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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

緊急プロファイリング 「鉄砲オヤジ」の終着点!?-4

It must be decided whether it is respected by the action that daddy takes at the age of emergency by a child(父親がとっさのときに取る行動で、子どもから尊敬されるかどうかが決まる)!

東仙坊、「鉄砲オヤジ」プロファイリングの第2弾として取り上げるのは、こちらは前回のパワーレス・ダディとさえ比較にならないほどさらに情けなくてみっともない「鉄砲オヤジ」、しかも、な、な、何と現役のバリバリ刑事…。
本当にそれこそ悲哀させ微塵もなく、まさに呆れるばかり。
ただし、こちらの事件は、3.11以前に起きたものだが…。
どうあれ、前回のケース同様、時系列的経緯を中心に、プロファイリングをしてみたい。

■ある「鉄砲オヤジ」の卑屈

●2月13日の静岡県静岡市の「舌切りデカ・ダディ」の場合

2月13日、追突事故を起こして逃走し妻を身代わりにしたとして、静岡県警静岡中央署は、自動車運転過失傷害と犯人隠避教唆などで、静岡市葵区西瀬名町に住む、静岡県警富士署刑事2課警部補、高田喜敬(46歳)なる舌切りデカ・ダディを逮捕。
3月1日、呼気から1リットル中0.15㎎以上のアルコールが検出される状態で車を運転したとして、道交法違反でも静岡地検に追送検。
けれども、舌切りデカ・ダディ、さすがに事故を起こしたことは認めているが、「逃げたわけではなく、相手の車を探していた???」などと容疑を一部否認しているというから、何をかいわんや。

①2月12日土曜日、久々の非番の舌切りデカ・ダディ、寒いこともあって、家でゴロゴロしようとしていたが、妻から、「今日は大事な息子のテニスの試合なの、送ってあげてね。アナタも試合を観に行くって約束していたでしょ」とムゲに命令される(?)。
何しろ普段犯罪者ばかりでメチャクチャ忙しい舌切りデカ・ダディ、「休みぐらいは、家でゆっくりしたかったのに…」と思わずフーッと溜息をつきながらも、デカとしてのプライドから「ああ、いいよ(?)」と応えてしまっている自分が歯痒い。
それでも、「息子はデカであるオレをみんなに自慢にしているに違いない。きっと警官ではなくデカであるオレをオヤジに持って鼻が高いはず…」と颯爽と車に息子を乗せ、家を出発する。
かといって、車中、特別な会話が2人にあるワケではない。
けれども、舌切りデカ・ダディは、「息子もそろそろ反抗期の年ごろ。カッコいい刑事であるオレが眩し過ぎて、照れているに違いない」と一向に意に反さない。


②2月12日午前10時から午後3時ごろまでの間、静岡県営草薙総合運動場で行われた息子のテニスの試合は、実に間延びしていて、レベルも低く、オモシロくも何ともない。
「冗談じゃないよ。テニスの試合なんて、観ていても疲れるだけだよ。せっかくの休みなのに…」
どうしても、間が持たない舌切りデカ・ダディ、「あっ、そうだ」と突然閃く。
車には、確か3~4ヵ月前に購入した日本酒の1升瓶があるはず。
舌切りデカ・ダディの足は弾み、自然に心は躍った。
駐車場に止めた車内で、ツマミもなく、一人ぽっち(?)での冷酒でも、その味は格別だった。
「極楽、極楽」、舌切りデカ・ダディは、束の間の至福の時を過ごしていた。
やがて、テニスの試合が終わり、息子が車に戻ってきたときには、かなり酩酊状態だった(??)。
そんな父親の姿を見たせいか、あるいは父親が自分の試合を見ていなかったことを確認していたせいか、息子はくる時以上に無口だった(?)。


③ここからは、前回同様、その舌切りデカ・ダディの立場で書き込む。
「マズイ。こいつはオレが試合を観ていなかったことに気づいている。それ以上にマズイ。かなり酔いが回ってる…。事故でも起こしたらヤバい。こいつを乗せていなかったら、どこかで休むのに、あいつが帰りを今か今かと待っているはず」
そう思って、慎重に運転していたはずなのに、2月12日午後7時ごろ、静岡市葵区南瀬名町の県道交差点を右折しようとして、交差点で停車していた男性会社員(55歳)の乗用車に追突してしまった。
「大変だ。酒を飲んでいるのがバレたら、マズイ。とにかく、この場を離れなきゃ、クビになる…」
舌切りデカ・ダディに、車に乗っている自分の息子のこと、ぶつけた相手のケガの状態など心配する余裕など全くなかった。

現場近くのコンビニエンスストアで酒を買うと、その場で一気に飲んだ。
とっさに、「今、酒をここで飲んだことにしよう(?)」と考えついたからだった。
そして、妻に電話した。
「ヤバい。酒を飲んで人身事故を起こしてしまった。オレはもう終わりになる。すると、退職金もゼロになる。そうなったら、オマエも困るだろ? すぐにここにきて、オマエが運転していたことにしてくれ。後は、オレが何とかうまくやる。息子にもオレがうまく説明しておく(??)」
それに慌てふためいた妻が、現場に飛んでくる。
そして、虚偽の説明をする。
な、な、何と醜く、恥知らずな最低の父親、セコくてイヤなヤツなのか?
呆れかえらないか?
それにしても、デカでありながら、ケガをさせた相手を救護しないなんて、あまりにも酷過ぎると思うが…。
また、車に同乗していた息子は、父親のこれほどまでの醜態をとくと見せられて、一体どんな気持ちでいたのだろうか?
どちらにしても、この息子の未来も見えてくる気がするのは、東仙坊だけではあるまい。
ただ、息子も父親同様、無傷だったというのだから、まだ光明は残っている可能性も…。
ちなみに、追突された車に乗っていた男性と同乗の女性会社員(40歳)はいずれも約1週間のケガ。

③今の生活をとにかく壊したくない、今さら退職金ゼロなんて絶対にイヤと事故現場で事故の説明をする妻。
しかしながら、残念なことに、いかんせん詳細を打ち合せるには、時間が足りな過ぎた。
妻の説明では、現場の状況とかみ合わなかったため、静岡中央署員が問いただしたところ、妻が「警察官の夫が運転していた」と説明し身代わりがバレたというから、メチャクチャお粗末。
そこで、事故約3時間半後に家に逃げ帰っていた舌切りデカ・ダディに任意同行を求めた際、呼気から1リットル中0.15㎎以上のアルコールを検出したというから、とんでもないご仁。
単に警官失格というだけでなく、夫失格、父親失格は歴然。
本当に金と名誉のためには、なりふり構わぬ狼藉者であることも、明瞭。
そ、そ、それなのに、舌切りデカ・ダディ、「妻が自分の話をどう取ったかわからない」と身代わりを依頼したことを否定しているというから、どこまでも不届き千万のトボケタオトコ。
もう舌を切るしかないと思うのは、東仙坊だけではあるまい。
ところで、「夫から事故を起こしてしまったので代わってほしいと頼まれた」と簡単にゲロした、舌切りデカ・ダディの妻は妻で、なぜ「子どもも乗っていたのですから、アナタ、ここは潔く罪を認めたほうがあの子のためになると思いませんか?」と応えられなかったのか?
それ以上に、子どもは、なぜ警察官に尋ねられなかったのか?
メチャクチャ変だと思わないか?
どうあれ、東仙坊、その息子の答えを聞いてみたい気がするのだが…。
それはそうだと思わないか?
重要な事故の目撃者なのでは?
もしかすると、すでに息子にも「いいか! 運転していたのはパパじゃなくてママだぞ! わかったか? 聞かれたらそう答えるんだぞ!(?)」と諭してあったということでは?
どちらにしても、結果的に、40代の妻も夫の犯行を隠す目的で虚偽申告したとして、犯人隠避で書類送検されたのだから、イヤと言うほど後悔していて欲しいと思うが…。

The child who has watched worst father as a human being suffers from the trauma throughout the life(人間として最悪な父親を見てしまった子どもは、そのトラウマに一生苦しむのでは)?

To be continued...






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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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