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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

恒久不変な日本砂漠-46  本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?

Wouldn't it be nice not to get a joke about an infectious disease that suffered from long aftereffects without a drug or vaccine(薬もないワクチンもないうえ、長い後遺症に苦しむ感染症なんかに、冗談でも感染しない方がイイと思わないか)?

■東仙坊が提唱する、「With Corona(ウィズ・コロナ)」時代の「ASL(Active Smart Life : 積極的スマート生活)」

●このやたらはっしこい新型コロナウィルスにだけは、絶対に油断大敵!!!

東仙坊、新型コロナウィルス感染の後遺症について、もう少し厳密に言及しておきたい。
偶然テレビで、感染した2人の男女ヤングの映像コメントを観たからである。
ヤングマンは、今、日本中から注視されている、東京・歌舞伎町のホストクラブのホスト。
ヤングレディーは、そのホストクラブの客。
ヤングマンは言っていた、「若いし、かかっても大したことはないと舐めていた。こんな思いをするのだったら、もっと注意していればよかった」と…。
ヤングレディーは言っていた、「店が空いているから今までになくサービスしてくれたからウレしかった。死んでもイイからと思って通っていた。でも、こんな思いをするのだったら、止めとけばよかった」と…。
この2人が、その後、どうなったかは知らないし、知るよしもない。
ただ、これが、我が国に限らず、世界中のおバカヤングの新型コロナウィルスに対する認識であることは、間違いない。
そこで、仮に重症化しない2割になって回復しても、重篤な後遺症が残ったらイヤだろ!と伝えたくなったからに他ならない。
そう、新型コロナウィルスは全く油断できない感染症で、舐めたらアカン!と怒鳴りつけたくなったから。
◆事実、6月17日、フランスでは、新型コロナウィルスの後遺症に苦しむ人を支援する法案が、議会に提出されたというのでは?
何でも、自宅療養となった軽症患者に、ある大学病院が行った調査では、感染から2ヵ月経っても10~15%に後遺症があったとか。
その15%が、発熱や咳、26%が、階段で息切れや呼吸困難
そして、後遺症を訴えた人の3分の2が、なんと女性とか。
そう、女性は男性より免疫異常が起きやすいせいとも。
◆そもそも、3月の段階で、香港と武漢で行われた小規模な研究で、「かなりの回復者たちが、肺、心臓、肝臓の機能低下に苦しんでいる」と、すでに発表していたはず。
そして、4月、香港大学医学教授イバン・フンが、「早期診断と早期治療が、新型コロナウィルス患者の長期的転帰に役割を果たす可能性がある。市内の病院1ヵ所から退院した患者200人の90%が1ヵ月後には完全に回復しているようだ。そうしないと、ウィルスが体内で害を及ぼす時間が増え、直っても後遺症が起きる」とも発表。
◆5月9日、USAメイヨークリニック呼吸器科医師オンジェン・ガジック、ジョンズホプキンス大学医学部パナギス・ガリアトサトス、ワシントン大学リン・ゴールドマンらが共同で、UK医学誌「ランセット」に論文を発表。
それによると、「新型コロナウィルスで、『ADSR(切迫性呼吸困難)』になると、重要な臓器を損傷し後遺症が一生続きやすい」とか。
ちなみに、「ADSR(切迫性呼吸困難)」の症状とは、極端な息切れ、疲労感、錯乱。
肺から十分な酸素が供給されないため、肺だけでなく心臓、脳など他の重要な臓器を損傷し、後遺症として肺機能の低下だけでなく、身体的、認知的、心理的機能まで低下するとか。
◆4月24日、オーストリア・インスブルック大学病院救急科責任上級医フランク・ハルティヒが、無症状の人からICUに入った人まで多くの新型コロナウィルス患者を診察し観察した結果、「新型コロナウィルスから回復しても肺には深い傷跡が残る」と発表。
何でも、感染した6人の現役ダイバー全員が、「病院での治療は不要」と判断され、自宅で数週間の自主隔離の後、自然回復し、咳やダイビングのパフォーマンスの低下が見られる以外は健康そのものだったとか。
そこで、彼らの肺をCTスキャンで調べたところ、6人中2人の肺は大きく機能低下していて、負荷がかかるとすぐに血中酸素低下してしまうようになっていたうえ、喘息患者のような症状も見せたとか。
そして、残りの4人のダイバーにも、肺の異常な変化が見られたとか。
20年以上の経験がある救急医の彼は言っていた。「ヤングの肺がこんな状態になっているのを見て言葉を失ってしまった。CTスキャンの結果を取り違えたのかと思って、改めてレントゲン撮影をさせてもらったほど。これは衝撃的で、何が起こっているのか理解できない。6人はおそらく生涯の患者として定期的な診断を受けるべき状態になってしまった。もちろん、二度とダイビングはもうできない」
◆6月13日、オランダ「NLタイムス」が、「ICUから出た新型コロナウィルス患者約1200人のほぼ全員の肺に何らかのダメージが残存。ICUで治療を受けられなかった入院患者約6000人の約半分には、今後数年間で何らかの症状が出る可能性がある。重症化しなかった患者にも後遺症は起こりうるので、回復後に息切れがしたり、運動量の落ちた人は肺の専門医に相談した方がイイ。せっかく回復しても、一生にわたって息苦しさに悩まされるリスクがある」と報道。
◆5月26日、ケンブリッジ大学神経科学研究エド・ブルモア教授が、「新型コロナウィルス患者には、精神病の『気分障害』と『認知障害』が多くみられる。SARSのデータなども踏まえて、『記憶障害』、『PTSD』、『鬱病』、『不安』、『不眠症』などの精神医学的後遺症が、新型コロナウィルスから回復したのち数年先まで続く可能性がある」と「インディペンデント」に掲載。
ちなみに、日本でも同様の指摘があるとか。
自治医科大学附属さいたま医療センター医師の調査では、「新型コロナウィルスで退院した患者の25%に『PTSD』や『鬱病』などの精神症状、入院中の記憶が突然よみがえる『フラッシュバック』などの症状がある」とのこととか。
では、その日本では?
ポイントは、2つ。
肺以外にも後遺症があることと無症状感染者にも後遺症があること。
◆1つ目は、6月3日、山梨大学医学部付属病院森口武史医師、「3月新型コロナウィルスに感染し髄膜炎を発症、一時意識障害もあったものの無事回復し退院した、山梨県の20代男性は、この1~2年間の記憶を失っている。ただし、治療後のことは全部覚えているので、記憶できなくなったワケではなく、社会復帰できる」と発表。
そして、金沢医科大学三輪高喜教授、「 味覚・嗅覚障害になりPCR検査を受けたら陽性とわかり入院した東京都の30代女性が、無事退院後、1ヵ月以上も味覚・嗅覚障害が残ったのは、味覚・嗅覚を感じ取る粘膜にウィルスの受容体が豊富に存在し、受容体にウィルスが付着すると味覚・嗅覚が失われ、ダメージが強いと、味覚・嗅覚を感じ取る細胞が死んでしまい、再生に数ヵ月かかる場合もある」と指摘。
◆2つ目は、無症状感染においても「サイトカインストーム」が生じるということ。
何度も言ってきたように、「サイトカインストーム」とは、免疫システムが過剰反応する現象のことで、ウィルスに感染すると、体内の免疫システムがウィルスなる異物を撃退しようと、免疫システムが正常な細胞にまで過剰な攻撃をすること。
どうだろう?
何が何でも感染すべきではないのでは?

I don't deny that humans experience and grow in everything, but I would suggest that this new coronavirus should not be the only infection(間に何でも経験して成長する面があることは否定しないが、この新型コロナウィルスにだけは感染すべきではないと思うが…)!

To be continued...













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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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