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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

恒久不変な日本砂漠-46  本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?

Isn't it quite difficult to tell if it's a Chinese Communist spy in Taiwan, just as if it's a Russian spy in Ukraine(台湾で、中国共産党のスパイかどうかを見分けるのは、ウクライナでロシアのスパイかどうかを見分けるのと同様に、かなり難しいのでは)?

■893国家中国を甘やかし寛大極まりない関与策を取り続け、木のテッペンにまで登らせてしまったUSA民主党の世紀の不作為

●日本は、歴史的にありとあらゆる影響を中国から受けてきたが、ただの一度も中国と真っ向から対峙したことはなかったのでは?

○歴史的に、中国共産党が、台湾に領有されたことがあっても、台湾を領有したことはないのに、イケシャアシャアと自分の領土と主張するとは笑止千万。

東仙坊、台湾における中国共産党のスパイ活動のその凄まじさ、執拗さに、狡猾さには、正直、震撼させられている。
昨年7月発覚した「謝錫章事件」は、「台湾史上最大のスパイ事件」と呼ばれたほどの大規模な情報漏洩事件だったとか。
香港のビジネスマンを騙る中国陸軍大尉謝錫章は、22年にわたり台湾を訪問し、ターゲットと見定めた相手に金銭やプレゼントを贈って諜報ネットワークを築き、台湾のミラージュ戦闘機やレーダーステーション等に関する軍事機密を取得していたというから、恐れ入るばかり。
その事件で逮捕された台湾軍人の中には、元空軍少将銭耀棟、元中佐魏先儀ら多数の元高官の軍人の他に、前国防部副部長張哲平も含まれていたというから、ビックリ仰天。
まだまだある。
蔡英文総統の身辺警護担当シークレットサービス王文彦が、最高機密である蔡英文の活動日程や警備担当者の各種資料の情報を漏洩した「王文彦事件」。
そもそも、王文彦の叔父は、李登輝総統時代の憲兵で、退役後に中国共産党にリクルートされて(?)情報提供者になったとか。
また、本人自身が、思想的にも蔡英文反対派だったことから、叔父を介し、中国共産党スパイと通じたとか。
もちろん、それがようやく発覚し、2人とも逮捕され、現在服役中とも。
ともあれ、史実に忠実に「2つの中国」主張する蔡英文総統誕生キッカケに、中国のスパイ活動がより活発化したことは事実。
2017年3月15日、「BBC」は、「2017年3月13日、民進党立法委員羅致政が、台湾では近年55件のスパイ事案が発覚した。中国共産党のスパイはすでに軍隊、政府、企業など各分野に浸透していて、人権保護の前提の下で、国防と機密保護を強化しなければならないと述べた」と報道。
ちなみに、これは、2017年3月10日、台湾国立政治大学留学生で中国籍オトコが、スパイ容疑で台湾当局に身柄拘束されたばかりの直後だったとか。
台湾立法院国防事務委員会主席で民進党立法委員王定宇も、「中国のスパイは、学術研究者、ビジネスマンなどと身分を偽り、台湾へ潜入している。北京は台湾社会を内部から混乱に陥れようとしている」と公言。
とにもかくにも、中国共産党は、結婚して台湾へくる者、研究者やビジネスマンを偽り台湾社会の各職種に浸透させ、台湾の軍人や公務員を情報協力者にリクルートする手法で、5000人以上をスパイに仕立てているとか。
ここで、簡単に、両国の関係について、歴史的に触れておきたい。
中国大陸を支配していたのが、国民党、すなわち、中華民国(台湾)。
1920年代ごろから、中国共産党は、国民党の政敵として内戦をくり広げていたものの、ほとんどは山間部に隠れ、酒とヘロインに溺れ、「地主を倒して、地主の妾を寝取ろう」と歌いつつ女性とダンスに興じ、日本軍にやられる国民軍を横目で見つつ、チャンス到来を待ち続け、ついにUSA軍のおかげで日本が敗戦すると、1949年、中国共産党が国民党を台湾に追い出し、中華人民共和国を樹立。
そこで、国民党は、やむをえず台湾で国民政府の中華民国を旗上げ。
以来、「両岸関係」、つまり。台湾海峡を挟んで、中国と台湾の間は緊張関係のまま。
それが、1990年代になると、馬英九総統率いる国民党政権が対中親和政策を取り、「両岸関係」が改善され交流が活発化。
台湾から中国への里帰り、台湾人と中国人の結婚、留学、企業経営なども発展。
2008年、台湾への中国人観光客が100万人以上。
おかげで、スパイたちも、簡単にワンサカ訪台。
2017年、国民党政権が倒れ、自由と民主主義を掲げる蔡英文総統率いる民進党政権が誕生すると、流れは激変。
すると、冗談でも独立などさせないと、中国が台湾情報の入手に躍起となり、諜報ネットワークをより強固に組織化。
そして、「美人スパイ」として名を馳せたのが、浙江省出身林偉
1991年台湾企業家と結婚して台湾に居住し、1997年に台湾籍を取得。
そして、彼女は、党の命令どおりに、2001年空軍を退役して研究機関でロケット研究をしていた黄正安と密通し、中国軍に700万ドルで台湾の軍事機密を売り渡させたとか。
黄正安の元妻が、当局の尋問を受けて白状したことから全貌が発覚。
逮捕された黄正安は、軍事機密漏洩罪で禁固8年、林偉は懲役7ヵ月???(後に3ヵ月半に減刑???)の有罪判決。
えっ、そんなに刑が軽いの?って?
台湾には国家安全保障のための軍事法廷が存在していなかったために、スパイ事件が発覚して逮捕されても、一般の刑事事件や民事裁判と同じように扱われ、その結果、有罪判決を受けても刑期が軽いのだとか。

The fatal flaw in Japan and the Japanese must be that they hate lies and are dishonest, even though they are extremely bad at lying(日本と日本人の致命的な欠陥は、ウソが大嫌いなうえ、ウソをつくのが極めて苦手なくせに、不正直であること)!

To be continued...
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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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