東仙坊、日本道をゆく-34 「サクラチル」は増え、「サクラサク」は早く!?
I wonder why we would call that Japanese indigenous flower Sakura(どうして日本固有の花をサクラと呼んだのか)!
東仙坊、春先は、体調が悪い。
温度差に、情けないことについていけない。
これだけは、いくら気力で!と息巻いても、どうすることもできない。
それが老いというものだ!と受け入れたくないから、みっともない。
「三寒四温(サンカンシオン)」は、まさに個人的には殺人鬼。
「寒いなら寒い。温かいなら温かい。中途半端は止めてくれ」と愚痴り続けるだけ…。
ついでに、ガラポンでの「参加賞(サンカショウ)」にも、腹が立つ。
そんなときに、問題が起きた。
「姥桜(ウバザクラ)?」のような方から、「桜餅」を渡されて、メチャクチャ動揺。
しかも、「桜の香りがとってもいいから、おいしいわよね…」とつけ加えられて、困惑。
ここは清水寺から飛び降りた気分で食べるしかない!と覚悟しようとして、具合が悪くなってしまった…。
実は、東仙坊、桜の葉が大の苦手。
アンパンのオヘソ程度でも食べられない。
もともと、香りの強い緑の葉っぱ類が全部ダメなのだから、どうしようもない。
春菊、紫蘇の葉、大葉、菜の花、セロリ…もうキリがない。
そのとき、突然、頭の中で、「花は桜木、人は武士」という言葉がよぎって、日本男児らしく潔くガブリ…。
後は、「何で桜も咲いていないのに、桜餅なんだ?」、「ニューオープンのお店に列を作るニセ客を、何でサクラと呼ぶんだ?」、「武士の精神を喪失した警察官や自衛官が桜のマークを何でつけているんだ?」と八つ当り。
恥ずかしながら、どこが潔いのかと反省しきり…。
かといって、今さら、桜のようにパッと咲いてパッと散るには、遅過ぎてブルー!
その反動で、サクラは、ウメ、モモ、プラム、アーモンドとどこが一体違うのだろう?と考え始めて、自然音痴の東仙坊、頭がクラクラ…。
バラ目バラ科サクラ属まで、みんな一緒とわかって、どこか納得しつつも、余計にグルグル…。
そうしていたら、本来、「サクラ」とは、「咲く」+複数を意味の「ら」を加えた、花の密生する植物全体を指していたと知って、フムフム。
それが、平安時代以後、単に「花」といえばサクラのことになったのだというから、神妙な気分。
紀友則の「ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花ぞ散るらむ」の花、西行法師の「願はくは 花の下にて 春死なん そのきさらぎの 望月のころ」の花、それこそ 「花鳥風月」の花も、サクラのことだというから、感心。
もっとも、春に里にやってくる稲(サ)の神が憑依する座(クラ)だから、サクラ…。
富士の頂から花の種をまいて花を咲かせた「コノハナノサクヤビメ(木花之開耶姫)」の「さくや」をとって、サクラ…という説もあるとかで、よくわからないが…。
東仙坊的には、芭蕉の「さまざまの 事おもひ出す 桜かな」、本居宣長の「敷島の 大和心を 人問はば 朝日に匂ふ 山桜花」に、感動するくらい…。
ともあれ、そんな桜のことを考えながら、桜餅を二度と食べたくないと決意しながら、桜島の爆発を気にかけていた。
3月9日午前0時47分、「桜島」昭和火口で、300回目の爆発。午前3時11分、301回目の爆発があり、噴石が5合目付近まで飛んだことを心配していた。
何て言ったって、これで今年の爆発的噴火回数が、早くも300回を超えたというのだから、不気味にならないか?
観測史上最多の年548回を記録した昨年ですら、300回を超えたのは10月20日。
な、な、何とそれより約7ヶ月も早く、観測史上最速。
もう観測史上最多になるのは、間違いのない状況では?
東仙坊、憂慮するように東経130度近くは、本当に気になるのである。
昨秋からメチャクチャ活発になっているのは一目瞭然…。
それなのに、鹿児島地方気象台では「噴火警戒レベル3、入山規制の範囲内活動で、レベル引き上げは考えていない」と宣言しているから、安心していいやら、安心できないやら、複雑。
新卒大学生が、それこそ日本中の人が、就職試験で「サクラチル」だったからか?とさらに気にならないか?
それで、俄然、思い出してしまったのが、2月26日、警視庁麹町署に、偽計業務妨害で逮捕された、高知県高知市の金子和之(32歳)なるfanatic(ファナテック:TELマニア)。
昨年5月、求人誌を見て、東京都千代田区のレストラン食器洗浄請負業務会社(?)の採用窓口に電話したのをきっかけに、自分の2台の携帯電話で、日祝日以外ほぼ毎日の計1200回以上、その会社のフリーダイヤルに繰り返し無言電話を続け、多い日は1日で約300回、今年1月中旬から2月中旬までで約230回も電話したというから、頭の中を覗いてみたくならないか?
一年中、頭の中で桜満開のご様子。
「電話に応対するオペレーターの女性の声に癒やされたかった??今は謝罪の気持ちでいっぱいだ???」と供述しているというから、もうマンガ…。
それで、まさか、桜島の爆発回数を予感したのではあるまい?
どうあれ、この国のタガの緩みは究極状態なのかも…。
そんなことを知ってか知らないでか、3月18日宮崎地方気象台は、宮崎県総合文化公園内にある「桜(ソメイヨシノ)」が開花したと発表した。
平年より8日早く、観測史上2番目に早い開花だというから、簡単に喜べないと感じるのは、東仙坊だけではあるまい。
ちなみに、6輪以上の花が咲いているのを確認された江戸末期に開発されたソメイヨシノ(染井吉野)は、明治以降、
この日本を象徴する花になったはず。
そこで、今年こそ、あの新渡戸稲造が「武士道」で「Chivalry is a flower no less indigenous to the soil of Japan than its emblem,the cherry blossom.(武士道はその象徴である桜同様、日本の国で生育しやすい日本人固有の花のようなもの)」と言った桜を見て、バカ騒ぎは止め、日本人本来のモラルある生活を取り戻すべきだと思わないか?
その意味で、その桜の島である桜島は、何かを警告していると思うが…。
I believe we have to make the cherry blossom be our Japanese flower again surely(我々はもう一度確実に桜を日本の花にすべき)!
東仙坊、春先は、体調が悪い。
温度差に、情けないことについていけない。
これだけは、いくら気力で!と息巻いても、どうすることもできない。
それが老いというものだ!と受け入れたくないから、みっともない。
「三寒四温(サンカンシオン)」は、まさに個人的には殺人鬼。
「寒いなら寒い。温かいなら温かい。中途半端は止めてくれ」と愚痴り続けるだけ…。
ついでに、ガラポンでの「参加賞(サンカショウ)」にも、腹が立つ。
そんなときに、問題が起きた。
「姥桜(ウバザクラ)?」のような方から、「桜餅」を渡されて、メチャクチャ動揺。
しかも、「桜の香りがとってもいいから、おいしいわよね…」とつけ加えられて、困惑。
ここは清水寺から飛び降りた気分で食べるしかない!と覚悟しようとして、具合が悪くなってしまった…。
実は、東仙坊、桜の葉が大の苦手。
アンパンのオヘソ程度でも食べられない。
もともと、香りの強い緑の葉っぱ類が全部ダメなのだから、どうしようもない。
春菊、紫蘇の葉、大葉、菜の花、セロリ…もうキリがない。
そのとき、突然、頭の中で、「花は桜木、人は武士」という言葉がよぎって、日本男児らしく潔くガブリ…。
後は、「何で桜も咲いていないのに、桜餅なんだ?」、「ニューオープンのお店に列を作るニセ客を、何でサクラと呼ぶんだ?」、「武士の精神を喪失した警察官や自衛官が桜のマークを何でつけているんだ?」と八つ当り。
恥ずかしながら、どこが潔いのかと反省しきり…。
かといって、今さら、桜のようにパッと咲いてパッと散るには、遅過ぎてブルー!
その反動で、サクラは、ウメ、モモ、プラム、アーモンドとどこが一体違うのだろう?と考え始めて、自然音痴の東仙坊、頭がクラクラ…。
バラ目バラ科サクラ属まで、みんな一緒とわかって、どこか納得しつつも、余計にグルグル…。
そうしていたら、本来、「サクラ」とは、「咲く」+複数を意味の「ら」を加えた、花の密生する植物全体を指していたと知って、フムフム。
それが、平安時代以後、単に「花」といえばサクラのことになったのだというから、神妙な気分。
紀友則の「ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花ぞ散るらむ」の花、西行法師の「願はくは 花の下にて 春死なん そのきさらぎの 望月のころ」の花、それこそ 「花鳥風月」の花も、サクラのことだというから、感心。
もっとも、春に里にやってくる稲(サ)の神が憑依する座(クラ)だから、サクラ…。
富士の頂から花の種をまいて花を咲かせた「コノハナノサクヤビメ(木花之開耶姫)」の「さくや」をとって、サクラ…という説もあるとかで、よくわからないが…。
東仙坊的には、芭蕉の「さまざまの 事おもひ出す 桜かな」、本居宣長の「敷島の 大和心を 人問はば 朝日に匂ふ 山桜花」に、感動するくらい…。
ともあれ、そんな桜のことを考えながら、桜餅を二度と食べたくないと決意しながら、桜島の爆発を気にかけていた。
3月9日午前0時47分、「桜島」昭和火口で、300回目の爆発。午前3時11分、301回目の爆発があり、噴石が5合目付近まで飛んだことを心配していた。
何て言ったって、これで今年の爆発的噴火回数が、早くも300回を超えたというのだから、不気味にならないか?
観測史上最多の年548回を記録した昨年ですら、300回を超えたのは10月20日。
な、な、何とそれより約7ヶ月も早く、観測史上最速。
もう観測史上最多になるのは、間違いのない状況では?
東仙坊、憂慮するように東経130度近くは、本当に気になるのである。
昨秋からメチャクチャ活発になっているのは一目瞭然…。
それなのに、鹿児島地方気象台では「噴火警戒レベル3、入山規制の範囲内活動で、レベル引き上げは考えていない」と宣言しているから、安心していいやら、安心できないやら、複雑。
新卒大学生が、それこそ日本中の人が、就職試験で「サクラチル」だったからか?とさらに気にならないか?
それで、俄然、思い出してしまったのが、2月26日、警視庁麹町署に、偽計業務妨害で逮捕された、高知県高知市の金子和之(32歳)なるfanatic(ファナテック:TELマニア)。
昨年5月、求人誌を見て、東京都千代田区のレストラン食器洗浄請負業務会社(?)の採用窓口に電話したのをきっかけに、自分の2台の携帯電話で、日祝日以外ほぼ毎日の計1200回以上、その会社のフリーダイヤルに繰り返し無言電話を続け、多い日は1日で約300回、今年1月中旬から2月中旬までで約230回も電話したというから、頭の中を覗いてみたくならないか?
一年中、頭の中で桜満開のご様子。
「電話に応対するオペレーターの女性の声に癒やされたかった??今は謝罪の気持ちでいっぱいだ???」と供述しているというから、もうマンガ…。
それで、まさか、桜島の爆発回数を予感したのではあるまい?
どうあれ、この国のタガの緩みは究極状態なのかも…。
そんなことを知ってか知らないでか、3月18日宮崎地方気象台は、宮崎県総合文化公園内にある「桜(ソメイヨシノ)」が開花したと発表した。
平年より8日早く、観測史上2番目に早い開花だというから、簡単に喜べないと感じるのは、東仙坊だけではあるまい。
ちなみに、6輪以上の花が咲いているのを確認された江戸末期に開発されたソメイヨシノ(染井吉野)は、明治以降、
この日本を象徴する花になったはず。
そこで、今年こそ、あの新渡戸稲造が「武士道」で「Chivalry is a flower no less indigenous to the soil of Japan than its emblem,the cherry blossom.(武士道はその象徴である桜同様、日本の国で生育しやすい日本人固有の花のようなもの)」と言った桜を見て、バカ騒ぎは止め、日本人本来のモラルある生活を取り戻すべきだと思わないか?
その意味で、その桜の島である桜島は、何かを警告していると思うが…。
I believe we have to make the cherry blossom be our Japanese flower again surely(我々はもう一度確実に桜を日本の花にすべき)!