恒久不変な日本砂漠-46 本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?
No matter how much a yakuza nation is, if its boss doesn't have the power and charisma to attract people, it must be unavoidable that it is destined to collapse naturally(いくらヤクザ国家だとしても、そのボスに人を魅了する力やカリスマ性がなければ、自然に瓦解する運命にあるのはやむをえない)!
東仙坊、親友(?)王岐山を中心、汪洋、朱鎔基、曾慶紅などの長老たちにブログ閉鎖だけで助けられた任志強の今年の辛辣な再びの習近平批判に触れたい。
前回、「任志強バッシング」が沈静化後の2016年3月8日、中国人民公安大学教授黎津平までが、任志強の誕生日の写真とともに、「任志強は紙でできた赤い王冠を被り、手にバースデーケーキを持って花束やご馳走に囲まれ、その表情は『文化大革命』を勝ち抜いた自信に溢れていた」と「微博」にupしてくれたほど。
そして、2016年3月23日には、公式ブログで、任志強を称賛するかのように、推薦図書として清朝が滅亡した理由を分析した「帝国的潰敗(張鳴著)」などを紹介してくれたほど。
そう、そのくらい中国の本物の知識人たちからの信任(?)を受けている「太子党」を代表する男。
その彼が、2月、「『中共ウィルス』感染拡大は、指導部の初動の遅れが原因だ。それなのに、封じ込めが成功したと国内向けに宣伝することで習近平の権力をさらに高めようとしている」とSNSにup。
そして、ついには、「あそこに立っているのは、自分の新しい衣服を見せびらかそうとしている皇帝でもなく、衣服すら脱ぎ捨てても皇帝の地位にしがみつく道化である。自分が丸裸であるという現実を隠すために、恥部を隠す布切れを1枚、1枚掲げて見せるが、自ら皇帝の野心にしがみついていることは一切隠さない。私が皇帝になるワケではないが、キサマを滅亡させる決心はしている。遠くない将来、執政党はこの種の愚昧の中で覚醒し、もう一度『打倒四人組運動』を起こし、もう一度、鄧小平式の改革を起こし、この民族と国家を救うかもしれない」とクーデターを呼びかける檄文を発表。
ちなみに、「打倒四人組運動」とは、「文化大革命」を主導し、毛沢東の死後もその路線を堅持しようとした、、張春橋、姚文元、王洪文の4人を、周恩来派が電撃逮捕、「「文化大革命」を終結させ、鄧小平による改革開放路線へ進む分岐点になった政変のこと。
ともあれ、これもそれも、2月、「中共ウィルス」感染者が初めて確認された、湖北省トップ蒋超良党委員会書記(63歳)を解任したことが、キッカケ。
そう、蒋超良も、王岐山の部下。
そして、その彼は、2月以降、消息不明。
すると、2月28日、大手ポータルサイト「新浪」と「騰訊」の任志強のアカウントが、「国家インターネット情報弁公室」の命令で閉鎖され、3月、重要な規律違反で、長男と秘書と一緒に逮捕されたとか。
そして、4月、起訴され、9月、2003年~2017年にかけて、職務上の特権を利用して4974万元以上の公金を横領し、125万元以上の収賄を受け、6120万元を横領した、汚職、贈収賄、公金横領、国有企業職員による職権乱用の罪で、懲役18年、罰金420万元(約6502万円)の実刑判決になったとも。
どうだろう?
これで、おバカボスの習近平と若頭王岐山との亀裂、反目はどうにもならないほど決定的になったと思わないか?
事実、4月3日、その三大中央メディアが、植樹祭で、習近平と王岐山が微笑みながら食事をともにしている映像をわざとらしく流したものの、以降、9月3日の「抗日戦争勝利記念日(???)」、北京での「戦勝75周年」式典に中国共産党最高指導部7人全員と一緒に出席するまでの3ヵ月間、王岐山は公の場に姿を見せていなかったというのでは?
そして、その間に、王岐山の米櫃だった企業集団「海南航空集団」は国有化され、習近平にその利権を強奪されたとか。
では、これで習近平vs王岐山+全幹部+全長老と間の抗争は鎮静化するのか?
あるいは、さらに激化するのか?
それを暗示する事件は、すでにいくつも中国国内で発生している。
3月5日、「中国軍戦闘機が天津市武清区に墜落した(?)」という情報が、SNS上に動画とともに拡散。
天津市武清区はなぜか飛行機がよく墜落する地域で、軍の飛行場もあるとか。
すると、上海や北京で、民間機のフライトが一斉にキャンセルされる事態になったとか。
それに対し、中国人netユーザーたちが反応。
「誰かが亡命しようとしたところをミサイルで撃墜した(?)」
「反乱を起こした人民解放軍の戦闘機が撃墜された(?)」
「習近平暗殺未遂だった(?)」
「反腐敗キャンペーンで習近平が党籍剥奪をした郭伯雄元中央軍事委員会副主席の息子の郭正鋼が、父の仇を狙った(?)」
どうだろう?
中国の普通の人々も、中国共産党内部の激しい抗争をかなり認識している気がしないか?
もっと驚かされるのが、これ。
3月下旬、net上で、「緊急中央政治局拡大会議招集の提案書」なるものが拡散し、大騒ぎになったとか。
何でも、それは、陽光衛星テレビ集団(香港SUNテレビ)主席の陳平が、中国のSNSに転載した公開書簡で、な、な、なんと「新型肺炎により中国経済と国際情勢が厳しくなったことを鑑み、習近平が国家主席、党総書記の職務を継続することが適切か否か討論する『政治局緊急拡大会議』を開くべき」というドラスティックなもの。
ちなみに、このお方、香港在住の「紅二代」の開明派で、王岐山とともに鄧小平の下で改革開放の実務を推進した「鄧小平チルドレン」でもあり、1984年、王岐山と改革開放を一気に推し進めた「莫干山会議」を組織しているとか。
そして、「提案書は自分が書いたワケではないが、党内でこの意見に賛同するものは少なくない。習近平の独裁路線をストップさせなければならない」とも明言しているとか。
それでいて、彼の父親がかつて習近平の父習仲勲の部下だったせいで、習近平とも40年来のつき合いあるというところが、ミソなのでは?
そのぐらい習近平は嫌われているのでは?
When the People's Republic of China was founded, there was a Chinese politician like Zhou Enlai who studied at a Japanese university and had an inspiring intellectual face at a Japanese festival(中華人民共和国の建国時には、日本の大学で学び、日本の祭りの感動した知的な顔をした周恩来のような中国人政治家がせっかくいたのに)!
To be continued...
東仙坊、親友(?)王岐山を中心、汪洋、朱鎔基、曾慶紅などの長老たちにブログ閉鎖だけで助けられた任志強の今年の辛辣な再びの習近平批判に触れたい。
前回、「任志強バッシング」が沈静化後の2016年3月8日、中国人民公安大学教授黎津平までが、任志強の誕生日の写真とともに、「任志強は紙でできた赤い王冠を被り、手にバースデーケーキを持って花束やご馳走に囲まれ、その表情は『文化大革命』を勝ち抜いた自信に溢れていた」と「微博」にupしてくれたほど。
そして、2016年3月23日には、公式ブログで、任志強を称賛するかのように、推薦図書として清朝が滅亡した理由を分析した「帝国的潰敗(張鳴著)」などを紹介してくれたほど。
そう、そのくらい中国の本物の知識人たちからの信任(?)を受けている「太子党」を代表する男。
その彼が、2月、「『中共ウィルス』感染拡大は、指導部の初動の遅れが原因だ。それなのに、封じ込めが成功したと国内向けに宣伝することで習近平の権力をさらに高めようとしている」とSNSにup。
そして、ついには、「あそこに立っているのは、自分の新しい衣服を見せびらかそうとしている皇帝でもなく、衣服すら脱ぎ捨てても皇帝の地位にしがみつく道化である。自分が丸裸であるという現実を隠すために、恥部を隠す布切れを1枚、1枚掲げて見せるが、自ら皇帝の野心にしがみついていることは一切隠さない。私が皇帝になるワケではないが、キサマを滅亡させる決心はしている。遠くない将来、執政党はこの種の愚昧の中で覚醒し、もう一度『打倒四人組運動』を起こし、もう一度、鄧小平式の改革を起こし、この民族と国家を救うかもしれない」とクーデターを呼びかける檄文を発表。
ちなみに、「打倒四人組運動」とは、「文化大革命」を主導し、毛沢東の死後もその路線を堅持しようとした、、張春橋、姚文元、王洪文の4人を、周恩来派が電撃逮捕、「「文化大革命」を終結させ、鄧小平による改革開放路線へ進む分岐点になった政変のこと。
ともあれ、これもそれも、2月、「中共ウィルス」感染者が初めて確認された、湖北省トップ蒋超良党委員会書記(63歳)を解任したことが、キッカケ。
そう、蒋超良も、王岐山の部下。
そして、その彼は、2月以降、消息不明。
すると、2月28日、大手ポータルサイト「新浪」と「騰訊」の任志強のアカウントが、「国家インターネット情報弁公室」の命令で閉鎖され、3月、重要な規律違反で、長男と秘書と一緒に逮捕されたとか。
そして、4月、起訴され、9月、2003年~2017年にかけて、職務上の特権を利用して4974万元以上の公金を横領し、125万元以上の収賄を受け、6120万元を横領した、汚職、贈収賄、公金横領、国有企業職員による職権乱用の罪で、懲役18年、罰金420万元(約6502万円)の実刑判決になったとも。
どうだろう?
これで、おバカボスの習近平と若頭王岐山との亀裂、反目はどうにもならないほど決定的になったと思わないか?
事実、4月3日、その三大中央メディアが、植樹祭で、習近平と王岐山が微笑みながら食事をともにしている映像をわざとらしく流したものの、以降、9月3日の「抗日戦争勝利記念日(???)」、北京での「戦勝75周年」式典に中国共産党最高指導部7人全員と一緒に出席するまでの3ヵ月間、王岐山は公の場に姿を見せていなかったというのでは?
そして、その間に、王岐山の米櫃だった企業集団「海南航空集団」は国有化され、習近平にその利権を強奪されたとか。
では、これで習近平vs王岐山+全幹部+全長老と間の抗争は鎮静化するのか?
あるいは、さらに激化するのか?
それを暗示する事件は、すでにいくつも中国国内で発生している。
3月5日、「中国軍戦闘機が天津市武清区に墜落した(?)」という情報が、SNS上に動画とともに拡散。
天津市武清区はなぜか飛行機がよく墜落する地域で、軍の飛行場もあるとか。
すると、上海や北京で、民間機のフライトが一斉にキャンセルされる事態になったとか。
それに対し、中国人netユーザーたちが反応。
「誰かが亡命しようとしたところをミサイルで撃墜した(?)」
「反乱を起こした人民解放軍の戦闘機が撃墜された(?)」
「習近平暗殺未遂だった(?)」
「反腐敗キャンペーンで習近平が党籍剥奪をした郭伯雄元中央軍事委員会副主席の息子の郭正鋼が、父の仇を狙った(?)」
どうだろう?
中国の普通の人々も、中国共産党内部の激しい抗争をかなり認識している気がしないか?
もっと驚かされるのが、これ。
3月下旬、net上で、「緊急中央政治局拡大会議招集の提案書」なるものが拡散し、大騒ぎになったとか。
何でも、それは、陽光衛星テレビ集団(香港SUNテレビ)主席の陳平が、中国のSNSに転載した公開書簡で、な、な、なんと「新型肺炎により中国経済と国際情勢が厳しくなったことを鑑み、習近平が国家主席、党総書記の職務を継続することが適切か否か討論する『政治局緊急拡大会議』を開くべき」というドラスティックなもの。
ちなみに、このお方、香港在住の「紅二代」の開明派で、王岐山とともに鄧小平の下で改革開放の実務を推進した「鄧小平チルドレン」でもあり、1984年、王岐山と改革開放を一気に推し進めた「莫干山会議」を組織しているとか。
そして、「提案書は自分が書いたワケではないが、党内でこの意見に賛同するものは少なくない。習近平の独裁路線をストップさせなければならない」とも明言しているとか。
それでいて、彼の父親がかつて習近平の父習仲勲の部下だったせいで、習近平とも40年来のつき合いあるというところが、ミソなのでは?
そのぐらい習近平は嫌われているのでは?
When the People's Republic of China was founded, there was a Chinese politician like Zhou Enlai who studied at a Japanese university and had an inspiring intellectual face at a Japanese festival(中華人民共和国の建国時には、日本の大学で学び、日本の祭りの感動した知的な顔をした周恩来のような中国人政治家がせっかくいたのに)!
To be continued...