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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

検証プロファイリング 東京・世田谷ハブ&マングース日本刀死亡事件-2

Even if anything rises, you are wrong only for hub and two of them of the mongoose(何が起きても、ハブとマングースの2匹だけにしてはいけない)!

■東京・世田谷ハブ&マングース日本刀死亡事件

●東仙坊がプロファイリングする、この事件の不可解な点

①誰もがすぐ思うのは、いくら暴力団べったりの大バカが法務大臣の国だからといって、我らが日本人の矜持、思いやり精神は一体どこに消えてしまったのか? 今、再認識されている「絆」は一体どこに隠れてしまったのか? ということでは?
2人とも還暦を過ぎ、人間としての一つの涅槃に達しているべきなのに、なぜここまで徹底してジコチュウでいられるのか?
もう、ほとんどミステリーの世界では?
そこで、まず驚愕を覚えるのが、ハブは62歳の女性でありながら、マングースがいくら杖を突いた高齢男性だとしても、どうして取っ組み合いのケンカができるのか?
元女子プロレスリングの選手だったの?
あるいは、何か武術でも身につけているの?
マングースはマングースで、それだけ元警視の誇りを持ちながら、なぜ30年前の登録で日本刀を保持していられるの?
それより何より、肉体的なケンカにまで発展し日本刀どうこうの話が出てきているのに、世田谷警察署は、どうして放置しておけたの?
しかも、2人とも世田谷警察署に連絡しているのでは?
確かに、ストーカー事件のような面倒な様相を呈しているが、ストーカー事件のように命の問題になったらシャレではないのでは?
ここにも、今の日本の警察の怠慢、テイタラクが、大きな引き金になっていると思うが、どうだろう?

②東仙坊、一番不可解千万なのが、その世田谷コミュニティに属する住民たちの事件への反応。
「よくもめていたが、こんなことになるなんて…まさかこんな事件になるとは…」。
どうだろう?
ハブもマングースもイヤだけど、自分が巻き込まれるのは、もっとイヤ。
どうだろう?
その情けなくてみっともない事なかれ主義、触らぬ神に祟りなし精神は、かなり露骨なのでは?
東仙坊、死んでも住みたくないイヤな環境だと思うが…。
それこそ、ウザったくて厄介なだけのハブとマングース、放っておいたら、いつか殺し合って両方いなくなると待ち構えていた観もあるのでは?
あれだけ自然が多いのに、そのコミュニティの実態は、そのくらい冷たいコンクリートだらけだったのでは?
それにしても、あの狭い空間で、ボサボサの野草収集、臭い野良猫の世話、そのために道路を塞ぐハブに、ほとんどのヒトたちは閉口していたのでは?
それなのに、ハブの様子があまりにも不気味だから、これ幸いと「元警視」を自負する脚の悪い86歳高齢男性に、代理戦争させていただけではないのか?
その意味で、かなり卑怯で卑劣な小心者どもが集まる街だと思わないか?
そうでもなければ、モラル崩壊社会らしく隣人トラブルが日常茶飯事だとしても、斜め前の近所トラブルって、かなり奇妙なのでは?
どちらにしても、自治会レベル、町レベル、区レベルで、早急な話し合いの場を作るしかなかったのでは?

③不幸にもハブとマングースは2人とも本当に亡くなってしまった。
それゆえ、ストレートな疑問は避けようと考えていたが、どうしても気になるので書かざるを得ない。
そもそも、ケンカをするということは、かなり興奮して血圧が上がるもの。
それが取っ組み合いのケンカになったら、それだけで心筋梗塞なのでは?
そのうえ、かなり骨も弱っているから、軽く叩いただけでも打ち所が悪いという状況が生まれるもの。
それこそ、勝手に転ばれてお陀仏ということもあるのでは?
それなのに、このハブとマングースはどうして取っ組み合いのケンカができたのか?
言い方を替えよう。
仮に日本刀を出さなくても、結果的に相手を殺してしまう可能性は、あるいは自分が勝手に死んでしまう可能性はかなりあったのでは?
もちろん、ハブとマングースである以上、宿命的なものがあったとしても…。
お互いに最低限の配慮をしないケンカは、人間のやることではないのでは?
それで気になるのが、今、やたらと問題のイジメと同じレベルなのでは?
62歳と86歳でこれでは、イジメ問題など永久になくならないと思わないか?
ところで、この事件当日、マングースの妻は何をしていたの?
もちろん、おそらく何らかの用があって止むを得ず家を留守にしてしまっていたのだと思うが、今、半狂乱になるほどそれを後悔しているのでは?
また、その子どもたちは、孫たちは、どうして放っておけたのか?
少なくとも、ちゃんと相談に乗るか、そのハブとの戦いの無意味さを笑って伝える責任があったのでは?
そして、しばらく家を空けなよ!とアドバイスすべきだったのでは?
それは、ハブの方にさらに言えることだと思うが、どうだろう?
実は、今、生活のできない独り暮らしの老人のことばかりが問題視されているが、東仙坊、生活に困らない独り暮らし老人の唯我独尊の方が、かなりデリンジャラスだと確信しているのだが…。
というのも、必死でやらなければならないことがないから、こういう近所トラブルに全身全霊で取り組みがちになるから。
どうだろう?
この日本、何か大切な心の芯みたいなものがフクシマノブイリの炉心みたいに、はっきりメルトダウンしてしまっていると思うが…。

The destruction of the soul of lonely elderly people who can spend the selfish rest of life might be remarkable now(好き勝手な余生を送れる孤独な高齢者たちの魂の破壊が、今、著しい)!

検証プロファイリング 東京・世田谷ハブ&マングース日本刀死亡事件-1

I wonder why those elderly people should easily go berserk like inexperienced kids(未熟なガキどものように、高齢者たちまでがなぜ簡単にブチ切れるのか)!

東仙坊、そのワケのわからない暗示に、鳥肌になっている…。
その日、お昼近くに、やっとの決意で久しぶりにバスに乗った。
やっぱり気になるので、近くの大きそうな病院で診察してもらおうとしたからである。
も、も、もしかしたら、今話題騒然の新種の抗生物質の効かないマイコプラズマ肺炎かも…。
オモシロいもので、タバコの吸い過ぎによる肺ガンは全く疑っていないから、どこまでも勝手。
ヤバい。
完全に老人になってしまったのかもしれない。
そう思って、その病院行きのバスに仕方なく乗った。
あたりを見回すと、自分以外の乗客は2人。
1人は、自分の年齢ぐらいの女性が前の方に座り、もう1人は、傘を杖代わりにした脚の悪い80代に思える高齢男性が真ん中あたりのシルバーシートに座っていた。
すると、いきなり女性が「あら大変。間違ったバスに乗っちゃったわ。下ろしてよ。乗り換えなきゃならないから…」と大声を上げる。
「申し訳ありません、お客様。停留場でないところでお停めするわけにはいかないんです」「何を言っているよ。ワタシはどうすればいいのよ。冗談じゃないわよ。すぐ停めなさいよ」
その金切り声が琴線に触れたのか、ドライバーがムッとして車を停め、「次は行先を確かめてからご乗車ください」と小声で言った。
「……」
女性はそれに応えることもなく、そそくさと降りて行った。
それから、停留場が3つぐらい過ぎたときだった。
「何やってんだよ! オレを下ろせよ! ボタン押したのに、なぜ停まらないんだ」
ガラガラのバスの中に、驚くほどの怒声が響き渡った。
「ボタン押してらっしゃいませんけど…」
圧倒されたのか、ドライバーが弱弱しく答えた。
「バカもん! ちゃんと押しただろうが!」
さらなる怒声が鳴った後、急停止したバスの中をゆっくりゆっくり傘音を立て、降りてゆくその高齢男性の後姿を目に焼き付けながら、東仙坊、心の中で、「イヤだイヤだ。あんな老人にはなりたくない」と独り囁いていた。
そ、そ、そうしたら、まるでその乗客2人が主役かのような不気味な事件が発生したから、ビックリ仰天…。
10月10日白昼、涎を垂らしたままのテレビは、生々しい犯罪ドラマのライブ中継。
東京・世田谷区の高級住宅街の一角で、緊迫の立てこもり事件が発生とバカ騒ぎしているのに、映る映像の家々は庶民的な下町の建物ばかり…。
そして、オトコが日本刀を振り回し、人質を取って立てこもっているというのに、映る映像ははしゃぎ回る報道陣ばかり…。
本当にタガの緩み切った国だと絶望的な気分になっていたのは、東仙坊だけではあるまい。
それにしても、10月10日午前11時半ごろ、「男が日本刀を振り回し、人が倒れている」と110番通報があったとか、「近所の家の人が『農薬をかける』と言ってキレた」と女性から110番通報があったとかいう情報の錯綜ぶりは、もうメチャクチャ。
とどのつまりは、午後1時ごろ、「今、住宅2階部分のベランダからSIT(特殊班警官隊)が突入しました」、午後1時40分ごろ、「また、SITがまた突入しました」と大声で叫ぶものの、そのSITの動きは、かなり緊張感のない鈍いもので、まさに「Holy shit!(ホーリー・シット:違った驚き)」。
本当に我が国のマスメディアのレベルの低さには、改めてガッカリ。
そして、その極めつけが、警察官たちがまた始めた、摩訶不思議なブルーシート張り…。
我が国の警察とホームレスとの間には、どこか共通する精神性があるのかも?

■東京・世田谷ハブ&マングース日本刀死亡事件

●現時点で知り得る限りの事件の概要

10月10日朝、渋谷から直線で約3km、国道246号線や環状7号線など幹線道路が通り、駒沢オリンピック公園にもほど近い高級住宅街(??)である、東京都世田谷区野沢に住む、無職、62歳女性ハブが「マングースに、昨日、植木鉢を割られた」と騒ぎ始めた。
その数時間後の午前11時過ぎ、いつものようにハブとマングースは言い争いに発展。
ちなみに、マングースである徳永重正(86歳)は、警視庁に38年間勤めた元警察官。
新潟県出身で、1948年に入庁し、主に警察署の警ら課や交通課などで勤務。
1985年に赤坂署防犯課課長代理を最後に警視へ昇進し、定年退職。
現場で妻と2人暮らし。
一方、ハブである62歳女性は、そのマングースの向かいに2、3年前(10年前?)に引っ越してきて独り暮らし。
それはそうである。
2人はハブとマングース。
戦うのが宿命。
何しろ、ハブは戦後生まれの典型的ジコチュウ。
植木鉢を家の前の私道にはみ出して置いたり、野良猫に餌を与えたり、その餌容器を散らかしたり、犬とか通ると出てきて怒ったりする、重度の更年期障害的錯乱オンナ。
すると、「オレは警察官」を自負する昔気質の警視だったマングース。
もともと、退官後も民生委員を務めたほどのウルサ型。
足がやや不自由で杖を突くほどの高齢なのに、非常識に対しては決して黙っていない。
瞬く間に「何で道路いっぱいに置くんだ」と怒鳴り合う、本格的「不毛のご近所トラブル」に発展。
そして、今年の5月ごろからは、かなりのっぴきならない状況に…。
ハブが植木の水やりをしていたところ、水がマングースにかかったため、マングースが逆上、日本刀で切りかかろうとしたというのだから、すでにかなりデリンジャラス。
それでも、脚の悪い高齢マングースに臆さないハブは、「農薬をかけられた」などと反撃し、一歩も引く気配ナシ。
そこで、6月ごろから、年老いた自覚があるマングース、よせばいいのに必死に、自宅近くで日本刀を素振りして威嚇。
にもかかわらず、ハブはチョロナメ。
7月、「家の前で殺虫剤をまいていたら、ハブにに体当たりされた」などと、世田谷署に相談。
警察官の沽券を粉砕されたマングース、悔しくて悔しくて告訴を考え続け、ついに10月2日、ハブから暴行を受けたと代理人弁護士を通じ世田谷署に刑事告訴。
それに対し、事件前日の10月9日午後3時半ごろ、「マングースに植木鉢を投げ込まれた」と110番通報。
呼ばれた世田谷署員が事情聴取。
そこで、事件前夜、「こともあろうに女性に倒されて、人間の尊厳を傷つけられたと夫の怒りが収まらない。ここは、夫に謝って穏便に片づけてほしい」とマングースの妻がハブに直訴したのに、拒絶されたてというから、メチャクチャリスキー。
そして、翌日、ついに凄惨な事件は起きるべくして起きてしまった。
それも、事件発生直前の10月10日午前10時ごろ、世田谷署員がトラブルの内容確認のためにハブ宅を訪問し、15分近くも現場にいたにもかかわらず…。
東仙坊、つくづく思うのだが、ハブは、平和を声高に叫べば平和になる、戦争反対を声高に叫べば戦争は起きないと錯覚している、戦後生まれの勘違い女性の典型だったのでは?
ともかく、切腹覚悟の元警視マングースにとって、ハブ退治は日本刀で頸動脈を叩き切ることだったはず。
かくして、ハブは路上で息絶え、マングースもなぜかハブの家で自殺して、その宿命の対決は、ジ・エンド。

Why is the quarrel of the scuffle possible between old people(どうして年寄り同士で取っ組み合いのケンカができるのか)?

To be continued...







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東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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