしてみただけで、正直、ビックリ仰天。
な、な、なんと臨床検査に関する法律で定められた施設基準や検査体制を満たし、各都道府県知事に登録を認められた民間検査会社が、約100社。
そして、それぞれに、全国に約900近くのラボを展開しているというのである。
その大手3社が、すでに書き込んだ株式会社「エスアールエル」、株式会社「ビー・エム・エル(BML)」、株式会社「LSIメディエンス」。
ちなみに、1970年設立の株式会社「エスアールエル」は、「みらかホールディングス株式会社」の傘下で、資本金約110億円、従業員約2500人、売上高約1千億円。
1955年設立の株式会社「ビー・エム・エル(BML)」は、資本金約60億円、従業員約4000人、売上高約1千億円。
2014年設立の株式会社「LSIメディエンス」、三菱ケミカルホールディングス系列生命科学インスティテュートの子会社で、資本金約30億円、従業員約3500人、売上高約900億円。
ついでに、1973年設立の株式会社ファルコバイオシステムズ、資本金約1億円、従業員約900人、売上高約238億円。1955年設立の株式会社保健科学研究所、資本金約1億円、従業員約2000人、売上高約220億円。1957年設立の株式会社江東微生物研究所、資本金約5千万円、従業員約1000人、売上高約150億円。
どうだろう?
これだけ世界中でM&Aやインテグレーション活発化の中で、見事に成功している我が国の民間臨床検査センター企業たちと言えるのでは?
それだけじゃない。
毎日10~20万件以上の検査を全国の医療機関から受託している民間企業がたくさんあるというのでは?
どうだろう?
これらの確固たる社会的信用を獲得している民間臨床検査センター企業たちが、国難に際し、それこそ利害を無視し、なぜ我が国の政府の要請に積極的に協力しようとしなかったのか?
凄く変だと思わないか?
事実、厚生労働省や「NIID」は、これらのかなりエクセレントでケイパブルな民間臨床検査センター企業に検査を任せられない理由を次のように言っているのである。
「遺伝子検査の質を担保できるか?」
「自家調整遺伝子検査に従えるか???」
「検体からRNAを抽出する工程など施設間差が結果に影響する(?)」
「RNAをうまく抽出できないと結果は偽陰性になる」
「大量の臨床サンプルを処理することに慣れていない(???)」
「小さな病院では設備の状況などから検査の実施が難しい」
「検体のロジェスティックスが作れない(?)」
一方、受託した民間臨床検査センター企業のいくつかは、次のように答えているのである。
「『NIID』が確立した自家調整の遺伝子検査をやろうにも、試薬の調達が難しかった」
決定的なのが、これ。
「新型コロナウィルスのPCR検査は、厚生労働省および『NIID』のみから受託するもの、医療機関からの受託は行わない」と誓約させられているというのである。
どうだろう?
明らかに、厚生労働省や「NIID」が、医療機関から直接検体を受託することを規制していたと言えるのでは?
If the clinical laboratory is so inaccurate, as the stupid bureaucrats of the Ministry of Health, Labor and Welfare say, is it crushed long ago(民間臨床検査センターが、厚生労働省のおバカ官僚どもが言っているように、そんなに精度が悪いのなら、とっくに潰れているのでは)?
To be continued...