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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

 恒久不変な日本砂漠-46  本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?

In a sense, Chinese information manipulation and concealment techniques might be too thorough and easy for us to understand(中国のなりふり構わぬ情報操作と隠蔽工作は、ある意味、我々には徹底しすぎてわかりやすい面もあるかも)!

[C-11]──東仙坊、前回、[C-8]──1月25日、武漢協和病院の医療関係者が、SNSで、「1人の肺炎患者を治療したら、14人の医療従事者が同時感染した。我々の多くが感染しているはずだが、検査すらしてもらえない。我々は隔離ではなく軟禁状態にある」と発信と書き込んだ。
そして、その病院で、武漢で最初の医師たちの「中共ウィルス」感染が起きたことにメチャクチャ納得していた。
というのも、その病院が、P-2レベルの「WHCDC(武漢疾病管理予防センター)」に隣接していたからに他ならない。
中国の巧妙かつ狡猾な情報操作と隠蔽工作で、2018年に完成したばかりの「武漢ウィルスP4研究所」にばかりに焦点を向けさせられていて、それが爆破されたことでますますそう思わされてしまっていたが、それこそが中国ならではフェイントとはすぐに気づかなかった。
実は、この「WHCDC」、かねてから、研究目的でいろいろな動物を確保し病原体収集と識別することを専門にしていて、コウモリも大量に集めていただけでなく、2017年に、女性研究員たちがコウモリに噛まれたり、コウモリの尿がかかったりする事故を起こしているというのである。
また、もう1ヵ所コウモリのウィルスを研究していたのは、東仙坊、完全に欺されていたもう1つの(?)「中国科学院武漢病毒研究所」、いわゆる「武漢ウィルス研究所」だったというのである。
そして、ここでは、中国の馬蹄コウモリのコロナウィルスをイジル研究をしていて、SARSがアウトブレイクしたときなぜかいち早くコウモリのコロナウイルス引き起こしたと公表しているというのである。
ともあれ、誠実な中国人研究者によるある論文が、重大なポイントを示唆してくれているので、それを取り上げておきたい。
広東省広州市にある華南理工大学生物科学与工程学院の肖波濤教授を中心に、武漢科技大学付属天佑医院医師や武漢科技大学の生物学に通じる研究者たちが、2月6日、研究者向けグローバル情報共有プラットフォーム「リサーチゲート(ResearchGate)」に投稿した「The possible origins of 2019-nCoV coronavirus(新型コロナウィルスの考えうる発生源)」なる論文。
もちろん、すぐに論文は中国当局によって削除され、肖波濤教授は消息不明。
ちなみに、このワンダフルな中国人研究者、2011年~2013年ハーバード大学医学部ボストン小児病院勤務、2017年まで武漢市の華中科技大学物理学院生物物理助教授&副所長。
そして、この論文は、中国国家自然科学基金のサポートまで受けていたとか。
新型コロナウィルスが中国で伝染病を発生させた。2月6日までに564人の死者を含め、2万8060人が感染したことが検査で確認されている。今週の「ネイチャー」の解説によると、患者から検出されたゲノム配列の96%あるいは89%が中型コウモリ由来のZC45型コロナウィルスと一致。研究では、病原体はどこからきたのか? そして、それがどのようにしてヒトに伝染したのか? を究明することが重要。
「ランセット」の記事では、武漢の41人の人々がSARSに罹っており、そのうち27人が華南海鮮市場を訪れていたと報じられている。伝染病発生後に市場で採集された585のサンプルのうち33から新型コロナウィルスが検出され、伝染病の発生源ではないかとみられた市場は、伝染病が流行している間、発生源隔離の規則に従って閉鎖。
ZC45型コロナウィルスを運ぶコウモリは、雲南省または浙江省で発見されたが、どちらも海鮮市場から900km以上離れている。そもそも、コウモリは通常、洞窟や森に生息しているものだ。だが、海鮮市場は人口1500万人の大都市である武漢の住宅密集地区にある。コウモリが市場まで飛んでくる可能性も非常に低い。
自治体の報告と31人の住民および28人の訪問者の証言によると、コウモリは食料源だったことはなく、市場で取引されてもいなかった。
コロナウィルスの遺伝子が自然に組み換えされたか、あるいは中間で介在した宿主があった可能性があるが、確たることはこれまでほとんど報告されていない。
他に考えられる感染経路はあるのだろうか? 私たちは海鮮市場の周辺をスクリーニングした結果、コウモリコロナウィルスの研究を行っている2つの研究所を特定した。市場から280m以内に、「WHCDC(武漢疾病管理予防センター)」があった「WHCDC」は研究の目的で所内に数々の動物を飼育していたが、そのうちの1つは病原体の収集と識別に特化したものであった。ある研究では、湖北省で中型コウモリを含む155匹のコウモリが捕獲され、また他の450匹のコウモリは浙江省で捕獲されていたこともわかった。ある収集の専門家が、論文の貢献度表記の中でそう記している。
さらにこの専門家が収集していたのがウィルスであったことが、2017年と2019年に全国的な新聞やウェブサイトで報じられている。
そのなかでこの専門家は、かつてコウモリに襲われ、コウモリの血が皮膚についたと述べていた。感染の危険性が著しく高いことを知っていた専門家は、自ら14日間の隔離措置を取った。コウモリの尿を被った別の事故の際にも同じように隔離措置を講じたという。ダニが寄生しているコウモリの捕獲で脅威にさらされたことがかつてあった、とも述べていた。
こうして捕獲された動物には手術が施され、組織サンプルがDNAおよびRNAの抽出とシーケンシング(塩基配列の解明)のために採取されたという。組織サンプルと汚染された廃棄物が病原体の供給源だった。これらは、海鮮市場からわずか280mほどのところに存在したのである。
また、「WHCDC」は、今回の伝染病流行の期間中、最初に感染した医者グループが勤務するユニオン病院に隣接してもいた。確かなことは今後の研究を待つ必要があるが、ウィルスが研究所の周辺に漏れ、初期の患者を汚染したとしてもオカシクない。
もう1つの研究所は、海鮮市場から約12km離れたところにある中国科学院「武漢ウィルス研究所」。この研究所は、中国のキクガシラコウモリが2002年から2003年にかけて流行したSARSコロナウィルスの発生源であるとの報告を行っている。SARSコロナウィルスの逆遺伝学システムを用いて「キメラウィルス(異なる遺伝子情報を同一個体内に混在させたウィルス)」を発生させるプロジェクトに参加した。主任研究者は、ヒトに伝染する可能性について報告している。憶測ではあるが、はっきりと言えば、SARSコロナウィルスまたはその派生物が研究所から漏れたかもしれないということだ。サンプルや汚染されたゴミがウィルス流出の原因になったかもしれない。
ようするに、誰かが新型コロナウィルスの変異と関係していたのである。
武漢にある研究所は、自然発生的な遺伝子組み換えや中間宿主の発生源であっただけでなく、おそらく、猛威を振るうコロナウィルスの発生源でもあったのだ。バイオハザードの危険性の高い研究所においては、安全レベルを強化する必要があるだろう。これらの研究所を市内中心部やそのほかの住宅密集地域から遠く離れた場所に移転するような規制が必要ではなかろうか。

2月20日、当然のごとく中国外務省耿爽報道官、「この論文が示唆した研究機関が発生源であった」とする説について「世界の著名な専門家たちは全く科学的根拠がないと認識している」と臆面もなく否定。

Some Chinese doctors and scientists' personal announcements about the “Chinese virus” by about February must be credible(2月ごろまでの中国人医師や科学者の個人的な「中共ウィルス」に関する発表には、信頼できるところもある)!

To be continued...


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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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