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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

恒久不変な日本砂漠-46  本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?

Thanks to Shi Ping, who I could trust, I could understand the essence of Chinese people like the scales fall from my eyes(信頼できる石平のおかげで、目からウロコ的に中国人の本質が理解できた)!

■893国家中国を甘やかし寛大極まりない関与策を取り続け、木のテッペンにまで登らせてしまったUSA民主党の世紀の不作為

●中国を真っ向から非難し、再びUSAを「世界のローン・レンジャー」にしかかったドナルド・トランプの功績

○中国に明確な弱味を握られたジョー・バイデンが、まもなく中国を木のテッペンまで昇らせるに違いない

中国は、自慢気に公言するように、本当に貧困層対策、「貧農」対策に成功したのか?
確かに、高度化したITによって農業生産者と都市を直結させるネットワーク作りがうまくゆき、アリババが展開する農村版EC「農村タオパオ(村淘)」が農村経済を若干押し上げたかもしれない。
しかし、それは、ほんのつかの間の繁栄でしかないのでは?
また、電子決済システム「アリペイ」が急速に浸透したのは、中国ならではのお互いに他人を信用しない「相互不信社会」だから、販売者と購入者のリスクが避けられること自体に安心が拡がったからなのでは?
そもそも、「双循環」なんて言い出したけど、その個人消費のターゲットにされた約4億人の中間所得層は、本当に現在の50数%という個人消費を引き上げることができるのか?
なぜ、普通の中国人たちが、日本製品が好きなのか?といえば、中国製品を信用していないからなのでは?
それは、「債権の罠」と言われる一帯一路だって、本当は中国よりも強かな貧困発展途上国の債務不履行によって、中国の方が困っているのでは?
さて、そんななか、中国には、資産1000億円以上のスーパーリッチたちが、第2位のUSAの約2倍のな、な、なんと1000人以上いて、ブッチギリの世界一というから、ビックリしないか?
それはそうである。
大した超大手民間企業などそんなにないのでは?
ということは、なぜそんなにスーパーリッチたちが生まれるのか?
どうだろう?
世紀の腐敗大国の黒社会らしく中国共産党幹部たち自身が、もしくは、その家族がスーパーリッチになっていることなのでは?
実際、2013年~2018年までの6年間で、習近平の腐敗撲滅運動で25万人以上の幹部が摘発されたと発表しているが、それだって間違いなく過小報告だったはず。
ほぼ中国共産党幹部全員が腐敗していると言っても過言ではないはず。
例えば、2014年に摘発された周永康。
その贈収賄金額は、総計で900億元(約1兆4900億円)。
銀行預金370億元(約6100億円)、内外の債券510億元(約8400億円)、不動産300件以上、金、銀、骨董品、高級酒など。
そして、その「収賄代理人」は、妻の賈暁嘩。
また、息子周濱も、別途に父親の権力を笠に着て巨額の不正蓄財。
総額16億元(約272億円相当)の贈収賄が発覚した郭伯雄のケースでも、妻の何秀蓮、息子の郭正鋼、息子の妻の呉芳芳もその共犯者。
どうだろう?
中国ならではの一家総出の腐敗、「全家腐」こそが、スーパーリッチ中国共産党幹部を生む原因。
なかには、直系家族だけでなく、幹部の親族一同、あるいは幹部の妻の親族一同もグルもあるというから、ハンパじゃない。
では、なぜこんな状況になるのか?
東仙坊、心から畏敬しているかつて中国人だった日本人、石平が適切かつ的確に教えてくれている。
中国には、古来から、皇帝や朝廷など為政者どもが天下万民のために何もしてくれないとの認識から、「宗族」という血縁集団による家族制度なるものがあるのだとか。
そして、その「宗族」は、実質上一つの小さな「国家」であり、国中に幾千幾万も林立してきたとか。
そのために、集会所的裁判所である共通の祖先を祀る「祠堂」を中心に、統治機構「族会」を持ち、一族の有力者か長老が「族長」となり、一族のルール「族規」に基づいて「族人」を統率し、社会生活を営んできたとか。
そして、共同財産「族田」を作り、そこから得た収入を財源に「族人」の子弟たちのための塾を開いたり、病弱者や孤児などを救済をしたり、それから、一族内の壮健ヤングたちの自衛団が外部勢力から「宗族」の安全を守ってきたとも。
その結果、普通の中国人たちには、国家の意識もなければ公の意識もなく、その忠誠心や愛着心や帰属意識は全部、自らの所属する宗族に注力されることになったのだとか。
それゆえ、その「宗族中心主義」は、いつの間にか「宗族のエゴ」となって異常に肥大化し、「宗族」のためには公の利益や国家の利益を損なっても構わないどころか、むしろ腐敗は悪事ではなく「宗族」にとっての「善行」であり、最高の「美徳」であるという、一種の倒錯した価値観が、中国社会で一種の文化として定着してしまったのだとか。
どうだろう?
中国共産党員になって出世し権力を手に入れた官僚たちが、その権力を利用し不正蓄財し自分たちの「宗族」を潤すのは当たり前だと思わないか?
そう、一族のために社会や公や国家から何かを収奪することこそ、偉大なる中国人民にとっての最高の「美徳」なのだから。

Wouldn't ordinary Chinese, who have become able to do whatever they want with personal consumption, buy nothing but Japanese products(個人消費を好きなようにできるようになった普通の中国人たちは、日本製品以外に何も買わないのでは)?

To be continued...







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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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