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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

恒久不変な日本砂漠-46  本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?

The world's stupid mainstream media haven't made a fuss at all, but they're in the midst of a World Food War(世界のおバカメインストリームメディアどもは、一向に大騒ぎしていないが、今、世界食糧争奪大戦の真っ最中)!

■893国家中国を甘やかし寛大極まりない関与策を取り続け、木のテッペンにまで登らせてしまったUSA民主党の世紀の不作為

●日本は、歴史的にありとあらゆる影響を中国から受けてきたが、ただの一度も中国と真っ向から対峙したことはなかったのでは?

○日本は、この経済成長など見込めない時代だからこそ、中国の本当の顔を真摯に直視すべきとき

中国の執拗さ、抜け目のなさは、黒社会らしくハンパじゃない。
世界食糧争奪大戦を勝ち抜くために、絶え間なくあの手この手。
それゆえ、人口減、とりわけ、農民減に喘ぐ極寒の大農業地帯を持つロシアにも、当然のごとく触手を伸ばさないワケもナシ。
2000年、中国人の不法入国者は、150万人。
そのために、2016年、ロシアは、無償で農地を貸し出す「極東1ha制度」を作成。
そして、気がつけば、2018年、中国人が、ロシアの農地35万haをレンタルされていることになったとか。
そこで、2021年、中露国境のアムール川(黒竜江)に全長2215mの鉄道橋を完成し、年間2100万トンの穀物を輸送できるようにしたとか。
金、金、金の時代、その金で、世界からなりふり構わず穀物と飼料を買い漁り、世界食糧争奪大戦で一人勝ちを狙う中国の横暴さには、一切の躊躇も動揺もない。
実際、中国税関総署によると、2020年、食品輸入額(飲料除く)は981億ドル、この10年間で4.6倍。
この5年間でも、大豆、トウモロコシ、小麦の輸入額は2~12倍、牛肉、豚肉、乳製品、果物類は2~5倍。
どうだろう?
これで十分おわかりいただけるのでは?
ロシアのウクライナ侵攻前から、とっくに世界食糧争奪大戦のせいで、中国の買い漁りのせいで、世界の食料価格は上昇していたのである。
事実、昨年11月の段階で、FAOが算出する世界の食料価格指数は、1年前より約30%も割高になっていたとか。
それは、世界的な肥料価格の高騰の原因も同じ。
世界銀行が算出する2010年を100とする肥料価格の指数では、3月237.6と、前年同月の2.3倍、2008年以来の高値とか。
ここにも、大きなヒントがある。
何でも、肥料の三要素とは、窒素、リン、カリウムなのだとか。
そして、カリウムは、ロシアとベラルーシで、世界の生産シェアの35%を持っているとか。
それから、2018年、米中貿易戦争で開き直った中国が、USA産大豆に報復関税をかけたことから、中国の大豆輸入におけるUSA依存度は低くなった一方、その依存度を高めたのが、ブラジルなど南米。
そして、中国が、デリバリー・コストを無視し、大量に高額買いつけするので、ますます大豆やトウモロコシや小麦の価格が高騰。
蛇足ながら、つけ加えておくと、ブラジルを農業大国にしたのが、日本の田中角栄。
USAの収穫と価格に振り回される日本の惨状に、首相としてブラジルを訪問した田中角栄が、エルネスト・ガイゼル大統領に共同の農業開発プロジェクトを提唱し、1979年から総面積2億400万ヘクタールの荒れ地だったブラジル中部セラード地域の農業開発協力事業に着手。
今では、このセラードだけで世界の大豆生産の約30%を占める巨大生産地帯になっているとか。
それはそうだと思わないか?
我が日本の2020年度食料自給率(カロリーベース)は37%と、統計のある1965年度以降で最低。
このうち大豆の自給率は21%で、輸入の約70%をUSAに依存している情けなさ。
ともあれ、世界的な穀物価格や飼料価格の高騰が、そして、世界的物価高が、ロシアの卑劣で残忍なウクライナ侵攻前から起きていたことは、確か。
もちろん、ロシアのウクライナ侵攻後、それが激化していることも、また確かだが…。
それは、我が国の状況を見ても、歴然。
日本が依存するUSA産やカナダ産小麦が昨夏の干魃で不作となったことなどから値上がり気味だったのに、日本政府が買いつけた輸入小麦を製粉会社に売り渡す「売り渡し価格」が、4月から昨年10月期と比べ平均17.3%も引き上げられ、エネルギー価格の高騰や円安も加わり、日本の食品価格は、値上がり一辺倒。
また、我が日本は、経済制裁でロシア産塩化カリウムの輸入停止したために、塩化カリウムは、3月に1トン562ドルと前年の2.8倍まで急騰しているというのでは?

In Japan, enhancing national defense, including measures against nuclear weapons, and raising the food self-sufficiency rate must be top priorities(我が日本は、核兵器対策を含む国防を充実させることと食料自給率を上げることが、最優先課題)!

To be continued...






















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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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