恒久不変な日本砂漠-46 本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?
Would the people of the world really kill out the out-of-focus old people who are enjoying their cruises on their own(世界の人々は、こんなときに悠々自適にクルーズを楽しんでいるピンボケ老人たちを本当に見殺しにしてしまうのか)?
●東仙坊が、辛うじて見つけた我が国の「トンネルの先の微かな光明」。
3月26日、バミューダ船籍でドイツの「フェニックス・ライゼン」運営の「MVアルタニア」が入港したので検疫をすると、外国人乗客800人うち7人が検査で陽性、さらに2人が体調不良を訴えたとか。
そこで、ウエストオーストラリア州政府、命にかかわる状況でない限り、1人の下船も認めないと、その9人を病院搬送すると、すぐに出航を命令。
それだけじゃない。
ドバイで入港を拒否されてパースにやってきたパナマ船籍のスイス&イタリア運行会社の「MSCマグニフィカ」ともども、「直ちにオーストラリア海域から離れろ!」とまで命令したとか。
というのも、どちらにも健康状態の悪い乗客がいるうえ、オーストラリア人が乗船していないからとか。
さて、それで、なんとなくwebチェックして、東仙坊、ただただ絶句。
オーストラリアやオーストラリア近海には、現在、クルーズ船が、ウジャウジャ。
すでに書き込んだ、「プリンセス・クルーズ」姉妹船や兄弟船「ルビー・プリンセス」・「ゴールデン・プリンセス」・「シー・プリンセス」・「パシフィック・プリンセス」はもとより、パースの埠頭で停泊「バスコ・ダ・ガマ」・「MVアルタニア」から、メルボルンで沖止の「バイキング・オリオン」・「シーボーン・ソジャーン」、シドニー沖でグルグルの「ラディアンス・オブザシー」・「セレブリティ・ソルスティス」・「スペクトラム・オブザシー」・「オベーション・オブザシー」・「カーニバル・スプレンドール」・「カーニバル・スピリッツ」、シドニー沖で沖止の「ボイジャー・オブザシー」、ブリスベンに停泊の「パシフィック・ダウン」、アデレード沖でグルグル「パシフィック・アリア」、パース沖でグルグルの「ザ・ワールド」、パースで沖止のドバイで帰港を拒否された「MSCマニフィカ」・「シーボーン・アンコール」まで…。
どうだろう?
冥土の土産のクルーズ船状態なのでは?
実は、まだまだある。
3月28日、パナマ沖で数日前から停泊させられたままになっていた、乗客乗員1829人が乗るオランダ船籍でシアトルの「ホーランド・アメリカ・ライン」の「Zaandam(ザーンダム)」。
何でも、3月7日、アルゼンチン首都ブエノスアイレスを出発し、3月21日、チリ首都サンティアゴ近郊のサンアントニオに到着する予定だったとか。
ところが、3月14日、チリのプンタアレナスに短時間寄港した後、42人がインフルエンザのような症状に苦しんでいると報告して以来、複数の港で入港を拒否されることになったとか。
そこで、仕方なくフロリダに向かおうとしたところ、3月27日、パナマ当局から、通航拒否を通告され、パナマ運河の前で立ち往生。
すると、3月22日ごろから、乗客1243人中53人と、乗員586人中85人の計138人が「インフルエンザのような症状(?)」を発症し、船内で乗客4人が死亡。
そのために、全乗客が客室で待機させられることになったとか。
そこで、運営会社シアトルの「ホーランド・アメリカ・ライン」は、新型コロナウィルス検査キット、生活必需品、救助隊員を乗せた別のクルーズ船「Rotterdam(ロッテルダム)」をパナマ海域に派遣。
そうしたら、少なくとも2人の新型コロナウィルス感染を確認。
そのために、健康な乗客や症状を示した人に接触していない乗客のみを同船に移送し、体調不良の乗客と乗員全員は「ザーンダム」に乗せ、2隻でフロリダ沖まできたのだが…。
やはり、メチャクチャな状況になっているフロリダ州だって、簡単に下船させるワケにはいかないはず。
いくら「ホーランド・アメリカ・ライン」CEOが、「船舶が停泊することが許可されない限り、より多くの人々が海で死ぬ可能性がある。世界的大流行の際に海で立ち往生した何千人もの人々を政府が背負った。各国は、彼らの前に展開するCovid-19危機に正当に焦点を当てています。 しかし、彼らは海に浮かんでいる何千人もの人々に背を向けてきました。 これらの反応は、CDCなどの専門家からの事実に基づいていますか? それとも不合理な恐怖によって煽られていますか? 思いやりと優雅さはどうなり、アナタの隣人を助けましたか? すでに4人のゲストが亡くなり、他の命が危険にさらされているのではないかと心配しています。 3月30日の時点で、「ザーンダム」の76人のゲストと117人の乗組員がインフルエンザのような病気にかかっており、そのうち8人がCovid-19の検査で陽性となった。
「Covid-19の状況は、私たちの共通の人類の最も緊急の試練の1つです。 これらの人々の前でドアをバタンと閉めることは、私たちの最も深い人間の価値を裏切ります」と叫んだところで、焼け石に水の観。
ちなみに、乗客は、USA人304人、UK人228人、オーストラリア人116人とほとんだとか。
また、フロリダ州議会は、どう結論するのか?
ともあれ、さあ、UKとUSA、一体どうするのか? お手並み拝見という気持ちにならないか?
ま、ま、まさか、こんな時期にクルージングなどのんびり楽しんでいたヤツらなどどうでもいい、自業自得、冥土の土産になっただろ?と片づけてしまうのではあるまいな。
なかでも、大型客船の船籍国、運航会社の所属国、沿岸国などの責任の所在が曖昧で、明確な国際ルールが整備されていなかったのに、「疫病船 隔離計画の不手際が、中国以外で最大の感染拡大をどのようにもたらしたか?」と日本を罵ったUKのマスメディア、「『ダイヤモンド・プリンセス』は今や、海に浮かぶ小型版の武漢だ」と日本を断罪した反日一筋のニューヨーク・タイムズなどのUSAマスメディアは、なぜこの問題を大きく取り上げないのか?
どうあれ、我が日本が、国際法上の義務としてではなく、「人道的見地」からサポートしたことぐらい、これでわかっただろうが?
3月8日、チェコの英字紙「プラハ・ポスト」が、「なぜ日本のみを非難するのか?」とそれを指摘してくれたとか。
「『ダイヤモンド・プリンセス』の封鎖はパーフェクトではなかったが、検疫データを見ると、船が航海中の段階ですでに汚染が蔓延していたはず。ウィルスに侵されたクルーズ船という危機は先例がなく、従うべきルールも確立されていない。運営会社の『プリンセス・クルーズ』の所有者とUSA、UKの政府も責任を受け入れ、それに応じて行動すべきではなかったか?」
どうだろう?
政治はプロパガンダ…。
我が日本政府の、外務省のプロパガンダ下手は最悪の極みなのでは?
そ、そ、そうしたら、「ホーランド・アメリカ・ライン」の親会社が、「プリンセス・クルーズ」と同じ「カーニバル」とわかって、ビックリ仰天。
しかも、今回の220兆円という可決されたばかりの史上最高額の刺激法案から、クルーズ業界が除外されているというから、さらにビックリ。
そう、USAはすでに「カーニバル」を見棄てているのかも?
すると、4月2日、2隻が、フロリダのエバーグレーズ港に停泊する許可を与えられ、健康に問題がないとみられる乗客の下船もOKされたとか。
そして、下船を許可された乗客は、空港までのバスで直接乗り継ぎ、ターミナルに入らないまま、「ホーランド・アメリカ・ライン」がチャーターした便でそれぞれの母国に帰るとか。
ただし、症状がある乗客は船内に留まり、完全に回復するまで厳選させないとも。
また、2隻の乗組員は、特に悪症状のある人以外は下船させないとか???
ちなみに、この「カーニバル」、ドナルド・トランプの約220兆円規模の新型コロナウィルス対策法案の対象に、労働組合や民主党のUSA組合員を雇用していないことを理由に適用に反対。
それで途方に暮れ、株価が84%も値下がりしていたのに、4月6日、株価が急伸。
なぜなら、サウジアラビア政府系「PIF(パブリック・インベストメント・ファンド)」が株を8.2%も取得したからというから、本当にお金の世界は怖くならないか?
Why aren't the world's leading cruise ship operators trying to save passengers' lives first than their own(世界の大手クルーズ船運営会社どもは、自分の会社の生き残りよりも、なぜまず乗客の命を助けようとしないのか)?
To be continued...
●東仙坊が、辛うじて見つけた我が国の「トンネルの先の微かな光明」。
3月26日、バミューダ船籍でドイツの「フェニックス・ライゼン」運営の「MVアルタニア」が入港したので検疫をすると、外国人乗客800人うち7人が検査で陽性、さらに2人が体調不良を訴えたとか。
そこで、ウエストオーストラリア州政府、命にかかわる状況でない限り、1人の下船も認めないと、その9人を病院搬送すると、すぐに出航を命令。
それだけじゃない。
ドバイで入港を拒否されてパースにやってきたパナマ船籍のスイス&イタリア運行会社の「MSCマグニフィカ」ともども、「直ちにオーストラリア海域から離れろ!」とまで命令したとか。
というのも、どちらにも健康状態の悪い乗客がいるうえ、オーストラリア人が乗船していないからとか。
さて、それで、なんとなくwebチェックして、東仙坊、ただただ絶句。
オーストラリアやオーストラリア近海には、現在、クルーズ船が、ウジャウジャ。
すでに書き込んだ、「プリンセス・クルーズ」姉妹船や兄弟船「ルビー・プリンセス」・「ゴールデン・プリンセス」・「シー・プリンセス」・「パシフィック・プリンセス」はもとより、パースの埠頭で停泊「バスコ・ダ・ガマ」・「MVアルタニア」から、メルボルンで沖止の「バイキング・オリオン」・「シーボーン・ソジャーン」、シドニー沖でグルグルの「ラディアンス・オブザシー」・「セレブリティ・ソルスティス」・「スペクトラム・オブザシー」・「オベーション・オブザシー」・「カーニバル・スプレンドール」・「カーニバル・スピリッツ」、シドニー沖で沖止の「ボイジャー・オブザシー」、ブリスベンに停泊の「パシフィック・ダウン」、アデレード沖でグルグル「パシフィック・アリア」、パース沖でグルグルの「ザ・ワールド」、パースで沖止のドバイで帰港を拒否された「MSCマニフィカ」・「シーボーン・アンコール」まで…。
どうだろう?
冥土の土産のクルーズ船状態なのでは?
実は、まだまだある。
3月28日、パナマ沖で数日前から停泊させられたままになっていた、乗客乗員1829人が乗るオランダ船籍でシアトルの「ホーランド・アメリカ・ライン」の「Zaandam(ザーンダム)」。
何でも、3月7日、アルゼンチン首都ブエノスアイレスを出発し、3月21日、チリ首都サンティアゴ近郊のサンアントニオに到着する予定だったとか。
ところが、3月14日、チリのプンタアレナスに短時間寄港した後、42人がインフルエンザのような症状に苦しんでいると報告して以来、複数の港で入港を拒否されることになったとか。
そこで、仕方なくフロリダに向かおうとしたところ、3月27日、パナマ当局から、通航拒否を通告され、パナマ運河の前で立ち往生。
すると、3月22日ごろから、乗客1243人中53人と、乗員586人中85人の計138人が「インフルエンザのような症状(?)」を発症し、船内で乗客4人が死亡。
そのために、全乗客が客室で待機させられることになったとか。
そこで、運営会社シアトルの「ホーランド・アメリカ・ライン」は、新型コロナウィルス検査キット、生活必需品、救助隊員を乗せた別のクルーズ船「Rotterdam(ロッテルダム)」をパナマ海域に派遣。
そうしたら、少なくとも2人の新型コロナウィルス感染を確認。
そのために、健康な乗客や症状を示した人に接触していない乗客のみを同船に移送し、体調不良の乗客と乗員全員は「ザーンダム」に乗せ、2隻でフロリダ沖まできたのだが…。
やはり、メチャクチャな状況になっているフロリダ州だって、簡単に下船させるワケにはいかないはず。
いくら「ホーランド・アメリカ・ライン」CEOが、「船舶が停泊することが許可されない限り、より多くの人々が海で死ぬ可能性がある。世界的大流行の際に海で立ち往生した何千人もの人々を政府が背負った。各国は、彼らの前に展開するCovid-19危機に正当に焦点を当てています。 しかし、彼らは海に浮かんでいる何千人もの人々に背を向けてきました。 これらの反応は、CDCなどの専門家からの事実に基づいていますか? それとも不合理な恐怖によって煽られていますか? 思いやりと優雅さはどうなり、アナタの隣人を助けましたか? すでに4人のゲストが亡くなり、他の命が危険にさらされているのではないかと心配しています。 3月30日の時点で、「ザーンダム」の76人のゲストと117人の乗組員がインフルエンザのような病気にかかっており、そのうち8人がCovid-19の検査で陽性となった。
「Covid-19の状況は、私たちの共通の人類の最も緊急の試練の1つです。 これらの人々の前でドアをバタンと閉めることは、私たちの最も深い人間の価値を裏切ります」と叫んだところで、焼け石に水の観。
ちなみに、乗客は、USA人304人、UK人228人、オーストラリア人116人とほとんだとか。
また、フロリダ州議会は、どう結論するのか?
ともあれ、さあ、UKとUSA、一体どうするのか? お手並み拝見という気持ちにならないか?
ま、ま、まさか、こんな時期にクルージングなどのんびり楽しんでいたヤツらなどどうでもいい、自業自得、冥土の土産になっただろ?と片づけてしまうのではあるまいな。
なかでも、大型客船の船籍国、運航会社の所属国、沿岸国などの責任の所在が曖昧で、明確な国際ルールが整備されていなかったのに、「疫病船 隔離計画の不手際が、中国以外で最大の感染拡大をどのようにもたらしたか?」と日本を罵ったUKのマスメディア、「『ダイヤモンド・プリンセス』は今や、海に浮かぶ小型版の武漢だ」と日本を断罪した反日一筋のニューヨーク・タイムズなどのUSAマスメディアは、なぜこの問題を大きく取り上げないのか?
どうあれ、我が日本が、国際法上の義務としてではなく、「人道的見地」からサポートしたことぐらい、これでわかっただろうが?
3月8日、チェコの英字紙「プラハ・ポスト」が、「なぜ日本のみを非難するのか?」とそれを指摘してくれたとか。
「『ダイヤモンド・プリンセス』の封鎖はパーフェクトではなかったが、検疫データを見ると、船が航海中の段階ですでに汚染が蔓延していたはず。ウィルスに侵されたクルーズ船という危機は先例がなく、従うべきルールも確立されていない。運営会社の『プリンセス・クルーズ』の所有者とUSA、UKの政府も責任を受け入れ、それに応じて行動すべきではなかったか?」
どうだろう?
政治はプロパガンダ…。
我が日本政府の、外務省のプロパガンダ下手は最悪の極みなのでは?
そ、そ、そうしたら、「ホーランド・アメリカ・ライン」の親会社が、「プリンセス・クルーズ」と同じ「カーニバル」とわかって、ビックリ仰天。
しかも、今回の220兆円という可決されたばかりの史上最高額の刺激法案から、クルーズ業界が除外されているというから、さらにビックリ。
そう、USAはすでに「カーニバル」を見棄てているのかも?
すると、4月2日、2隻が、フロリダのエバーグレーズ港に停泊する許可を与えられ、健康に問題がないとみられる乗客の下船もOKされたとか。
そして、下船を許可された乗客は、空港までのバスで直接乗り継ぎ、ターミナルに入らないまま、「ホーランド・アメリカ・ライン」がチャーターした便でそれぞれの母国に帰るとか。
ただし、症状がある乗客は船内に留まり、完全に回復するまで厳選させないとも。
また、2隻の乗組員は、特に悪症状のある人以外は下船させないとか???
ちなみに、この「カーニバル」、ドナルド・トランプの約220兆円規模の新型コロナウィルス対策法案の対象に、労働組合や民主党のUSA組合員を雇用していないことを理由に適用に反対。
それで途方に暮れ、株価が84%も値下がりしていたのに、4月6日、株価が急伸。
なぜなら、サウジアラビア政府系「PIF(パブリック・インベストメント・ファンド)」が株を8.2%も取得したからというから、本当にお金の世界は怖くならないか?
Why aren't the world's leading cruise ship operators trying to save passengers' lives first than their own(世界の大手クルーズ船運営会社どもは、自分の会社の生き残りよりも、なぜまず乗客の命を助けようとしないのか)?
To be continued...