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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

オーそれみろ-34  高校に、大枚はたいて「大麻」を!?

I wonder what kind of superior things we could get in the high school(どんな高等なものが高等学校にあるのか)!

我が国の義務教育は、小学校と中学校の6年間。
それだけあれば、社会人としての最低限度の教養と修養がマスターできると判断したからに違いない。
それを決定したのが、国民のほとんどが満足に小学校も出ていないころの時代。
平民上がりの学歴のないイジケタ為政者どもが、偉大なる僕(シモベ)なる国民にはそれで十分、それ以上の学力は迷惑と意図したに違いない。
しかし、それはあながちピントがズレてはいなかった。
高校なんかに、どこにもsuperior(優れた高等な)なものは何もない…。
あえてメリットを見つければ、何でもありで何でも試行錯誤をできる時間と空間があるということだけ。
具体的に挙げれば、友だち間での相克、不純異性行為を含めた交遊、スポーツで将来ラクに生きられるかどうかのギャンブル、親不幸…そのくらいか?
どうあれ、親離れという意味においてだけは、少なからず役に立っているかも?
その見解から極論すれば、高校は、アンチ、親「孝行」の場?
だから、非行は、日常茶飯事。
ただその試行錯誤の中で、一人の人間としてのあり方、モラルを身につけなければ何にもならないと思うが…。
それこそが、高校の存在意義では?
それなのに、1億3千万人総幼稚園児化の影響か、自己主張とジコチュウの区別もできない、情けなくてみっともない高校生、もっと親「孝行せい」の何と増えてしまったことか?
にもかかわらず、その高校を無料化して、大麻購入資金の足しにさせようとでも言うから、ビックリ仰天。
本当にわけのわからない政治だと感じているのは、東仙坊だけではあるまい。
もっとも、それで今やご多聞に洩れず金の亡者と化している日教組だけは、大喜びだと思うが…。

東仙坊、思わず、ちょ、ちょ、ちょっとタンマ、ちょっと大麻と言ってみたくなったミステリアスな事件が起きた。
それも、公立の高等学校で…。
12月5日自宅の学習机に乾燥大麻を隠し持っていたとして、大阪府南部の府立高校3年男子生徒(18歳)と2年男子生徒(17歳)が大麻取締法違反(所持)で大阪府警に逮捕されたいたことが判明した。
2人は、高校の校舎内で大麻のようなものを吸っていたところを教員に見つかり、その後の2人の自宅捜査で、学習机の中から大麻が見つかった。
こんな話は、今や、何も珍しくない定番?
それこそ、心底ウンザリするだけ。
ただ、そこまでのプロセスがあまりにも不可解極まりないので…。

11月11日午前11時ごろ、大阪府南部の府立高校、2時間目の授業が終わって男性教員が北側校舎2階男子トイレ前を通りかかると、中に人の気配。
休み時間なら当たり前では?
男性教員が不審に思いながらドアを開けると、当該の3年と2年生の男子生徒の姿。
不審に思ったのは、理由があるのでは?
つまり、学校内ではすでに何らかの情報を得ていたか? もしくは何か臭いがしたか、煙があったのでは?

北側校舎2階には1年生の教室と空き教室など、2人とあまり関係がない教室だけしかない。
2人に男性教員が「なにしとるんや」声をかけた。
一番手前の個室トイレ前に立っていた3年生は、教員を見ると無言で脇をすり抜けて走り去ったが、2年生は見慣れないパイプを手に、じっとしていた。
男性教員が残った2年生に事情を聴いたが、「何もしていない」と繰り返すばかり。
凄く変だと思わないか? なぜ「待ちなさい」と3年生を制止しなかったのか? ビビったのか? 面倒臭かったのか? どちらにしても、情けない男性教員と思わないか?
そこで、別室(?)に連れて行き、改めて話を聞こうとしたところ、2年生が持っていたパイプが消えていたので、校舎内を懸命に探して回った。
やがて1階にある生徒用のげた箱からパイプが見つかった。「別の生徒が使っていたげた箱だったので、発見には時間がかかった。見張りの先生が交代するスキに隠したのではないか」と校長は説明。
バカバカしいほどオカシイと思わないか? タバコだって大麻だって禁止のはず。
なぜすぐに取り上げなかったのか? ミステリーでは?

2年生の相次ぐ不審な行動に、すでに授業を受けていた3年生も呼び出し、2人を事情聴取したが、「知らない。何もしていない」と答えた。
この白々しさに、この国のモラル崩壊の現状を見るのは、東仙坊だけではあるまい。
2人の男子生徒の低劣な邪気に溢れる態度は論外だが、その2人にそこまで愚弄される教員たちの資質も相当低レベルでは?
けれども、それも無理もない。
その教員たちも、学校も、この事実が自分たちの失態になると苦悩したことは、明白。
本当に教師としてのプライドがどこにも感じられない。
その対応にアタフタした動揺していたに違いない。

パイプはガラスや陶器のような質感で、底が浅く、最大長さ約8cmで中には灰がわずかに残っていた。校長は「初めて見る形で、何のために使うのかわからなかったが、タバコではないだろう」と証言。
学校は大阪府府教育委員会と相談し、午後4時ごろ、ようやく大阪府警泉南署に「校内のトイレで生徒が大麻を吸っているようだ」と通報。
大阪府警泉南署が12日午前0時ごろに2人の自室を捜索し、それぞれの机の中から微量の乾燥大麻が入った小型ポリ袋数袋を発見。
13日午後に2人を逮捕したというから、学校や教員たちの対応には呆れ果てるばかり。
その証拠に、2人の男子生徒の逮捕を受けて記者会見した校長は「最近、大麻汚染が問題になり、生徒たちにも注意してきた。こういう結果になったことは誠に申し訳ない。相次ぐ芸能人や有名人の違法薬物事件などが相次ぎ、折に触れて危険性を指導してきたが、学校生活への大麻の侵食は防げなかった。なぜこのような事件が起きたのか。今後考えていきたい。2人とも過去に遅刻や喫煙などで指導を受けたことがあるものの、明るくて友人も多く、校内でも目立つ存在で、成績もまずまずだった」とトンチンカンにコメントしている。
自らボロを出してしまっているが、学校では、最初から大麻吸引事件と捉えていたことは間違いない。
それなのに、できたら自分たちの責任を逃れようと必死にナイ頭を使おうとしているから、腹が立ってこないか?
それは、大阪府教育委員会なるムダな組織も同罪。


大阪府教育委員会の中西正人教育長は定例会見で、「ショッキングな出来事で重く受け止めている。現実を直視し、生徒への指導をより強めていく必要があると考えている。今年3月の大阪府立高校生が乾燥大麻を隠し持っていた大麻取締法違反(所持)で京都府警に逮捕された事件を受けて、緊急校長会で、警察官による薬物に関する講義の実施、全校集会を開き薬物の使用禁止の徹底や薬物乱用防止教室の開催など、指導強化を要請し、注意喚起はしたのだが、即効性のある対策として何ができるかと言われると非常に難しい。生ぬるいと思われるかもしれないが、現時点では授業や薬物乱用防止教室で薬物が与える影響や恐ろしさを教えていく以外にはない」とのたまうだけだから、開いた口が塞がらない。
誰が何と言っても、教員や学校のやることは一つ。大麻は絶対に許さないという確固たる信念で、高校生一人一人と真っ向から対峙することでは?
臆することなく、何が何でも止めさせるという覚悟を持つことでは?


ちなみに、大阪府警によると、府内での未成年者の違法薬物による検挙者は増加傾向にある。特に大麻取締法違反の検挙者の増加は顕著で、10月末現在で27人と、平成元年の年間検挙者数とすでに並んでいて、平成元年以降では最悪のペースだというから、空恐ろしいだけ。
さて、今回、どうしても頭の中を覗いてみたいのが、その逮捕された2人。
好奇心を持ったということも理解できるが、なぜそれを学校でやるのか?
まさか、この21世紀に、それがクールだとか、自己主張だとか、優越感だとか考える頭の腐った子どもがいるというのではあるまい?
半世紀も前に、大麻で陶酔感を味わっているようなパフォーマンスをするcrap(バカ)は、愚鈍で無粋な田舎者扱いになっていたが…。
それも、学校のトイレで大麻なんて、ただのイモでは?

I can't believe in that the craps smoking cannabis in a restroom of their high school could be proud of themselves like a cool guys(自分の高校のトイレで大麻を吸うことがカッコイイと思えるなんて信じられない)!






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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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