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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

恒久不変な日本砂漠-46  本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?

China would do everything for money and face, but Russia would stick to territorial expansion for DNA and face, which is the decisive difference between China and Russia(中国は金と面子のためには何でもやるが、ロシアはDNAと面子のために領土拡大にこだわるところが、中露の決定的な違い)!

■893国家中国を甘やかし寛大極まりない関与策を取り続け、木のテッペンにまで登らせてしまったUSA民主党の世紀の不作為

●日本は、歴史的にありとあらゆる影響を中国から受けてきたが、ただの一度も中国と真っ向から対峙したことはなかったのでは?

○日本は、この経済成長など見込めない時代だからこそ、中国の本当の顔を真摯に直視すべきとき

5〉中国がロシアに寄りすぎるのは危険だが、米中緩和の可能性も。
ロシアを支持するが過度に依存する必要はない。米中関係は緩和するかもしれないが、警戒意識は保たなければならない。
この戦争は中国にとって、ロシア、USAとの関係をうまく処理し、危機をチャンスに変える試練である。ロシアが完全に倒れることは中国にとって不利で、この戦争でロシアが中国により接近することになり、中国は秘かにロシアを支持することはできるが、ロシアに寄りすぎてはならない。戦争が終わればロシアは中国にさらに依存し、中国のエネルギー需要はよりよく解決でき、貿易面では欧州に取って代わるチャンスが生まれる。しかし、戦略的にロシアに依存してはいけない。中国の国力はその10倍もあり、軍事的にも自らを守る能力がある。
今回の戦争は米中緩和に可能性をもたらした。だから、その可能性が存続する期間中はチャンスとしてうまく利用しなければならない。かといって、中国封じ込めの目標を捨てないUSAに幻想を抱いてはならない。ジョー・バイデン政権時代に、両国の関係を緩和する機会をつかまなければならない。ドナルド・トランプ政権がまた誕生したら、グローバル化はさらに後退し、USAの北米引きこもり、ドイツの再武装、ロシアと欧州の接近、日本の「正常化」、サプアとインドの台頭などにより、中国の外部環境、特に周辺環境が悪化するだろう。短期的には、中国はUSAを跳び越えて世界の舞台の中央に進んではならない。
世界の政治構造から見れば、いずれ中国とUSAの共同統治への移行段階に入るだろう。しかし、USAの戦略の重心がずっとアジア太平洋から他のところへ移っていない。それは、その戦略的交渉の対象が依然として中国であることを示している。そのため、中国も西側のそばに立つことを選んでもムダだ。欧米は中国の台頭を受け入れないからだ。これについては冷徹な認識を保たなければならない。
6〉中国政府への提案
中国が中立を保ち、慌てて対応する必要はなく、世界新秩序の構築を主導する戦略的時期として今をとらえなければならない。
ロシア・ウクライナ問題に対して、我々は中国政府上層部の参考に供するために、以下のことを提案する。
第一に、今回の戦争が長引けば長引くほど、欧米とロシアの三者が力を消耗し、中国に有利なので、戦争の終結を急がせる必要はない。ただ、警戒しなければならないのは、USAが参戦すれば戦争が暴走する恐れがあり、核戦争の勃発は絶対に避けなければならないことだ。
第二に、ロシアであれ、USAであれ、欧州であれ、各方面の求めに中国は急いで応じる必要はない。各方面が消耗しきって維持できなくなりそうなときこそ、中国が登場するベストタイミングだ。
第三に、中国は戦争に巻き込まれてはならず、現在の中立姿勢を保つべきだ。戦争期間中の調停、戦後の新秩序構築の主宰に対して、現在の中国が保つ中立的な態度は、将来、仲裁者の役割を担うのに有利になるだろう。特に、USAの罠にはまって中国が完全にロシア側に寄りかかってしまえば、西側の世論が作りだした「中ロが悪の枢軸」論に乗じてしまう。そのような材料を提供してはならない。
第四に、中国は国家主権と領土保全の尊重を旗印に、戦後世界の新秩序と新局面を再構築しなければならない。いかなる国も他国の領土と主権の完全性を尊重しなければならないことを断固主張し、世界の理解と賛同を得なければならない。世界の主流の価値観に順応し、大多数の国の支持と呼応を得てはじめて、中国は新世紀の指導者になることができるだろう。
第五に、中国は、仲裁者とルール制定者になり、積極的にグローバルガバナンスを主導することを学ばなければならない。今はいかなるメカニズムも、人手も、経験もないので、現時点から考え、準備する必要がある。当面の情勢は中国にとって一つの契機であり、中国は世界の危機を中国の戦略的チャンスに変え、国際秩序を公正、合理的な方向に発展させ、グローバルガバナンスを積極的に主導しなければならない。
7〉世界秩序の構築と維持を担う大国になるには発展途上の中国
これは直ちに中国政府の政策や立場を表すものではないが、中国の指導部に提案できる立場にいる一部の研究者の思考回路と観点をある程度、明らかにしたと理解していいだろう。特に戦争の調停役を務めることに研究や経験がなく、心構えもできていないというやや寒い事情が露呈している。
大国と自負する中国が世界秩序の構築者と維持者でもある真の大国になるには、まだ学習途上にある。世界は、ロシア・ウクライナ戦争の終結に向け、中国がより「目立った役割」を担うことを期待している。それゆえ、その学習期間の短縮と行動の迅速化を中国に厳しく求めている。


Liberal democracies should build their own supply chains outside of China to make China proud of being the “factory of the world”(「世界の工場」と慢心している中国に自覚させるためにも、自由民主主義国家たちは、中国以外の自分たちのサプライチェーンを構築すべき)!

To be continued...
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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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