恒久不変な日本砂漠-46 本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?
The bosses of the cheap hoodlum who have the authority, the power, and the wealth are everything to protect their position, so the lives and religions of their minions must be just tools(権威と権力と富を手にしたゴロツキどものボスは、その座を守るために何でもありだから、手下どもの命も宗教も単なる道具でしかない)!
■893国家中国を甘やかし寛大極まりない関与策を取り続け、木のテッペンにまで登らせてしまったUSA民主党の世紀の不作為
●日本は、歴史的にありとあらゆる影響を中国から受けてきたが、ただの一度も中国と真っ向から対峙したことはなかったのでは?
○日本は、この経済成長など見込めない時代だからこそ、中国の本当の顔を真摯に直視すべきとき
◆「ギリシャ正教会」と「ロシア正教会」との相違とは?
「ギリシャ正教会」は、アテネに「大主教座」をおく独立正教会教派。
「ロシア正教会」は、モスクワに「総主教座」をおく正教会最大教派。
ただし、教義・教理も同じ。
機密(サクラメント)も、共通有効。
領聖、イエス・キリストの「聖体尊血」をいただくことは、どちらでも可能。
あえて言えば、礼拝で使っている言語が、「ギリシャ正教会」がギリシャ語、「ロシア正教会」が教会スラヴ語を使っていることぐらいの違い。
そして、どの国の正教会も、イスタンブールにある「世界総主教座」に所属しながら、総主教座・大主教座・自治教会ごとに独立運営しているだけ。
◆「ロシア正教会」管轄下での「ウクライナ正教会」の現状とは?
1917年、ロシア革命後、USSR指導者たちは、「ロシア正教会」の粛清を開始。
それはそうである。
「コミュニズム」は、無宗教が基本中の基本。
ところが、ファシストのレフ・スターリン、第二次世界大戦でのアドルフ・ヒトラーのロシア侵攻の後に、ポピュリストを目指し社会を団結させるために「ロシア正教会」の復活を画策。
ところが、ウクライナでは、ロシア革命に際し、「ロシア正教会」がなくなるのだから、その一教区ではなく、「ウクライナ正教会」として独立すべきだという気運が一気に高揚。
以後、「ウクライナ正教会」としての独立はウクライナの悲願となったとか。
しかし、「ロシア正教会」は、強硬に「ウクライナ正教会」の独立は認めず、ウクライナには、何と3つの正教会が併存することになってしまったというのである。
A) ロシア正教会モスクワ総主教庁の管理下に置かれた「モスクワ総主教庁系ウクライナ正教会」
B) 「A)」から勝手に独立した「ウクライナ独立正教会」
C) 「A)」から勝手に独立し、ウクライナ政権からの支持を得ている「ウクライナ正教会キエフ総主教庁」
特に、「C)」の「ウクライナ正教会キエフ総主教庁」は、「モスクワ総主教庁系ウクライナ正教会」と露骨に対立しているとか。
また、「B)」の「ウクライナ独立教会」と「C)」の「ウクライナ正教会キエフ総主教庁」は、正教会の教会法上は非合法で、他の正教会からは正式な聖職者とは見なされず、洗礼などの行為は有効と見なされないとも。
というのも、正教会の独立には、地域を管轄する教会の承認が必要不可欠だからとか。
ともあれ、「ウクライナ正教会キエフ総主教庁」は、何度交渉しても承認しない「モスクワ総主教庁」を飛び越え、「コンスタンティノープル総主教庁」と直接交渉。
けれども、2007年、ヴィクトル・ユシチェンコ大統領が、交渉に失敗。
2016年、ローマ教皇フランシスコが、キリスト教が東方教会と西方教会に別れた1054年の大分裂以来の最初のローマ教皇として、ロシア正教会指導者と面会したことで、情勢が一変。
2017年、ペトロ・ポロシェンコ大統領が交渉すると、「コンスタンティノープル総主教庁」は、条件付きで独立を承認。
そして、その条件とは、ウクライナに存在する3つの正教会を統一させて1つにすることに同意すること。
す、す、すると、2018年、宗教的なシンボルではないはずのウクライナ国旗を掲げた群衆が広場を埋め尽くした聖ソフィア大聖堂での統一公会の最中、ペトロ・ポロシェンコ大統領が、「『モスクワ総主教庁』からの独立に向けて第一歩を踏み出した」と宣言。
2018年、ウクライナ最大教派「ウクライナ正教会キエフ総主教庁」と少数教派「ウクライナ独立正教会」が統合し、新生「ウクライナ正教会」として発足。
2019年、「コンスタンティノープル総主教庁」が、独立正教会の地位を認める「トモス」に署名したために、その新生「ウクライナ正教会」が、正式に独立正教会に認定され、宗教上非合法でなくなり、首座主教に、「キエフと全ウクライナの府主教」エピファニー府主教を、「ウクライナ正教会」名誉総主教に、「ウクライナ正教会キエフ総主教庁」フィラレート総主教を選任し、首座主教座大聖堂に、キエフにある「聖ムィハイール黄金ドーム修道院」を指定したから、大変。
それはそうだと思わないか?
「モスクワ総主教庁系ウクライナ正教会」が統合を拒否しているのだから、「1ヵ国に1つの正教会」という大原則をまだ満たしていないのだから…。
Shouldn't Russians forget that it was the Russian Orthodox Church that allowed the brutal dictator Joseph Stalin, who only professed “communism” to use it to deceive the people once he tried to abolish it(「共産主義」を謳うだけの残忍非道な独裁者ヨシフ・スターリンが、一度は廃止しようとしたのに国民を欺すために使えると許可したのが、ロシア正教だということをロシア人は忘れてはいけないのでは)?
To be continued...
■893国家中国を甘やかし寛大極まりない関与策を取り続け、木のテッペンにまで登らせてしまったUSA民主党の世紀の不作為
●日本は、歴史的にありとあらゆる影響を中国から受けてきたが、ただの一度も中国と真っ向から対峙したことはなかったのでは?
○日本は、この経済成長など見込めない時代だからこそ、中国の本当の顔を真摯に直視すべきとき
◆「ギリシャ正教会」と「ロシア正教会」との相違とは?
「ギリシャ正教会」は、アテネに「大主教座」をおく独立正教会教派。
「ロシア正教会」は、モスクワに「総主教座」をおく正教会最大教派。
ただし、教義・教理も同じ。
機密(サクラメント)も、共通有効。
領聖、イエス・キリストの「聖体尊血」をいただくことは、どちらでも可能。
あえて言えば、礼拝で使っている言語が、「ギリシャ正教会」がギリシャ語、「ロシア正教会」が教会スラヴ語を使っていることぐらいの違い。
そして、どの国の正教会も、イスタンブールにある「世界総主教座」に所属しながら、総主教座・大主教座・自治教会ごとに独立運営しているだけ。
◆「ロシア正教会」管轄下での「ウクライナ正教会」の現状とは?
1917年、ロシア革命後、USSR指導者たちは、「ロシア正教会」の粛清を開始。
それはそうである。
「コミュニズム」は、無宗教が基本中の基本。
ところが、ファシストのレフ・スターリン、第二次世界大戦でのアドルフ・ヒトラーのロシア侵攻の後に、ポピュリストを目指し社会を団結させるために「ロシア正教会」の復活を画策。
ところが、ウクライナでは、ロシア革命に際し、「ロシア正教会」がなくなるのだから、その一教区ではなく、「ウクライナ正教会」として独立すべきだという気運が一気に高揚。
以後、「ウクライナ正教会」としての独立はウクライナの悲願となったとか。
しかし、「ロシア正教会」は、強硬に「ウクライナ正教会」の独立は認めず、ウクライナには、何と3つの正教会が併存することになってしまったというのである。
A) ロシア正教会モスクワ総主教庁の管理下に置かれた「モスクワ総主教庁系ウクライナ正教会」
B) 「A)」から勝手に独立した「ウクライナ独立正教会」
C) 「A)」から勝手に独立し、ウクライナ政権からの支持を得ている「ウクライナ正教会キエフ総主教庁」
特に、「C)」の「ウクライナ正教会キエフ総主教庁」は、「モスクワ総主教庁系ウクライナ正教会」と露骨に対立しているとか。
また、「B)」の「ウクライナ独立教会」と「C)」の「ウクライナ正教会キエフ総主教庁」は、正教会の教会法上は非合法で、他の正教会からは正式な聖職者とは見なされず、洗礼などの行為は有効と見なされないとも。
というのも、正教会の独立には、地域を管轄する教会の承認が必要不可欠だからとか。
ともあれ、「ウクライナ正教会キエフ総主教庁」は、何度交渉しても承認しない「モスクワ総主教庁」を飛び越え、「コンスタンティノープル総主教庁」と直接交渉。
けれども、2007年、ヴィクトル・ユシチェンコ大統領が、交渉に失敗。
2016年、ローマ教皇フランシスコが、キリスト教が東方教会と西方教会に別れた1054年の大分裂以来の最初のローマ教皇として、ロシア正教会指導者と面会したことで、情勢が一変。
2017年、ペトロ・ポロシェンコ大統領が交渉すると、「コンスタンティノープル総主教庁」は、条件付きで独立を承認。
そして、その条件とは、ウクライナに存在する3つの正教会を統一させて1つにすることに同意すること。
す、す、すると、2018年、宗教的なシンボルではないはずのウクライナ国旗を掲げた群衆が広場を埋め尽くした聖ソフィア大聖堂での統一公会の最中、ペトロ・ポロシェンコ大統領が、「『モスクワ総主教庁』からの独立に向けて第一歩を踏み出した」と宣言。
2018年、ウクライナ最大教派「ウクライナ正教会キエフ総主教庁」と少数教派「ウクライナ独立正教会」が統合し、新生「ウクライナ正教会」として発足。
2019年、「コンスタンティノープル総主教庁」が、独立正教会の地位を認める「トモス」に署名したために、その新生「ウクライナ正教会」が、正式に独立正教会に認定され、宗教上非合法でなくなり、首座主教に、「キエフと全ウクライナの府主教」エピファニー府主教を、「ウクライナ正教会」名誉総主教に、「ウクライナ正教会キエフ総主教庁」フィラレート総主教を選任し、首座主教座大聖堂に、キエフにある「聖ムィハイール黄金ドーム修道院」を指定したから、大変。
それはそうだと思わないか?
「モスクワ総主教庁系ウクライナ正教会」が統合を拒否しているのだから、「1ヵ国に1つの正教会」という大原則をまだ満たしていないのだから…。
Shouldn't Russians forget that it was the Russian Orthodox Church that allowed the brutal dictator Joseph Stalin, who only professed “communism” to use it to deceive the people once he tried to abolish it(「共産主義」を謳うだけの残忍非道な独裁者ヨシフ・スターリンが、一度は廃止しようとしたのに国民を欺すために使えると許可したのが、ロシア正教だということをロシア人は忘れてはいけないのでは)?
To be continued...