恒久不変な日本砂漠-46 本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?
Currency was supposed to be just a means of circulation. In that sense, don't you think that virtual currency won't create any value(通貨とは、流通の単なる手段だったはず。その意味からすると、仮想通貨など何の価値も生まないと思わないか)?
■893国家中国、マフィア国家ロシア、チンピラ国家北を蔓延らせているのは、建国以来、自国ファースト政策を貫いてきているUSAの世紀の不作為、怠慢の結果なのでは?
●人類は、今までに数々の国際機関を創設してきたが、一つでも本当に世界平和に貢献したモノがあるのか?
○世界に誇る世界で8番目の「日本文明」を開花させているのに、なぜ外交ベタの我が国は、他国同様の大ウソつき国家になりながら、国際貢献を世界のキャッシュディスペンサーとしての金配り、それを債務を増やしての金配りしか考えつかないのか?
東仙坊、好きじゃないマネー・トリック(?)についてイヤでも触れざるをえない。
そう、中露、イラン、北などに経済・金融制裁をかけている欧米側に起きてしまった、ある程度は予測できてもまさかというデキゴト…。
3月8日、前回書き込んだばかりの7兆円もの負債を抱えて破綻した暗号資産交換業大手「FTXトレーディング」と取り引きがあったUSAの「シルバーゲート銀行」の持ち株会社「シルバーゲート・キャピタル」の預金が大幅に減少したために、自主的に銀行事業を清算する方針で、全預金の返金や資産の残存価値の保存などを含め、実際にどのように事業を縮小していくか『FDIC(連邦預金保険公社』に相談し検討していると明らかにしたとか。
このことは、ある意味、かなり予想できたこと。
そして、それによって、信用不安が拡大し、顧客による預金の引き出しが加速することも。
ちなみに、「シルバーゲート・キャピタル」の創設は、1988年で、NYSE(ニューヨーク証券取引所)に株式上場しているとか。
実は、「シルバーゲート・キャピタル」、3月1日、12月31日に終了した会計年度の報告書について、3月16日の期限までに完成させることができない。証券ポートフォリオの減損に関してさらに損失を計上する見込みだ、SEC(USA証券取引委員会)に自己資本が十分でないと報告。
それから、顧客のデジタル資産の預金額が昨年9月末の約1.6兆円から昨年12月末の約5200億円へ激減したために、従業員40%削減すると発表。
それを受け、USA大手仮想通貨取引所「コインベース」やステーブルコイン発行企業「パックスオス」らが、「シルバーゲート銀行」との取引停止を発表。
そして、3月2日、USA暗号資産取引所「コインベース」は、「『シルバーゲート・キャピタル』に対して最小限の『エクスポージャー(投資家や機関の保有する金融資産のうち価格変動リスクやカウンターパーティリスクなどに直接さらされている金額・残高・比率)』しか持っていない。機関投資家や企業に取引・カストディを提供するサービス『コインベース・プライム』ユーザーに関し、法定通貨の引き出しや預け入れを、『シグネチャーバンク』を介して行う」とも。
ステーブルコイン発行企業「パックスオス」も、「『シルバーゲート銀行』に対する実質的な『エクスポージャー』は有しておらず、『シルバーゲート銀行』との間の送金を停止し、様々な銀行パートナーとのnetワークを活用する」と。
すると、「ギャラクシーデジタル」、「マイクロストラテジー」、「ビットスタンプ」、「クリプト・コム」、USDTを発行する「テザー」なども、「シルバーゲート銀行」との取引を停止。
そのために、「シルバーゲート・キャピタル」の株価は、50%以上急落してしまったとか。
どうだろう?
ワケのわからない暗号資産、いわゆる仮想通貨で大損するのは、ヒトの勝手だが、なぜこれが7兆円もの最大負債になるのか?
それ以上に、破綻後に約500億円もの暗号資産が不正に引き出されるという不条理さに、金融業界の奇っ怪さには、ただただ驚愕するばかり。
こういうケースは、どこかで巧妙にボロ儲けしているヤツらがいることだけは確かだろうが…。
ともあれ、世界で唯一景気がいいはずのUSAで、信じ難いコトが起きたのである。
な、な、なんとそれも立て続けに…。
◆3月10日、「SVB(シリコンバレーバンク)」が破綻。
何しろ、1983年設立のシリコンバレー最大の商業銀行で、2016年6月30日時点でシリコンバレーにおける預金量25.9%のシェアを保持。
カリフォルニア州と東部マサチューセッツ州に17店舗を展開、UK、中国、インド、デンマーク、ドイツ、イスラエル、スウェーデンなどでも活動。
主にIT関連のスタートアップ企業やスタートアップ企業に出資するベンチャーキャピタル向けに融資。
昨年1年間にベンチャーキャピタルが出資するテクノロジーやヘルスケア関連の企業がUSAで行った株式の新規公開のうち、44%がこの銀行の取引先とか。
そのせいか、昨年3月末時点の預金は、2020年3月末と比べて3.2倍に急増。
2022年末時点の総資産約28兆円。
どうだろう?
それなのに、証券会社「リーマン・ブラザース」ショック時に破綻した貯蓄金融機関「ワシントン・ミューチュアル」に次ぐ、USA銀行では過去2番目規模の破綻というのだから、メチャクチャ大変なのでは?
◆3月12日、「シグネチャー・バンク」が破綻。
2001年設立のニューヨークを拠点に、40店舗を展開する、全USA29番目の銀行。
主に暗号資産関連の企業向けの融資。
2022年末の時点で、総資産約15兆円、預金高約12兆円。
何でも、暗号資産関連の取引が多かった「シルバーゲート銀行」の自主清算発表や「SVB」破綻を受けて、信用不安が高まり、「SVB」が経営破綻した3月10日に、一気に多額の預金が引き出されてしまったというから、悲惨。
◆3月16日、カリフォルニア州の「ファースト・リパブリック・バンク」に対してUSA大手銀行が約4兆円規模の預金を拠出して救済。
どちらにしても、USAの銀行の破綻として史上2番目と3番目の銀行破綻がわずか3日の間に発生してしまうなんて、どこかオカシイのでは?
というのも、USAの銀行は、リーマンショック体験から、非常に厳しい対応を取りながら規制強化してきたはずなのに、あまりに非常識な破綻なのでは?
そのうえ、銀行破綻の連鎖を防ぐために、USAとしてはメズラシク当局が強く動いたことも実に変なのでは?
Isn't it extremely abnormal that the USA, which was touted as a booming economy, experienced the second and third largest bank failures in history in just three days(好景気を謳っていたUSAで、たった3日間で史上二番目と三番目の規模の銀行破綻が発生するなんて、極めて異常では)?
To be continued...
■893国家中国、マフィア国家ロシア、チンピラ国家北を蔓延らせているのは、建国以来、自国ファースト政策を貫いてきているUSAの世紀の不作為、怠慢の結果なのでは?
●人類は、今までに数々の国際機関を創設してきたが、一つでも本当に世界平和に貢献したモノがあるのか?
○世界に誇る世界で8番目の「日本文明」を開花させているのに、なぜ外交ベタの我が国は、他国同様の大ウソつき国家になりながら、国際貢献を世界のキャッシュディスペンサーとしての金配り、それを債務を増やしての金配りしか考えつかないのか?
東仙坊、好きじゃないマネー・トリック(?)についてイヤでも触れざるをえない。
そう、中露、イラン、北などに経済・金融制裁をかけている欧米側に起きてしまった、ある程度は予測できてもまさかというデキゴト…。
3月8日、前回書き込んだばかりの7兆円もの負債を抱えて破綻した暗号資産交換業大手「FTXトレーディング」と取り引きがあったUSAの「シルバーゲート銀行」の持ち株会社「シルバーゲート・キャピタル」の預金が大幅に減少したために、自主的に銀行事業を清算する方針で、全預金の返金や資産の残存価値の保存などを含め、実際にどのように事業を縮小していくか『FDIC(連邦預金保険公社』に相談し検討していると明らかにしたとか。
このことは、ある意味、かなり予想できたこと。
そして、それによって、信用不安が拡大し、顧客による預金の引き出しが加速することも。
ちなみに、「シルバーゲート・キャピタル」の創設は、1988年で、NYSE(ニューヨーク証券取引所)に株式上場しているとか。
実は、「シルバーゲート・キャピタル」、3月1日、12月31日に終了した会計年度の報告書について、3月16日の期限までに完成させることができない。証券ポートフォリオの減損に関してさらに損失を計上する見込みだ、SEC(USA証券取引委員会)に自己資本が十分でないと報告。
それから、顧客のデジタル資産の預金額が昨年9月末の約1.6兆円から昨年12月末の約5200億円へ激減したために、従業員40%削減すると発表。
それを受け、USA大手仮想通貨取引所「コインベース」やステーブルコイン発行企業「パックスオス」らが、「シルバーゲート銀行」との取引停止を発表。
そして、3月2日、USA暗号資産取引所「コインベース」は、「『シルバーゲート・キャピタル』に対して最小限の『エクスポージャー(投資家や機関の保有する金融資産のうち価格変動リスクやカウンターパーティリスクなどに直接さらされている金額・残高・比率)』しか持っていない。機関投資家や企業に取引・カストディを提供するサービス『コインベース・プライム』ユーザーに関し、法定通貨の引き出しや預け入れを、『シグネチャーバンク』を介して行う」とも。
ステーブルコイン発行企業「パックスオス」も、「『シルバーゲート銀行』に対する実質的な『エクスポージャー』は有しておらず、『シルバーゲート銀行』との間の送金を停止し、様々な銀行パートナーとのnetワークを活用する」と。
すると、「ギャラクシーデジタル」、「マイクロストラテジー」、「ビットスタンプ」、「クリプト・コム」、USDTを発行する「テザー」なども、「シルバーゲート銀行」との取引を停止。
そのために、「シルバーゲート・キャピタル」の株価は、50%以上急落してしまったとか。
どうだろう?
ワケのわからない暗号資産、いわゆる仮想通貨で大損するのは、ヒトの勝手だが、なぜこれが7兆円もの最大負債になるのか?
それ以上に、破綻後に約500億円もの暗号資産が不正に引き出されるという不条理さに、金融業界の奇っ怪さには、ただただ驚愕するばかり。
こういうケースは、どこかで巧妙にボロ儲けしているヤツらがいることだけは確かだろうが…。
ともあれ、世界で唯一景気がいいはずのUSAで、信じ難いコトが起きたのである。
な、な、なんとそれも立て続けに…。
◆3月10日、「SVB(シリコンバレーバンク)」が破綻。
何しろ、1983年設立のシリコンバレー最大の商業銀行で、2016年6月30日時点でシリコンバレーにおける預金量25.9%のシェアを保持。
カリフォルニア州と東部マサチューセッツ州に17店舗を展開、UK、中国、インド、デンマーク、ドイツ、イスラエル、スウェーデンなどでも活動。
主にIT関連のスタートアップ企業やスタートアップ企業に出資するベンチャーキャピタル向けに融資。
昨年1年間にベンチャーキャピタルが出資するテクノロジーやヘルスケア関連の企業がUSAで行った株式の新規公開のうち、44%がこの銀行の取引先とか。
そのせいか、昨年3月末時点の預金は、2020年3月末と比べて3.2倍に急増。
2022年末時点の総資産約28兆円。
どうだろう?
それなのに、証券会社「リーマン・ブラザース」ショック時に破綻した貯蓄金融機関「ワシントン・ミューチュアル」に次ぐ、USA銀行では過去2番目規模の破綻というのだから、メチャクチャ大変なのでは?
◆3月12日、「シグネチャー・バンク」が破綻。
2001年設立のニューヨークを拠点に、40店舗を展開する、全USA29番目の銀行。
主に暗号資産関連の企業向けの融資。
2022年末の時点で、総資産約15兆円、預金高約12兆円。
何でも、暗号資産関連の取引が多かった「シルバーゲート銀行」の自主清算発表や「SVB」破綻を受けて、信用不安が高まり、「SVB」が経営破綻した3月10日に、一気に多額の預金が引き出されてしまったというから、悲惨。
◆3月16日、カリフォルニア州の「ファースト・リパブリック・バンク」に対してUSA大手銀行が約4兆円規模の預金を拠出して救済。
どちらにしても、USAの銀行の破綻として史上2番目と3番目の銀行破綻がわずか3日の間に発生してしまうなんて、どこかオカシイのでは?
というのも、USAの銀行は、リーマンショック体験から、非常に厳しい対応を取りながら規制強化してきたはずなのに、あまりに非常識な破綻なのでは?
そのうえ、銀行破綻の連鎖を防ぐために、USAとしてはメズラシク当局が強く動いたことも実に変なのでは?
Isn't it extremely abnormal that the USA, which was touted as a booming economy, experienced the second and third largest bank failures in history in just three days(好景気を謳っていたUSAで、たった3日間で史上二番目と三番目の規模の銀行破綻が発生するなんて、極めて異常では)?
To be continued...