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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

恒久不変な日本砂漠-46  本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?

Unlike young guys who couldn't get married like in Japan, the problems of young guys in China who wanna get married but absolutely have no young ladies are quite serious, aren't they(我が国のように結婚できてもしないヤングガイたちとは違って、結婚したくても絶対的にヤングレディーたちがいない中国のヤングガイたちの抱える問題は、かなり深刻なのでは)?

■893国家中国を甘やかし寛大極まりない関与策を取り続け、木のテッペンにまで登らせてしまったUSA民主党の世紀の不作為

●中国を真っ向から非難し、再びUSAを「世界のローン・レンジャー」にしかかったドナルド・トランプの功績

○中国に明確な弱味を握られたジョー・バイデンが、まもなく中国を木のテッペンまで昇らせるに違いない

中国で、結婚したくても単純に人数のバランスで結婚できない可哀想な(?)中国の独身男性3500万人について、1月14日、中国国営「新華社通信」の公式「微博(マイクロブログ)」である「新華視点」が、実に興味深い記事を掲載している。
それは、「新華社新年帰郷調査──一部の農村では嫁取りに何と100万元も必要」という記事。
何でも、新華社記者が、春節(旧正月)期間中に山西省、河南省、湖南省などの地域を訪問し、農村に住む「剰男(結婚適齢期を過ぎた独身男性)」問題の解決方法に関する調査結果を報道。
1)農村には結婚適齢期を過ぎた独身男性が少なからずいるが、彼らは結婚するために一層面倒な難題に直面している。それは、一部の農村地区では嫁取りには、車、住宅、「彩礼(結納の金品)」という新たな「三大件(三種の神器)」が必需であり、それらの出費合計はあろうことか100万元(約1600万円)に急騰している。
2)記者が山西省北部にある某県を訪問した際には、地元青年は「村で嫁を取ろうと思ったら、三種の神器を全て揃えたら100万元前後かかるから、結婚はムリだ」と諦め顔で述べた。この村の人口は600人ほどだが、その中に未婚男性は20人以上いて、平均すると未婚男性は10軒に1人。村の幹部によれば、未婚男性の年齢は30歳代が多いが、40歳代も数人しる。
3)記者が各地を巡って発見したのは、車・住宅・結納といった三種の神器にかかる費用は少なければ50万~60万元(約800~960万円)、多ければ100万元(約1600万円)以上であり、一部の農村青年にとっては到底背負えないほどの大金である。
4)ある村民が教えてくれた三種の神器100万元の概算は以下の通り。すなわち、地元の「県城(県庁所在地の都市部)」の住宅価格は1平方m当たり4000元(約6万4000円)だから、内装や家具や家電まで含めると60万元(約960万円)以上。自家用車の購入に20万元(約320万円)、これに結納金と「三金(金指輪、金のネックレス、金の耳飾り)」などの出費は15万~16万元(約240万~256万円)。
5)村民によれば、近年「彩礼(結納の金品)」の相場は急騰しており、かつては1万~2万元(約16~32万円)であったものが、今では10数万元(約160万~200万円)となっている。しかも、その金額は地域によって異なるが、山西省北部の一部地区では縁起を担いだ語呂合わせで、「152800元(約250万円;両家の繁栄が必要)」、「131400元(約210万円;一生一世 : 一生添い遂げるの意味)」などが流行している。
6)湖南省岳陽市の一部村落では、かつては結婚する際には村の中に新居を建設すればよく、建設費用は20万元(約320万円)前後だったが、昨今は「県城(県庁所在地の都市部)」で住宅を購入するのが最低基準になりつつあり、要求はますます高いものとなり、住宅購入費用は50万元(約800万円)にも上っている。
7)「金がないので『娶不起(不適格で嫁が取れない)』」以外の原因の1つは、「娶不上(嫁不足)」。少なからぬ農村地区では結婚適齢期の青年が「男多女少」という男女比率の不均衡という問題に直面。河南省鄲城県の前劉楼村では村内に500軒ほどの戸数があり、23~32歳の未婚男性が44人いるのに対して、結婚適齢期の未婚女性は32人しかいない。
同地域の結納金は10万元(約160万円)前後なので、都市部へ出稼ぎに行っている彼らの父母にとって用意できない金額ではないが、何と言っても未婚女性の数が少ないのが最大の障害。
8)国家統計局発行の「中国統計年鑑2020」によれば、全国の男女比率(女性100に対する男性比率)は104.46であり、その内訳は、30~34歳:101.28、25~29歳:106.65、20~24歳:114.61、15~19歳:118.39。「男多女少」は年齢が下がるにつれて、その比率はさらに拡大。
9)農村部における急速な都市化により大量の農村人口が都市部へ流入しているが、男性に比べて女性は結婚によって都市部に残留することが容易。山西省北部にある某村の第一書記(村の最高責任者)は、「この5~6年の間に、村から村外へ嫁に行った女性は8~9人いたが、村外から嫁に来た女性は誰もいない」と述懐。
10)都市部の女性が農村へ「下嫁(降嫁)」したいと思わないのと同じで、農村の男性が都市部で嫁を取ることは困難である。取材を受けた人の多くは、「都市部へ出稼ぎに来ている農村の男性青年たちは、その多くが学歴もなければ技術もなく、都市部で所帯を持って定住することは極めて困難である」と告白。
11) 記者が各地の農村を取材した結果として判明したのは、「娶妻(妻を娶めとること)」が農村社会に一連の影響をもたらし、派生する形で処理が困難な問題を産み出すという事実。すなわち、農村で多数の人々が提起したのは、結婚は多くの農民たちにとって重い負担になっているだけでなく、一部の負債を抱えた農村家庭を貧困化させる主たる原因。一部の農民によれば、息子に妻を娶らせるために金を貯めることは彼らにとって一生の奮闘目標であったが、父と子が出稼ぎで蓄えたカネは往々にして住宅購入だけで使い果たしてしまい、その他の出費は借金に頼ることになるのである。
どうだろう?
メチャクチャリアルな問題だと思わないか?
それに、「山西省智庫(シンクタンク)発展協会」副会長呉修明が、「都市部に『剰女(高学歴、高収入の結婚適齢期を過ぎた独身女性)』が多く、農村部に『剰男(30歳以上の独身男性)』が多いので、都市部と農村部の人口交流を促進させることにより、農村の『剰男』に技術訓練を受けさせたうえで、女性が集中する業界や地区へ輸出してはどうか? 長期的な観点に立てば、都市部と農村部や地区間の差は縮小するので、農村部の『剰男』を都市部へ輸出して、都市部で広範囲なお見合い大会を開催すれば、『剰男』と『剰女』の問題は容易に解決できる」という記事を「新華視点」に掲載。
すると、多くのnetユーザーが怒りの反応。
「アンタは鶏と鴨を交配させるのが、そんなに簡単なことだと思っているのか?」
「あまりにも程度が低くて話にならない。これが天下の新華社通信の公式マイクロブログに掲載された記事とは信じ難い」
「農村部の『剰男』と組み合わせようなんて、都市部の『剰女』は何か悪いコトでもしたのですか?」
「それなら、アンタの娘を先に農村部の『剰男』に嫁がせてみたらイイ」
どうだろう?
これはかなりの社会的問題なのでは?

Isn't it difficult for Chinese men who ridicule non-ethnic groups to accept foreigners as their wives like Japanese men(自分たちの民族以外を夷狄と愚弄する中国人男性たちは、我が国の男性ように外国人を妻に迎え入れにくいのでは)?

To be continued...



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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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