恒久不変な日本砂漠-46 本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?
Isn't it quite unusual for a country to have 35 million single men who wanna get married but couldn't get married(3500万人もの結婚したいのに結婚できない独身男性がいる国って、それだけでもかなり異常なのでは)?
■893国家中国を甘やかし寛大極まりない関与策を取り続け、木のテッペンにまで登らせてしまったUSA民主党の世紀の不作為
●中国を真っ向から非難し、再びUSAを「世界のローン・レンジャー」にしかかったドナルド・トランプの功績
○中国に明確な弱味を握られたジョー・バイデンが、まもなく中国を木のテッペンまで昇らせるに違いない
中国が抱える国内の深刻な社会問題は、まだまだ盛り沢山。
集中豪雨、台風、干魃、地震、山火事など度重なる自然災害によって、国内の穀物地帯の現状は、サンザン。
それに、食料輸入の中心国家だったUSAやオーストラリアとの関係悪化が加わり、これまた深刻。
第一、普通の中国国民自身が、自国の食料を信頼していないのだから、なおさら大変。
そのうえ、東仙坊、すでに詳細に指摘したが、エビ養殖の世界でも中国発の「DIV1(十脚目虹ウィルス)」という毒性の強い新種ウィルスが猛威を払っていて、大混乱。
まだまだある。
予想外の人口減問題。
2月18日、中国政府「国家衛生健康委員会」は、その公式サイトで、「第13期全国人民代表大会第3回会議における第9839号意見に対する回答」と題する記事を掲載。
何でも、「人民代表」である遼寧省常務副省長陳向群が提起した、「東北地区における人口減少問題の解決を図るべく、全国に先駆けて東北地区で産児制限を完全撤廃する意見」に対する回答だとか。
それによると、中国東北三省と呼ばれる遼寧省、吉林省、黒龍江省の各省で、人口減少が著しく、2014年~2019年の6年間に3省で発生した人口減少は、合計で183.1万人。
その内訳は、黒龍江省:81.7万人、吉林省:61.65万人、遼寧省:39.7万人。
それが常態化する3大要因として、1)人口流出が人口流入を上回っていること、2)新生児の出生率が低いために「人口の自然増加率(出生と死亡の差によって生じる人口の増加率)」がマイナスであること、3)65歳以上の高齢者人口が総人口に占める高齢化率が大きいことがあるとか。
その結果、2019年における東北三省の「人口の自然増加率」は、遼寧省-0.80%、吉林省-0.85%、黒龍江省-1.01%で、三省ともに出生数より死亡数が多かったとも。
また、2019年における東北三省の出生率は0.61%で、同年の日本の出生率0.68%よりも低かったとか。
さらに、2019年における東北三省の65歳以上の高齢化率は、遼寧省16.2%、吉林省13.9%、黒龍江省13.8%で、遼寧省は高齢社会(高齢化率が14~21%)、吉林省と黒龍江省は高齢化社会(高齢化率が7~14%)にそれぞれ分類されるとも。
そこで、実施されている産児制限の「2孩政策(2人っ子政策:すべての夫婦に子どもは2人まで)」を、東北三省において先行的に廃止するなど、産児制限の完全撤廃を検討すると表明したとか。
そもそも、人口の急激な増大を懸念した中国は、1980年前後から35年の長きにわたって国民に徹底的な産児制限である「独生子女政策(1人っ子政策:全ての夫婦に子どもは1人だけ)」を強制。
そして、出生人口の急減により、2016年に「1人っ子政策」を撤廃し、実施したのが「2孩政策」。
しかし、出生人口が前年比で増加したのは「2人っ子政策」が開始された2016年だけで、2017年以降は減少が継続しているのみならず、減少幅が年々拡大しているというのである。
事実、昨年11~12月に国勢調査が行われた関係で発表が本年4月に延期された2020年の出生人口は、前年比185万人減の1280万人前後となるとか。
つまり、2016年からわずか5年で、出生人口は何と年間500万人も減少しているのだとか。
それによって、2025年には高齢社会(高齢化率が14~21%)に突入し、2035年には超高齢社会(高齢化率が21%以上)に突入することになりそうだとも。
ちなみに、国連の予測によれば、中国の60歳以上の高齢者は2050年ごろまでに5億人前後となり、そのうちの80歳以上は約1.2億人に上ることになるとか。
そう、30年後に総人口の1/3を占める5億人もの高齢者を抱えることになるというのである。
そして、その原因の1つが、35年間続いた「1人っ子政策」の後遺症というのだから、不謹慎でも失笑してしまわないか?
そう、2019年に比べ500万人も増加した、3500万人もの男性独身者の存在!!!
どうだろう?
どう考えても、「華麗なる独身貴族」、「モテモテのバチュラー」、「放蕩三昧のスーパーリッチ・セレブ」とは、ほど遠い存在だと思わないか?
確かに、「パターナリズム(paternalism : 家長式領導、溫情主義)社会の中国では、家の後継者や働き手として男子優先社会、とりわけ、「1人っ子政策」時代には、出生直後の女児遺棄や「間引き(嬰児を殺すこと)」までが横行したというのだから、それも当然と言えば当然の結果。
驚くべき中国の実態と言えるのでは?
Even if the lie regains economic growth, does China still have the surreal problem of lack of drinking water and food(仮にウソで経済成長を取り戻したとしても、現在の中国は、飲料水や食料の不足という超現実的な問題まで抱えているのでは)?
To be continued...
■893国家中国を甘やかし寛大極まりない関与策を取り続け、木のテッペンにまで登らせてしまったUSA民主党の世紀の不作為
●中国を真っ向から非難し、再びUSAを「世界のローン・レンジャー」にしかかったドナルド・トランプの功績
○中国に明確な弱味を握られたジョー・バイデンが、まもなく中国を木のテッペンまで昇らせるに違いない
中国が抱える国内の深刻な社会問題は、まだまだ盛り沢山。
集中豪雨、台風、干魃、地震、山火事など度重なる自然災害によって、国内の穀物地帯の現状は、サンザン。
それに、食料輸入の中心国家だったUSAやオーストラリアとの関係悪化が加わり、これまた深刻。
第一、普通の中国国民自身が、自国の食料を信頼していないのだから、なおさら大変。
そのうえ、東仙坊、すでに詳細に指摘したが、エビ養殖の世界でも中国発の「DIV1(十脚目虹ウィルス)」という毒性の強い新種ウィルスが猛威を払っていて、大混乱。
まだまだある。
予想外の人口減問題。
2月18日、中国政府「国家衛生健康委員会」は、その公式サイトで、「第13期全国人民代表大会第3回会議における第9839号意見に対する回答」と題する記事を掲載。
何でも、「人民代表」である遼寧省常務副省長陳向群が提起した、「東北地区における人口減少問題の解決を図るべく、全国に先駆けて東北地区で産児制限を完全撤廃する意見」に対する回答だとか。
それによると、中国東北三省と呼ばれる遼寧省、吉林省、黒龍江省の各省で、人口減少が著しく、2014年~2019年の6年間に3省で発生した人口減少は、合計で183.1万人。
その内訳は、黒龍江省:81.7万人、吉林省:61.65万人、遼寧省:39.7万人。
それが常態化する3大要因として、1)人口流出が人口流入を上回っていること、2)新生児の出生率が低いために「人口の自然増加率(出生と死亡の差によって生じる人口の増加率)」がマイナスであること、3)65歳以上の高齢者人口が総人口に占める高齢化率が大きいことがあるとか。
その結果、2019年における東北三省の「人口の自然増加率」は、遼寧省-0.80%、吉林省-0.85%、黒龍江省-1.01%で、三省ともに出生数より死亡数が多かったとも。
また、2019年における東北三省の出生率は0.61%で、同年の日本の出生率0.68%よりも低かったとか。
さらに、2019年における東北三省の65歳以上の高齢化率は、遼寧省16.2%、吉林省13.9%、黒龍江省13.8%で、遼寧省は高齢社会(高齢化率が14~21%)、吉林省と黒龍江省は高齢化社会(高齢化率が7~14%)にそれぞれ分類されるとも。
そこで、実施されている産児制限の「2孩政策(2人っ子政策:すべての夫婦に子どもは2人まで)」を、東北三省において先行的に廃止するなど、産児制限の完全撤廃を検討すると表明したとか。
そもそも、人口の急激な増大を懸念した中国は、1980年前後から35年の長きにわたって国民に徹底的な産児制限である「独生子女政策(1人っ子政策:全ての夫婦に子どもは1人だけ)」を強制。
そして、出生人口の急減により、2016年に「1人っ子政策」を撤廃し、実施したのが「2孩政策」。
しかし、出生人口が前年比で増加したのは「2人っ子政策」が開始された2016年だけで、2017年以降は減少が継続しているのみならず、減少幅が年々拡大しているというのである。
事実、昨年11~12月に国勢調査が行われた関係で発表が本年4月に延期された2020年の出生人口は、前年比185万人減の1280万人前後となるとか。
つまり、2016年からわずか5年で、出生人口は何と年間500万人も減少しているのだとか。
それによって、2025年には高齢社会(高齢化率が14~21%)に突入し、2035年には超高齢社会(高齢化率が21%以上)に突入することになりそうだとも。
ちなみに、国連の予測によれば、中国の60歳以上の高齢者は2050年ごろまでに5億人前後となり、そのうちの80歳以上は約1.2億人に上ることになるとか。
そう、30年後に総人口の1/3を占める5億人もの高齢者を抱えることになるというのである。
そして、その原因の1つが、35年間続いた「1人っ子政策」の後遺症というのだから、不謹慎でも失笑してしまわないか?
そう、2019年に比べ500万人も増加した、3500万人もの男性独身者の存在!!!
どうだろう?
どう考えても、「華麗なる独身貴族」、「モテモテのバチュラー」、「放蕩三昧のスーパーリッチ・セレブ」とは、ほど遠い存在だと思わないか?
確かに、「パターナリズム(paternalism : 家長式領導、溫情主義)社会の中国では、家の後継者や働き手として男子優先社会、とりわけ、「1人っ子政策」時代には、出生直後の女児遺棄や「間引き(嬰児を殺すこと)」までが横行したというのだから、それも当然と言えば当然の結果。
驚くべき中国の実態と言えるのでは?
Even if the lie regains economic growth, does China still have the surreal problem of lack of drinking water and food(仮にウソで経済成長を取り戻したとしても、現在の中国は、飲料水や食料の不足という超現実的な問題まで抱えているのでは)?
To be continued...