恒久不変な日本砂漠-46 本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?
The point that antibodies and vaccines are not the only merits must be the most difficult measure against infectious diseases(抗体も、ワクチンも、メリットだけじゃないところが、感染症対策の一番の難しさ)!
■東仙坊が提唱する、「With Corona(ウィズ・コロナ)」時代の「ASL(Active Smart Life : 積極的スマート生活)」
●これだけはしっこくて狡猾な新型コロナウィルスに対し、簡単に「ワクチン」が創れると思うのは、ただの人類の傲慢!!!
◇「免疫のオーバーワーク」
③ワクチン開発の難題と「ADE」
では、「ADE」が起きると、ヒトのカラダはどうなるのか?
「抗体」のサポートを得て、病原体は細胞内にどんどん入っていき、血中からはいっとき減少する(?)。
一見、病状が改善したような状態がしばらく継続する。
しかし、ある時点で、病原体が細胞を破裂させるかのように大量に出てきて、患者に急変を起こす。
どうだろう?
今回の新型コロナウイルス感染者を重症化させているのが、「ADE」のせいだとも言えるのでは?
実際、「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」によると、「新型コロナウィルスで死亡した20人以上の患者検査記録では、彼らの『免疫システム』がほぼ完全に破壊されていた」とか。
PLA免疫学研究所チェン・ヨングウェンらは、2月、「高齢者やICUでの治療が必要な患者では、『T細胞』数が著しく低下する」と報告しているとか。
そう、「T細胞」数が少ないほど、死亡リスクが跳ね上がるということ。
このような「『T細胞』無効による免疫破壊」は、「HIV」にもあるとか。
ただし、「HIV」が、「T細胞」に侵入しそれらを複製工場に変えて多くのコピーを作り出すのに対し、今回の新型コロナウィルスは、コピーすることなく「T細胞」と一緒に死んでしまうとか。
それこそが、新型コロナウィルスが、「HIV」に比べて体内で繁殖し続けない理由とも。
また、それが「HIV」同様、ワクチン開発を難しくする一因なのでは?
それにしても、「抗体」が、病原体の細胞との間に介在する「プロデューサー」の役目を担っていることはなんとかわかるとしても、なぜそんな「ADE」を起こしてしまうのか?
なぜ、「抗体」が、ウィルスと結合するのはウィルスを迎え撃つためなのに、それが「糊(ノリ)」のような役割を果たし、本当は感染してほしくない「白血球(マクロファージ)」にウィルスを導いてしまうのか?
事実、新型コロナウィルスを、増殖させた「T細胞」に付着させたところ、「T細胞」は感染し無効化してしまったというのでは?
そして、その驚くべき秘密の原因が、新型コロナウィルスのユニークな「スパイク」にあるということがわかったというから、ビックリ仰天。
そう、「スパイク」とは、新型コロナウィルスが持つ独特の吸盤のような「突起」のこと。
何でも、「スパイク」が、「T細胞」に接触したとき、新型コロナウィルスの「表層膜(エンベロープ)」と「T細胞」の細胞膜を融合させるのだとか。
そして、それにより、新型コロナウィルスのRNA遺伝子を「T細胞内」に入れ、その働きを無効にしてしまうというから、凄い能力では?
ちなみに、あの同じコロナウィルスのSARSには、この「膜融合」の能力がほとんどなかったというから、さらにビックリ。
そうなると、俄然、気になることが1つ。
今、世界では、新型コロナウィルスから出てくる「棘」のような構造を作る「Sタンパク質」をメインターゲットにしたワクチン開発が進められているというのでは?
もし開発に成功したら、かなり有効的なのでは?
ただし、SARSのときのワクチン開発で、「Sタンパク質」に結合する「抗体」が「ADE」を引き起こしたので、ワクチンが完成できなかったというのでは?
そもそも、同じコロナウィルス仲間のSARSウィルスと今回の新型コロナウィルスが持っているタンパク質は共通していて、「S型」、「N型」、「E型」、「M型」のタンパク質を持っているというのだから、その「抗体」の反応性も似ているのでは?
仮に新型コロナウィルスの「抗体」が「ADE」を起こさなかったとしても、ワクチン接種によって、SARSウィルスの感染を増強してしまうことだってあるのでは?
そんな典型例が、2014年、東京で感染者が「プチ・パンデミック(?)」した「デングウィルス」。
異なる型が再感染したとき、「ADE」が発生し、より症状が重い「デング出血熱」につながったというのでは?
Isn't it normal for us to think that a vaccine couldn't be manufactured in the same way because it is a coronavirus that closely resembles SARS(SARSに酷似したコロナウイルスなのだから、それと同じにワクチンが製造できないと考えるのが、我々にとって普通なのでは)?
To be continued...
■東仙坊が提唱する、「With Corona(ウィズ・コロナ)」時代の「ASL(Active Smart Life : 積極的スマート生活)」
●これだけはしっこくて狡猾な新型コロナウィルスに対し、簡単に「ワクチン」が創れると思うのは、ただの人類の傲慢!!!
◇「免疫のオーバーワーク」
③ワクチン開発の難題と「ADE」
では、「ADE」が起きると、ヒトのカラダはどうなるのか?
「抗体」のサポートを得て、病原体は細胞内にどんどん入っていき、血中からはいっとき減少する(?)。
一見、病状が改善したような状態がしばらく継続する。
しかし、ある時点で、病原体が細胞を破裂させるかのように大量に出てきて、患者に急変を起こす。
どうだろう?
今回の新型コロナウイルス感染者を重症化させているのが、「ADE」のせいだとも言えるのでは?
実際、「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」によると、「新型コロナウィルスで死亡した20人以上の患者検査記録では、彼らの『免疫システム』がほぼ完全に破壊されていた」とか。
PLA免疫学研究所チェン・ヨングウェンらは、2月、「高齢者やICUでの治療が必要な患者では、『T細胞』数が著しく低下する」と報告しているとか。
そう、「T細胞」数が少ないほど、死亡リスクが跳ね上がるということ。
このような「『T細胞』無効による免疫破壊」は、「HIV」にもあるとか。
ただし、「HIV」が、「T細胞」に侵入しそれらを複製工場に変えて多くのコピーを作り出すのに対し、今回の新型コロナウィルスは、コピーすることなく「T細胞」と一緒に死んでしまうとか。
それこそが、新型コロナウィルスが、「HIV」に比べて体内で繁殖し続けない理由とも。
また、それが「HIV」同様、ワクチン開発を難しくする一因なのでは?
それにしても、「抗体」が、病原体の細胞との間に介在する「プロデューサー」の役目を担っていることはなんとかわかるとしても、なぜそんな「ADE」を起こしてしまうのか?
なぜ、「抗体」が、ウィルスと結合するのはウィルスを迎え撃つためなのに、それが「糊(ノリ)」のような役割を果たし、本当は感染してほしくない「白血球(マクロファージ)」にウィルスを導いてしまうのか?
事実、新型コロナウィルスを、増殖させた「T細胞」に付着させたところ、「T細胞」は感染し無効化してしまったというのでは?
そして、その驚くべき秘密の原因が、新型コロナウィルスのユニークな「スパイク」にあるということがわかったというから、ビックリ仰天。
そう、「スパイク」とは、新型コロナウィルスが持つ独特の吸盤のような「突起」のこと。
何でも、「スパイク」が、「T細胞」に接触したとき、新型コロナウィルスの「表層膜(エンベロープ)」と「T細胞」の細胞膜を融合させるのだとか。
そして、それにより、新型コロナウィルスのRNA遺伝子を「T細胞内」に入れ、その働きを無効にしてしまうというから、凄い能力では?
ちなみに、あの同じコロナウィルスのSARSには、この「膜融合」の能力がほとんどなかったというから、さらにビックリ。
そうなると、俄然、気になることが1つ。
今、世界では、新型コロナウィルスから出てくる「棘」のような構造を作る「Sタンパク質」をメインターゲットにしたワクチン開発が進められているというのでは?
もし開発に成功したら、かなり有効的なのでは?
ただし、SARSのときのワクチン開発で、「Sタンパク質」に結合する「抗体」が「ADE」を引き起こしたので、ワクチンが完成できなかったというのでは?
そもそも、同じコロナウィルス仲間のSARSウィルスと今回の新型コロナウィルスが持っているタンパク質は共通していて、「S型」、「N型」、「E型」、「M型」のタンパク質を持っているというのだから、その「抗体」の反応性も似ているのでは?
仮に新型コロナウィルスの「抗体」が「ADE」を起こさなかったとしても、ワクチン接種によって、SARSウィルスの感染を増強してしまうことだってあるのでは?
そんな典型例が、2014年、東京で感染者が「プチ・パンデミック(?)」した「デングウィルス」。
異なる型が再感染したとき、「ADE」が発生し、より症状が重い「デング出血熱」につながったというのでは?
Isn't it normal for us to think that a vaccine couldn't be manufactured in the same way because it is a coronavirus that closely resembles SARS(SARSに酷似したコロナウイルスなのだから、それと同じにワクチンが製造できないと考えるのが、我々にとって普通なのでは)?
To be continued...