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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

恒久不変な日本砂漠-46  本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?

Think about how big the fish you missed in Japan without a vision, which has withdrawn from semiconductor manufacturing because it is not very profitable(あまり儲からないからと半導体製造から撤退してしまったビジョンなき日本、その逃がした魚がいかに大きいかを思いしろ)!

■893国家中国を甘やかし寛大極まりない関与策を取り続け、木のテッペンにまで登らせてしまったUSA民主党の世紀の不作為

●中国を真っ向から非難し、再びUSAを「世界のローン・レンジャー」にしかかったドナルド・トランプの功績

○中国に明確な弱味を握られたジョー・バイデンが、まもなく中国を木のテッペンまで昇らせるに違いない

東仙坊、今や、経済戦争に勝利するための最大の兵器となった半導体をリサーチしていて、なるほど「半導体を征する者が世界を征する」ということは本当だとツクヅク再認識…。
すると、何がグローバル化だ、何がITやAIのデジタル化だ、そもそも、世界一の半導体供給国だったのに、一体どんなビジョンを持っていたんだ情けなくてみっともない我が日本と、急にムラムラ…。
おバカ経済産業省が、3月24日、「官民で供給網の強化を含む半導体・デジタル産業の戦略を議論する(?)官民の検討会(??)を立ち上げた」と言い出したのを聞いて、完全にプッツン。
「何を今さら川端柳、本当にバカは死んでも直らない」、「覆水盆に返らず。後悔先に立たず。逃した魚はバカデカい」と、ブツブツ…。
そこで、もう少し半導体業界の現況を深掘り。
2018年、半導体市場規模は、4690億ドル。
2019年、半導体市場の規模は、4280億ドル
その内訳は、ディスクリート239億ドル、オプト415億ドル、センサー135億ドル、IC3333億ドル。
さらに、ICの内訳は、アナログ539億ドル、マイクロ664億ドル、ロジック1065億ドル、メモリー1064億ドル。
そして、ビッグデータの処理や5Gの急激な発展にともない、半導体のニーズは一層高まると予想され、「シリコンサイクル」を超えた「スーパーサイクル」に入り、2025年まで、年平均10~12%での成長が見込まれるとか。
また、2019年の半導体市場におけるメーカーの所属国別シェアで、1位USA、55%2位サプア、21%3位EU、7%4位台湾&日本、6%6位中国、5%
ここで重要なのが、トップUSAの半導体の製造の50%が台湾だということ
次に、2019年、半導体業界の世界市場シェア。
売上高を分子に、市場規模を分母に算出、
1位「インテル」 16.8%──パソコンやデータセンター向けプロセッサ。
2位「サムスン・エレクトロス」 12.6%──メモリー分野/かつて日本企業が席捲したDRAMメモリーで世界1位/NANDフラッシュメモリーも世界1位。
3位「クアルコム」 5.7%──通信・モバイル用プロセッサー/自動運転向け強化のために「フィリップス半導体」が母体の「NXPセミコンダクターズ」を買収。
4位「マイクロン・テクノロジー」 5.5%──DRAM大手
5位「ブロードコム」 5.3%──「ヒューレッド・パッカード」半導体部門が源流の「アバゴ・テクノロジーズ」が「ブロードコム」を買収し誕生/携帯端末を無線通信網と結ぶ半導体。
ここで、重要なことは、半導体売上高では、USA勢が断トツだということ。
実際、2019年、半導体市場における「IDM(ファブを所有する垂直統合型デバイスメーカー)」の売上高、「ファブレス(IC設計企業)」の売上高、それらの合計売上高を、ICメーカーの本社が設置されている国・地域別で見ても、USAの場合、「IDM」のIC売上高合計額は、世界全体の51%、「ファブレス」で65%、「IDM」と「ファブレス」で55%と、いずれの場合でも、全世界の売上高の半分以上。
ちなみに、「IDM」シェア、USA51%、サプア29%、EU&日本9%、台湾2%。「ファブレス」シェアは、USA65%、台湾17%、中国15%、EU2%、サプア1%、日本1%未満。
ここで重要なのは、「DM」と「ファブレス」のバランスがよくとれているのは、USA勢だけということ。
そして、そんなUSAの「アップル」や「グーグル」といったIT大手が、自社で半導体を内部生産し始めているということ。
それ以上に、興味を引いたのは、半導体世界一を謳っていたサプアの半導体業界の現実。
2017年、2018年、「半導体メモリバブル崩壊」の影響をモロに受け、サプア勢のシェアが前年比6%減になっただけでなく、その売上高が前年比32%減にもなっているということ。
そして、それはシェア6%の日本勢も、ほぼ同じで、売上高が前年比24%減だったということ。
それは、市場全体の下げ幅となった前年比15%減よりもはるかに低かったということ。
もっとも、台湾の「TSMC」のような「半導体ファウンドリ」の売上高は、顧客である「ファブレス」や「IDM」の売上高として計上されているために統計には含まれていないということ。
どうだろう?
「半導体争奪経済戦争」で、台湾の存在はかなり重要な意味を持っていることは明白なのでは?
えっ、火事の話は?って?
それは、もうちょっと後…。

Japan's government and business community, the world's most unpredictable and most friendly nation, seem to have completely forgotten the saying “It's no use crying over spilt milk”(先見の明のない世界一のお人好し国家の我が国の政府や経済界は、「覆水盆に返らず」という諺をすっかり忘れてしまっているようだ)!

To be continued...















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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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