恒久不変な日本砂漠-46 本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?
It seems that there is no bright future for human beings if there is no choice but to rely on vaccines that don't know whether it could be done(できるかどうかわからないワクチンを頼りにするしかないようでは、人類に明るい未来など皆無なのでは)?
■東仙坊が提唱する、「With Corona(ウィズ・コロナ)」時代の「ASL(Active Smart Life : 積極的スマート生活)」
●これだけはしっこくて狡猾な新型コロナウィルスに対し、簡単に「ワクチン」が創れると思うのは、ただの人類の傲慢!!!
◇抗体持続こそ、ワクチン製造の鍵
仮にワクチンが完成したとしても、それによって創られるはずの「抗体」がすぐ消えてしまったら、無用の長物。
それがある程度の期間、できたら恒久的に、体内で維持できてこそのワクチンの効果。
新型コロナウィルスのパンデミックによって生じた経済的損失を一気呵成に補填しようと、世界の金の亡者的国々では、ワクチン開発に躍起。
すでにいろいろな国のメガフォーマから、第三段階に入ったとか、天文学的な先行販売契約が結ばれたとか、「免疫抗体」生成と安全性が担保されそうだなどとか、オイシイ話がいっぱい出てきているけど、どこか眉唾臭いと感じているのは、東仙坊だけではあるまい。
そこで、個人的に、あまりワクチンなどに期待していないが、その進捗状況をチョック。
①4月15日、中国から、「急性期(呼吸器検体からウイルスが検出される時期)」と「回復期(退院から8週後)」の「抗体」に関する報告が「ネイチャー・メディシン」に掲載。
中国の科学者調査チームのリーダー、ファン・ジンホも、130人の回復した感染者を追跡調査した結果、「感染者は異なるレベルの『抗体』を産生することが判明」と発表。
しかも、感染者の約8%で、検出可能な「抗体」が全く存在しなかったとか。
何でも、感染者が産生した「抗体」レベルは、年齢と相関するようで、高齢者と中年者の感染者はより高い「抗体」レベルを有していて、検出可能なレベルの「抗体」が存在しなかった感染者10人のうち9人が40歳以下だったとか。
無論、すべての人に「抗体」ができるワケではないとしても、検出可能な「抗体」が見られなかった患者10人には、免疫反応を助ける白血球の一種の「T細胞」や細胞が感染と戦うために放出するタンパク質の「サイトカイン」などの他の免疫反応が回復に寄与しているのかもしれないとか。
コロナウィルスに対する「抗体」ができた患者でさえ、それがどれくらいの期間持続するのか、研究者にもまだわかっていないとも。
このコロナウィルスが発生してから、長期的な影響を研究するのに十分な期間が経っていないのだから、それも当然。
一般的に、ある特定の病気を撃退する「抗体」が体内にできると、その病気に再びかかることはないが、ある種の「抗体」は時間の経過とともに弱くなるものだとか。
加えて、普通のカゼや季節性インフルエンザのように「変異」するウィルスの場合、ある特定の株に対して蓄積された「抗体」は、他の株には効果がない。
ともあれ、「免疫」ができているかどうかを確認する抗体検査を開始しようとしているUSAにとって、上海での研究結果は憂慮すべきもの。
しかし、アンソニー・ファウチ所長は、「短期間に再びコロナウィルスに感染する可能性は低い。2月と3月に感染して回復していれば、9月と10月には免疫に守られるだろう。これらの人々を特に重要なインフラの仕事に従事させた場合、抗体陰性で一度も感染したことがない人々よりも感染拡大を引き起こす心配が少ない」と述べているとか。
上海の復旦大学の研究者らは、上海の病院で回復した軽症感染者175人から血液サンプルを採取(重症感染者の多くは治療のために輸血を受けていたため除外)。
年齢を、16歳~68歳で、高齢(60歳以上)、中年(40歳~59歳)、若年(15歳~39歳)の3つに分類。
感染者は、発症から10日から15日後に「抗体」ができ、その後の状態は安定。
各感染者の血液中の「中和抗体」のレベルを測定したところ、高齢感染者は若年感染者よりも高い「抗体」レベルを示すことを発見。
ただし、入院期間に差はナシ。
高レベルの「抗体」がウィルスを除去するのに有用だとすると、高齢者と中年者の感染者に特に有用であることを示しているとか。
ちなみに、今回の新型コロナウィルスは、高齢者に対する致死性が高いと見られている。
USAのCDCによると、「USAでは65歳以上の患者における死亡率と重篤な疾患の発生率が最も高い」とも。
どうだろう?
その雲行きはかなりアヤシいのでは?
If we really think about coexistence with the new coronavirus, the real future might open up(我々は、新型コロナウィルスとの共存を本気で考えたときにこそ、本当の未来が開けるのでは)?
To be continued...
■東仙坊が提唱する、「With Corona(ウィズ・コロナ)」時代の「ASL(Active Smart Life : 積極的スマート生活)」
●これだけはしっこくて狡猾な新型コロナウィルスに対し、簡単に「ワクチン」が創れると思うのは、ただの人類の傲慢!!!
◇抗体持続こそ、ワクチン製造の鍵
仮にワクチンが完成したとしても、それによって創られるはずの「抗体」がすぐ消えてしまったら、無用の長物。
それがある程度の期間、できたら恒久的に、体内で維持できてこそのワクチンの効果。
新型コロナウィルスのパンデミックによって生じた経済的損失を一気呵成に補填しようと、世界の金の亡者的国々では、ワクチン開発に躍起。
すでにいろいろな国のメガフォーマから、第三段階に入ったとか、天文学的な先行販売契約が結ばれたとか、「免疫抗体」生成と安全性が担保されそうだなどとか、オイシイ話がいっぱい出てきているけど、どこか眉唾臭いと感じているのは、東仙坊だけではあるまい。
そこで、個人的に、あまりワクチンなどに期待していないが、その進捗状況をチョック。
①4月15日、中国から、「急性期(呼吸器検体からウイルスが検出される時期)」と「回復期(退院から8週後)」の「抗体」に関する報告が「ネイチャー・メディシン」に掲載。
中国の科学者調査チームのリーダー、ファン・ジンホも、130人の回復した感染者を追跡調査した結果、「感染者は異なるレベルの『抗体』を産生することが判明」と発表。
しかも、感染者の約8%で、検出可能な「抗体」が全く存在しなかったとか。
何でも、感染者が産生した「抗体」レベルは、年齢と相関するようで、高齢者と中年者の感染者はより高い「抗体」レベルを有していて、検出可能なレベルの「抗体」が存在しなかった感染者10人のうち9人が40歳以下だったとか。
無論、すべての人に「抗体」ができるワケではないとしても、検出可能な「抗体」が見られなかった患者10人には、免疫反応を助ける白血球の一種の「T細胞」や細胞が感染と戦うために放出するタンパク質の「サイトカイン」などの他の免疫反応が回復に寄与しているのかもしれないとか。
コロナウィルスに対する「抗体」ができた患者でさえ、それがどれくらいの期間持続するのか、研究者にもまだわかっていないとも。
このコロナウィルスが発生してから、長期的な影響を研究するのに十分な期間が経っていないのだから、それも当然。
一般的に、ある特定の病気を撃退する「抗体」が体内にできると、その病気に再びかかることはないが、ある種の「抗体」は時間の経過とともに弱くなるものだとか。
加えて、普通のカゼや季節性インフルエンザのように「変異」するウィルスの場合、ある特定の株に対して蓄積された「抗体」は、他の株には効果がない。
ともあれ、「免疫」ができているかどうかを確認する抗体検査を開始しようとしているUSAにとって、上海での研究結果は憂慮すべきもの。
しかし、アンソニー・ファウチ所長は、「短期間に再びコロナウィルスに感染する可能性は低い。2月と3月に感染して回復していれば、9月と10月には免疫に守られるだろう。これらの人々を特に重要なインフラの仕事に従事させた場合、抗体陰性で一度も感染したことがない人々よりも感染拡大を引き起こす心配が少ない」と述べているとか。
上海の復旦大学の研究者らは、上海の病院で回復した軽症感染者175人から血液サンプルを採取(重症感染者の多くは治療のために輸血を受けていたため除外)。
年齢を、16歳~68歳で、高齢(60歳以上)、中年(40歳~59歳)、若年(15歳~39歳)の3つに分類。
感染者は、発症から10日から15日後に「抗体」ができ、その後の状態は安定。
各感染者の血液中の「中和抗体」のレベルを測定したところ、高齢感染者は若年感染者よりも高い「抗体」レベルを示すことを発見。
ただし、入院期間に差はナシ。
高レベルの「抗体」がウィルスを除去するのに有用だとすると、高齢者と中年者の感染者に特に有用であることを示しているとか。
ちなみに、今回の新型コロナウィルスは、高齢者に対する致死性が高いと見られている。
USAのCDCによると、「USAでは65歳以上の患者における死亡率と重篤な疾患の発生率が最も高い」とも。
どうだろう?
その雲行きはかなりアヤシいのでは?
If we really think about coexistence with the new coronavirus, the real future might open up(我々は、新型コロナウィルスとの共存を本気で考えたときにこそ、本当の未来が開けるのでは)?
To be continued...