恒久不変な日本砂漠-46 本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?
All land in China must be the property of the Chinese Communist Party. Does that mean that the profits of China's real estate industry ultimately should belong to the Chinese Communist Party(中国の土地はすべて中国共産党の所有物。ということは、中国の不動産業の利益は、最終的に中国共産党のものということでは)?
■893国家中国を甘やかし寛大極まりない関与策を取り続け、木のテッペンにまで登らせてしまったUSA民主党の世紀の不作為
●日本は、歴史的にありとあらゆる影響を中国から受けてきたが、ただの一度も中国と真っ向から対峙したことはなかったのでは?
○日本は、この経済成長など見込めない時代だからこそ、中国の本当の顔を真摯に直視すべきとき
「恒大集団」の手元資産の大半が、土地。
昨年6月30日時点で、778件のプロジェクトを推進中で、計画されている総建設面積は2億1400万平方m、それらの土地の取得原価は約7.7兆円。
その他、146件の都市再開発プロジェクトを抱え、なかでも、グレーターベイエリア(広東省と香港・マカオ)のプロジェクト数が、131件。
では、それらの手元資産は、簡単に売却できるのか?
「恒大集団」が手がけるプロジェクトの内容は一見よさそうに見えても、債務構造が複雑で整理するのが非常に難しいと言われているのでは?
事実、昨年6月初旬から、多くの不動産資産を売却しようと、3ヵ月間、「中国海外発展」や「万科」などの大手不動産企業、そして、「中国金茂」などの国有企業と接触しているのに、一向に法的拘束力のある契約は締結できていないというのでは?
にもかかわらず、「恒大集団」は、
「立案された自力救済計画に沿って、投資用不動産、ホテル、およびその他の不動産資産などを売却することで投資家を引き入れ、資本金を増やす。いろいろな要因が重なり合って生じた流動性危機だが、何とか乗り越えられる」と何度も何度も破産を否定するばかり。
そこで、「恒大集団」が残すつもりでいる「恒大財富」杜亮社長の発言に注目。
昨年9月10日、コヤツ、グループ創業者許家印前会長のコメントを引用して、「ほとんどの土地は売却することができない。中国において土地は最も価値のあるもの。『恒大財富』の最大の武器で、最後の財産だからだ。例えば、ある土地を取得するのに約170億円を支払い、その後、その土地の価値が約340億円に達したとしても、今の市場の取引相手が提示する額はわずか約51億円ということもある。元手を割って売却してしまえば、『恒大集団』は再起するための資本も失ってしまう。施工再開さえすれば、土地開発によって住宅の買い戻し資金を賄うことが可能で、そうすれば『恒大集団』はすべての債務を返済し、元の状態に戻ることができる」
どうだろう?
メチャクチャ自分勝手な言い草なのでは?
ところで、「恒大集団」が、中国らしい詐欺集団と見られる証拠がある。
◆典型的な社員総ぐるみの「恒大集団」の阿漕な実態
「恒大集団」の昨年6月30日時点の負債は、約9兆7000億円、そのうち約4兆1000億円は1年以内に返済期限がくるとか。
なかでも、ドル建て社債は、社債総額の1%強。
また、銀行借入額は、約3兆7400億円程度で、中国の銀行融資全体0.1%程度。
さて、「恒大集団」には、未償還社債約3兆円あるとか。
特に、「恒大財富」の未償還理財商品は約6800億円。
「恒大集団」創業者(前会長)許家印が、「『恒大集団』は、満期を過ぎたすべての理財商品について、できるだけ早く全額の支払いを行う」と公言するも、「恒大財富」杜亮社長は、「理財商品が一気に償還されれば、『恒大集団』の受けるプレッシャーは非常に大きくなる」と吐露。
それで、さすが中国と言わざるをえない笑えない話が、これ。
「恒大集団」の20万人の社員が、日常業務の一環として、「恒大財富」で一定額の理財商品を購入しているというのである。
そのために、「恒大財富」が理財商品の償還延期を発表する1ヵ月前、「恒大集団」の各地の子会社は、一部の事業プロジェクトの権利を「恒大財富」に担保として差し入れ、資金を調達したとか。
その額、な、な、なんと約3400億円超。
その表向きの目的は、「保交楼(住宅の引き渡しを保障すること)」。
何しろ、「恒大集団」が、これまで多額の工事費用の支払いを延滞していたために、多くの建設プロジェクトが停止。
昨年8月の「恒大集団」の売上高は、前年同月比で26%減少、800以上あるプロジェクトのうち、500以上が停止状態。
引き渡しがすんでいない住宅は、少なくとも数十万戸。
引き渡しを完了するには、最低でも数兆円の資金が必要だとか。
そのために、昨年9月1日、グループ中核事業会社「恒大集団」副総裁8人が、住宅引き渡し専門チームを率いて、「軍令状(任務を果たせなかった場合は処罰を受け入れるという誓書)」に署名したほど。
にもかかわらず、それからわずか1週間後、「恒大財富」が償還の一時停止を発表したために、「恒大集団」はすぐさま住宅の引き渡し保障が先か、理財商品の償還保障が先か、というハムレット状態。
そ、そ、そうしたら、ただただ唖然とさせられることが始まったというから、This is a 中国。
Isn't the "Evergrande Group" a conscientious company that must be rarely seen today that the company first compensates for the debt of employees in the event of a crisis(会社が危機の際に、社員の債権を最初に補填するなんて、「恒大集団」は今どき滅多に見ない良心的な会社なのでは)?
To be continued...
■893国家中国を甘やかし寛大極まりない関与策を取り続け、木のテッペンにまで登らせてしまったUSA民主党の世紀の不作為
●日本は、歴史的にありとあらゆる影響を中国から受けてきたが、ただの一度も中国と真っ向から対峙したことはなかったのでは?
○日本は、この経済成長など見込めない時代だからこそ、中国の本当の顔を真摯に直視すべきとき
「恒大集団」の手元資産の大半が、土地。
昨年6月30日時点で、778件のプロジェクトを推進中で、計画されている総建設面積は2億1400万平方m、それらの土地の取得原価は約7.7兆円。
その他、146件の都市再開発プロジェクトを抱え、なかでも、グレーターベイエリア(広東省と香港・マカオ)のプロジェクト数が、131件。
では、それらの手元資産は、簡単に売却できるのか?
「恒大集団」が手がけるプロジェクトの内容は一見よさそうに見えても、債務構造が複雑で整理するのが非常に難しいと言われているのでは?
事実、昨年6月初旬から、多くの不動産資産を売却しようと、3ヵ月間、「中国海外発展」や「万科」などの大手不動産企業、そして、「中国金茂」などの国有企業と接触しているのに、一向に法的拘束力のある契約は締結できていないというのでは?
にもかかわらず、「恒大集団」は、
「立案された自力救済計画に沿って、投資用不動産、ホテル、およびその他の不動産資産などを売却することで投資家を引き入れ、資本金を増やす。いろいろな要因が重なり合って生じた流動性危機だが、何とか乗り越えられる」と何度も何度も破産を否定するばかり。
そこで、「恒大集団」が残すつもりでいる「恒大財富」杜亮社長の発言に注目。
昨年9月10日、コヤツ、グループ創業者許家印前会長のコメントを引用して、「ほとんどの土地は売却することができない。中国において土地は最も価値のあるもの。『恒大財富』の最大の武器で、最後の財産だからだ。例えば、ある土地を取得するのに約170億円を支払い、その後、その土地の価値が約340億円に達したとしても、今の市場の取引相手が提示する額はわずか約51億円ということもある。元手を割って売却してしまえば、『恒大集団』は再起するための資本も失ってしまう。施工再開さえすれば、土地開発によって住宅の買い戻し資金を賄うことが可能で、そうすれば『恒大集団』はすべての債務を返済し、元の状態に戻ることができる」
どうだろう?
メチャクチャ自分勝手な言い草なのでは?
ところで、「恒大集団」が、中国らしい詐欺集団と見られる証拠がある。
◆典型的な社員総ぐるみの「恒大集団」の阿漕な実態
「恒大集団」の昨年6月30日時点の負債は、約9兆7000億円、そのうち約4兆1000億円は1年以内に返済期限がくるとか。
なかでも、ドル建て社債は、社債総額の1%強。
また、銀行借入額は、約3兆7400億円程度で、中国の銀行融資全体0.1%程度。
さて、「恒大集団」には、未償還社債約3兆円あるとか。
特に、「恒大財富」の未償還理財商品は約6800億円。
「恒大集団」創業者(前会長)許家印が、「『恒大集団』は、満期を過ぎたすべての理財商品について、できるだけ早く全額の支払いを行う」と公言するも、「恒大財富」杜亮社長は、「理財商品が一気に償還されれば、『恒大集団』の受けるプレッシャーは非常に大きくなる」と吐露。
それで、さすが中国と言わざるをえない笑えない話が、これ。
「恒大集団」の20万人の社員が、日常業務の一環として、「恒大財富」で一定額の理財商品を購入しているというのである。
そのために、「恒大財富」が理財商品の償還延期を発表する1ヵ月前、「恒大集団」の各地の子会社は、一部の事業プロジェクトの権利を「恒大財富」に担保として差し入れ、資金を調達したとか。
その額、な、な、なんと約3400億円超。
その表向きの目的は、「保交楼(住宅の引き渡しを保障すること)」。
何しろ、「恒大集団」が、これまで多額の工事費用の支払いを延滞していたために、多くの建設プロジェクトが停止。
昨年8月の「恒大集団」の売上高は、前年同月比で26%減少、800以上あるプロジェクトのうち、500以上が停止状態。
引き渡しがすんでいない住宅は、少なくとも数十万戸。
引き渡しを完了するには、最低でも数兆円の資金が必要だとか。
そのために、昨年9月1日、グループ中核事業会社「恒大集団」副総裁8人が、住宅引き渡し専門チームを率いて、「軍令状(任務を果たせなかった場合は処罰を受け入れるという誓書)」に署名したほど。
にもかかわらず、それからわずか1週間後、「恒大財富」が償還の一時停止を発表したために、「恒大集団」はすぐさま住宅の引き渡し保障が先か、理財商品の償還保障が先か、というハムレット状態。
そ、そ、そうしたら、ただただ唖然とさせられることが始まったというから、This is a 中国。
Isn't the "Evergrande Group" a conscientious company that must be rarely seen today that the company first compensates for the debt of employees in the event of a crisis(会社が危機の際に、社員の債権を最初に補填するなんて、「恒大集団」は今どき滅多に見ない良心的な会社なのでは)?
To be continued...