I think the boys of Niigata would be indulged very much(新潟県の男子は、とっても甘やかされている)!
東仙坊、50年前に生まれて初めて父親と、30年以上前から20年間ぐらい仕事で、新潟県長岡市を訪問した経験がある。
それらを通じて、長岡市について強烈に残っている印象は、3つ。
1つは、高い建物がないこと。
その理由が積雪が凄いので、高い建物を建てられないと知って、驚愕。
その意味で、今回の事件のように4階から飛び降りることは、メチャクチャ高いところから飛び降りる感覚だと思うが…。
2つ目が、お酒。
都会で、越の寒梅とかを売りながら、自分たちは地酒の笹祝とか宝山などという美味しい酒を呑んでいることを知って、結構、強かで底意地が悪いと感じたもの。
当時は、今のように地酒はブームでなく、知る人しか知らず、一見、生真面目で不器用な雰囲気なのに、よくやるよ!と、ムッとさせられたたもの。
とにかく酒が日常。
その意味で、この16歳の大バカ者、酒でも呑んで凶行に及んだのでは?と、ついつい疑いたくなる。
3つ目が、大陸棚のない黒っぽい砂利の海岸。
どこか裏日本独特の味気なさ、トキメキ感の欠如を感じた覚えがある。
これって、少年や少女の人間形成にかなり影響していると思うのだが…。
どうあれ、それらが複合的に絡み合い、女性はかなりガッツがありひたむきなのに反し、男性がどこかイジケていて確固たる自我に欠けている印象を持った。
一言で言えば、強い女性が男を甘やかしている気がした。
さて、東仙坊、今回のプロファイリングである勘違いをしていたことを指摘された。
心からメールをくださった新団員に感謝している。
それは、今回の事件の舞台になった国立長岡工業高等専門学校に関してのこと。
東仙坊、先入観から、地方の工業専門学校と位置付けてしまっていたが、実際は、新潟県ではレベルの高い学校で、三条市の市立中学校などからは、毎年数人ぐらいしか合格しないほどの難関だということを知らなかった。
ということは、もし中学時代からロメオタがジュリエッタに好意を寄せていて、同じ高校に行きたいと考えたなら、その段階でかなりの努力が必要だったということで、簡単に入学できるような学校ではないとご指摘を受けた。
また、勉学についていけず途中で辞める生徒もかなりおり、全寮制という閉鎖的な空間があることから「妊娠したため、休学」という女生徒もいるという情報も頂いた。
これらの情報によって、ロメオタが想像した以上にジュリエッタに傾注していたバックグラウンドが理解できた。
どうやら、新潟県長岡市のこの高校にも、ソフィストケートされない三流の「ビバリーヒルズ白書」や「ゴシップガール」的環境がある様子。
もしかしたら、東仙坊の思う以上に、ロメオタは子どものころから甘やかされ骨抜きにされたジコチュウなのかも…。
どうあれ、本物の恋愛ができる人間ではなかったことだけは間違いない。
ところで、この事件の本質が、恋愛幼稚園児、いやそれ以前の恋愛保育園児の犯行と証明してくれる事件がすぐに起きた。
2月17日、 同級生女子生徒を刃物で刺そうとしたとして、埼玉県警東入間署は、殺人未遂で、埼玉県富士見市内の市立中学3年男子生徒(15歳)なるロメオタjrを逮捕。
2月16日午前9時20分ごろ、このロメオタjr、願書を出していた公立高校の入試日だったが受験せず中学校に登校。
すでに進路が決まり登校していた女子生徒との面会を担任に申し入れた(?)。
教諭が女子生徒を連れてくると、果物ナイフ(刃渡り約10cm)を取り出し、いきなり女子生徒に襲いかかり刺して殺害しようとしたというから、開いた口が塞がらない。
それを教諭が取り押さえ、運よく女子生徒にケガはなかったというが、わけワカメ。
何でも、男子生徒がメールで女子生徒に自分の気持ちを告白したが、「今までのように友達でいましょう」と断られ、「相手を刺して自分も死ぬつもりだった」と警察にも告白しているというから、やっぱり開いた口が塞がらない。
それはそうだと思わないか?
15歳同士の恋愛ゴッコ…誰がどう言おうとその域を超えることはできないのでは?
仮に、それこそ肉体関係があっても、所詮、恋愛ゴッコは恋愛ゴッコでは?
では、なぜ、教師を媒介したのか?
これもメチャクチャ変だと思わないか?
もしかすると、そうすることで止められることも念頭に入れ、一世一代のパフォーマンスをしたのでは?
そう疑いたくなるのは、東仙坊だけではあるまい。
そもそも、告白したからといって、「友だち」以外に一体何があるのか?
本当に呆れないか?
どちらにしても、こんなことでいちいち殺していたら、この少子化の時代、子どもが一人もいなくなると思わないか?
本当に情けなくてみっともない世の中になったと思わないか?
誤解を恐れずに率直に言うと、せめて「ロメオとジュリエット」のような恋愛を若いうちからして欲しいと思うが、どうだろう?
人を愛することは、自分の命をかけて相手の命を守ることだと知って欲しいと思うが…。
I wonder what for the person whom it is not possible for to make trial and error of the love should live on(恋愛の試行錯誤すらできない人は、何のために生きているのか)!
The true meaning of Love is blind must be needing patience as for the love earnestly if in love(恋は盲目の本当の意味は、恋したらひたすら忍耐がいるということ)!
東仙坊、「恋は盲目」を、単純に「アバタもエクボ」のように思う人は、本当の恋はできないと断言する。
確かに、恋は他の物事を見えなくさせるクレイジーなところがないわけではないが、言われているように常識や理性を失なってしまったら人間の恋ではなくなってしまうはず。
つまり、極論すれば、目が見えなくなりたくなるほど、愛する人の輝きを見せられ、と同時にその輝きに集まる他の男たちを見て嫉妬するハメになるということと思うのだが…。
それはそうだと思わないか?
仮にも自分がここまで愛するほどの女性なら、眩しく輝く女性のはず。
そこまで輝く魅惑を持つ女性なら、当然、他の男だって心を奪われるはずでは?
それが、人間の真理。
えっ、他の男じゃ気がつかない魅力を持った女性を自分は愛しているって?
何をおっしゃるウサギさん…。
仮にそうだったとしても、恋をする女性が輝くことをご存じか?
つまり、アナタの愛を本当にその女性が受けたなら、アナタがその女性を輝かせることになるのでは?
恋の不思議さ、恋のパワーって、そういうことでは?
それこそ、自分がここまで愛する女性なのだから他の男からも愛されるに違いない!と考えることが、女性を本当に愛することと認識すべきだと思うが…。
そうでないと、単なる独りよがりの思い込みになるはず。
とにかく、そうだからこそ、男は必死に自分を磨き続ける必要があるのでは?
そんなライバルたちを抑えて、自分が愛されたいと欲して努力するはず。
それこそが、男はつらいよ!の本質だと思わないか?
どちらにしても、本物の男なら、自分の愛する女性を命懸けで守ることがあっても、自分の愛する女性の命を奪うことだけはないはず。
さて、16歳の無知蒙昧でジコチュウな少年が演出した、この美しくない汚れ多き心中モドキの「ロメオタとジュリエッタ」の残酷無比な失恋物語のプロファイリングを続けたい。
■新潟長岡美しくない高校生無理心中事件
●東仙坊がプロファイリングする、この事件の本当の顛末
④バレンタインデーである2月14日昼休みに惨劇が発生。
この悲劇が、この日に起きなければならない必然は、すべて、我が国ではすっかりバレンタインデーの由来がはき違えられていることも関わっていると、東仙坊、断言する。
本来、慎ましやかで控え目で奥ゆかしいはずの日本女性は、その愛情表現も、目に見えて明確なものではなかった。
もちろん、それはバランス感覚を重視する日本社会では、女性が巧妙に身につけた処世術でもあった。
そして、その曖昧糢糊で優柔不断で煮え切らない対応は、ある意味、女性が間接的に男をコントロールする手段でもあった。
そこで、元来スイーツ好きの女性をターゲットにマーケッティングを考えたチョコレート会社が現れた。
な、な、何と、1年で1度、女性の方から、男に愛情を告白する日、それもチェコレートを贈る日というように定着させてしまったのである。
ということは、成熟した男性にとっては、どこまでも一つのシャレですんだかもしれないが、未熟な少年にとっては、相手の少女の気持ちを量るメジャー、踏み絵になってしまったはず。
ところで、ロメオタとジュリエッタは、同じ高校に通学して1年、今回のバレンタインデーは、高校生になって初めて迎えたものだったはず。
ただ、この1年、ロメオタはジュリエッタを必死に見つめ続け恋の炎を独り焦がしていたていたかもしれないが、その視線を浴びたジュリエッタは、誰か他の男子にドキドキし始め出していたのでは?
もしくは、その視線がやけに重く感じ鬱陶しいものに感じ始めていたのでは?
どちらにしても、ロメオタが思うほどsteady(ステディ)な関係、誰もが認めるカップルではなかったはず。
それを裏付けるのが、学校の発表。
いくら鈍感で無能な今の学校でも、ロメオタの気持ちを考えるとジュリエッタとのことはそれなりの噂になったのでは?
それなのに、「2人とも真面目で成績もよかった(?)。2人とも表に出るタイプではないが(??)、落ち着いた学生生活を送っていた(??)。女子生徒は担任に将来の進路相談もしていた。ただ、2人は学科もクラスも違い、接点については担任も把握してはいなかった」と言うのは、そんな関係でしかなかったと思わないか?
逆に、もしかすると、ジュリエッタに好きな男子がいることが噂になっていたのでは?
どうあれ、それを鋭く感じ取っていたのは、ロメオタのはず。
おそらく、バレンタインデーですべての疑問がわかるとロメオタは決めていたはず。
まるで、受験の発表のように…。
すなわち、もしその日、ジュリエッタが他の男子にチョコレートを挙げたことがわかったときは、あるいは、自分にチョコレートを持ってこなかったときは…と秘かに重大決意をしていたに違いない。
それが果物ナイフを用意したことだと思うが…。
そして、その決意を助長したのが、当日、期末テストであったこと。
おそらくこの高校に入って、ロメオタは世の中には自分より優秀な生徒がいっぱいいるということをイヤというほど痛感させられ、悶々とした毎日を過ごしていたに違いない。
と同時に、自分が集中できないのは、自分の気持ちを理解しないジュリエッタのせいだと転嫁していたに違いない。
思春期によくある典型的な言い逃れのパータンだったはず。
そして、いやいや4号館校舎4階大講義室に現れたジュリエッタから、残酷な現実を知らされたに違いない。
それも、ビックリするほど冷静にストレートにニベもない言い方で…。
それが誰かの視線を痛いほど浴びる少女の本質と、ロメオタのような未熟な少年が理解できる術もない。
ロメオタは、何もかもが自分の一人芝居だったと知らされ、ジュリエッタを許そうとはしなかったはず。
それ以上に、せっかくの自分の思いを受け入れないばかりか、それこそ自分の存在そのものを否定された気分になって、常軌を逸してしまったに違いない。
だからこそ、30ヵ所も残忍非道に刺しまくったに違いない。
本当にジュリエッタを愛していたら、冗談でもそんなことなどできはしないということに気づきもせずに…。
どちらにしても、ジュリエッタが息絶えて初めて、心中を考えたに違いない。
勉強も自信がなくなっていたところに、唯一のよりどころだったジュリエッタに拒絶され、どこまでも甘えて破れかぶれになっただけだと思わないか?
それは、まだロメオタが息絶えていないことで証明されると思うが…。
もし本当に愛し合っていた2人なら、雪の中で静かに2人で美しく凍死でもしたのでは?
どうだろう?
この事件の真相は、そんなところと感じているのは、東仙坊だけではあるまい。
自分がこれだけ愛しているのだから、相手もこれだけ愛してくれるはずというような思い込みは、恋愛の幼稚園レベルでは?
It must be misunderstanding big as for being convinced that the partner whom you loved should love you back in the same way(自分が愛した相手が、同じように愛してくれるものと思い込むのは、大きな勘違い)!
To be continued...
I think it seems to be a human being that first love is over by lost love(初恋が失恋で終わるのが、人間らしさでは)!
東仙坊、小学6年のときの詩に書いた覚えがある。
それがどこかにあるのでは?と必死に探してみたが、見つからない。
その内容は、真っ白に積った牡丹雪よりも、車に泥だらけになりながらも都会に降り積もろうとしている粉雪の方が、より純粋で信じられるというようなものだった。
少女が生来持つ、毀誉褒貶、融通無碍、朝令暮改、切歯扼腕、直情径行、少年の想像力をはるかに超えた残酷なemotion(エモーション)に、幻惑されつつも、それを受け入れるしかないと覚悟し始めたことが、キッカケでそんな詩を書いたはず。
すでにそのころに、男女の決定的な違いを意識させられ、だからこそそんな女性を愛するにはどうあるべきか?と試行錯誤し始めることができた気がする。
そして、どうあれ、そんな幼いころの淡い恋、puppy love(パピーラブ)が思ったよりも甘くなく、どちらかというと、ほろ苦くタフなものだということをイヤというほど味合わされたもの。
その意味で、「初恋はカルピスの味」とうマーケティングは見事かも…。
そして、そんな青臭い初恋の経験こそが、人間を成長させる大きな第一歩になるもの。
そしてまた、失恋に終わる初恋のビターな経験は、美しい思い出になるもの。
つまり、極論すれば、初恋自体は失恋に終わってこそ、人間的なものと言えるのでは?
そ、そ、それなのに、16歳になっても未成熟で赤ん坊のような知能しかない子どもが増え、自分勝手に初恋の相手の命を奪う大バカ者が出現するなんて、本当にこの国のタガは緩み切ってしまったのかも…。
■新潟長岡美しくない高校生無理心中事件
●東仙坊がプロファイリングする、この事件の本当の顛末
この事件は、該当者が16歳ということから、パーフェクトなほどに情報が漏れてこない。
どうやら、今の大甘の我が国らしく異常なほどのプライバシー保護が実践されている様子。
少なくとも、男子生徒のメモ(遺書?)の中身がわかれば、ほぼ事件の全体像が判明すると思うのだが…。
そこで、やむを得ず、この美しくない汚れ多き心中モドキの「不毛なロメオ(ロメオタと表記!)と不運なジュリエット(ジュリエッタとして表記!)」の青すぎる初恋物語として分析してみたい。
①2人は新潟県三条市内の同じ市立中学校で、中学時代は同じ陸上クラブに所属。
中学生として異性を意識したとき、そばいる同級生である異性に目が向くことは、典型的な初歩的傾向。
歴史的にも、世界的にも、極めて自然な定番、それこそ、そこら中にゴマンとあるはず。
ここで着目したいのは、陸上クラブ。
今の脆弱な男子はともあれ、女子で陸上クラブに入るような女子は、極めてストイックでソリッドで、自分のライフプランも長期的に立てるのでは?
誤解を恐れずに正直に言えば、その時点でメチャクチャ男子からチヤホヤされる女子は、入らないようなクラブでは?
それは、男子も同じで、女子よりも目立たなくて地味なタイプが多いと思うが…。
実際、日本の陸上は、女子が強いけど、男子がかなりダメなのもそのへんの影響があるのでは?
そのころのジュリエッタの友人という女子生徒が証言するように、「ジュリエッタは自分から話しかけるほうではないが、何でもできる人だった。勉強もとてもできた。誰かとつき合っていたなどの噂は聞いていない」というのは、かなり言い得ていると思わないか?
つまり、ジュリエッタは男子と軽薄にチャラチャラするタイプではなかったのでは?
この手の少女は、かなり精神的にも早熟で、どちらかというと先輩など年上の男子に興味を持つものでは?
だからこそ、ロメオタがますます独りよがりに思慕したのでは?
この手の少女は、友だちは友だちとキチンと割り切ってつき合えるはず。
だからこそ、高校が同じになって通学路が一緒だからと、通学も平気で一緒にしたりできたのでは?
誰だって知らない環境に移るとき、知っている人がいることは心強いはず。
そういうことなどを通して、ロメオタは自分よりはるかにしっかりしたジュリエッタにますます夢中になっていったと思うが…。
②2人は、同じ国立長岡工業高等専門学校の入学。
このことも、2人の間で、受け取り方が大きく違っていたのでは?
ジュリエッタはおそらくいろいろ将来を考えて、この高校を選び抜いたに違いない。
逆に、ロメオタはこの高校に入学するしかなかったのでは?
つまり、2人は一緒に高校にも通いたいから同じ高校を選択したのではなく、偶然、同じ高校に入学しただけでは?
ところが、ロメオタはこれも2人の運命かのように大喜びしたと思うが、どうだろう?
というのも、この摩訶不思議な国立高校、5年制なのである。
このことは、今度の事件の背景になっていると思うので、詳細を書いておきたい。
国立長岡工業短期大学を前身とし、1962年に国立高等専門学校第1期校12校の一つとして設置された、この高校、卒業すると工学準学士の称号が得られ、大学3年次への編入資格が得られるというから、かなり風変り。
特に、ジュリエッタは、物質工学科に属し、分析化学、無機化学、有機化学、材料科学、化学光学、物理化学、生物化学などの基礎知識を習得し、それらを物質工学の問題解決に応用できる能力を身につけた技術者になることが目的というから、かなりシビア。
ちなみに、それに反し、ロメオタの属する環境都市工学科は、構造、材料、河川・海岸、地盤・土質、環境、都市計画などの基礎知識を習得し、それらを環境都市工学の問題解決に応用できる能力を身につけた技術者になることが目的というから、どこかノドカ。
これだけでも、2人の青臭い恋の結末は見えていたのでは?
なぜなら、その学校の特殊性から、県外からも大勢の生徒が集まり、学生寮があるほどの高校。
すなわち、ジュリエッタが今までに見たこともない異性がいっぱいいたはず。
当然、ロメオタは自分の好奇心や思慕の念からジュリエッタのことばかり見つめていると、そんなロメオタの気持ちを知ってか知らないでか、異性として大胆にジュリエッタを見つめる男子たちが大勢出てくるもの。
ロメオタがすぐさま嫉妬のトリコになったことは目に見えてこないか?
The puppy love must be broken unless the girl whom oneself likes can be pleased with what is liked by the other man(自分が好きな少女が他の男に好かれるのを喜べない限り、幼い恋は破れるもの)!
To be continued...
On Valentine's Day, the tragedy of Saint Valentine is the origin(バレンタインデーは、セント・バレンタインの悲劇が起源)!
「バレンタインデー」、「St. Valentine's Day」は、269年2月14日、ローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する、「愛の守護神(?)を讃える記念日」。
今では、世界各地で「男女の愛の誓いの日(?)」とされ、愛情一杯のカードや花束などを贈り合う、愛に満ち溢れたた日。
とういのも、当時、人間の本性である愛欲のトリコであったローマのオトコどもは、戦争を忌み嫌い、妻や恋人との享楽に耽溺していた。
そこで、何としてもオトコどもを兵士として戦地へ行かせたいローマ皇帝がシビレを切らし、こともあろうに「結婚禁止令」を発令。
それに同情し、密かに兵士の結婚を取り持っていたのが、愛こそすべてと信じる反乱の司教、セント・バレンタイン。
つまり、セント・バレンタインは、命懸けで、愛し合う男女を支援したということ。
それがぬるま湯国家の我が国では、いつのまにか慎ましやかで控えめな女性の方から、男性に愛の告白代わりのチョコレート・プレゼントの日…。
メチャクチャ平和ボケ国家を象徴していると思わないか?
どうあれ、その当時のヤングに取って、その生きる最大の目的と言って過言ではない恋愛すら、命懸けであったことだけは間違いないはず。
そして、それにともなって、人を愛することの大切さ、愛する相手を守ることの勇気を間違いなく命懸けで身につけたはず。
そ、そ、それにひきかえ、タガが緩み切り、モラル完全崩壊の現代の我が国では、未成熟で人を本気で愛することも知らないジコチュウばかりが育ち、簡単に相手を殺してしまうのだから、何たることか?
それにしても、人を愛することが愛する相手を自分の思い通りにすること、それこそ自分の所有物と思い込む、情けなくてみっともない大バカ者ばかりが、世に何と増えてしまったことか…。
それもこれも、学校の崩壊、いや家庭の崩壊がすべてなのかも…。
それはそうだと思わないか?
子どもの教育などに全く興味がなく、安定した生活の糧を得るための保身と特権を利用したわいせつ行為しか頭にない狂師、反政府活動大好きの国賊教師しかいない学校…。
何しろ、自衛隊に入り日本を守ると将来の夢を語る小学生を、自衛隊を含め一切の武力を放棄すべきとまで言わせるように仕向けたり、桃太郎で退治される鬼と立場でものを考えてみようと小学生を煽動するぐらいだから、救いようがない。
それは家庭も同じで、伴侶と向かい合えないばかりか、子どもとさえ向かい合えない、本物の愛情に無知な仮面夫婦が作る空虚な家族関係…。
実際、内閣府が1月に発表した非行防止のために特に大きな役割を果たすのが、家庭(76.4%)。
そのための対応として、「子どもと話をしたり接する時間を増やす(67.1%)」。
「褒めるべきことはきちんと褒め、叱るべきことはきちんと叱る(65.9%)」。
「子どもの気持ちや言い分を聞く(46.7%)」。
「子育てに責任感を持つなど親としての自覚を持つ(44.0%)」。
つまり、そんなことすらできてないのでは?
そんな環境が、子どもを自律させられるわけもないのでは?
その結果、子どもは低俗なマンガ、ゲーム、TVによって他律してゆくだけでは?
どちらにしても、人を愛することは心地いいだけではないはず。
そして、いくつのときの恋愛でも、極めてタフで忍耐力が必要なものと震撼するほど学び取るもの。
それ以上に、例え悲恋に終わっても、どこまでも美しいものと痛感すべきもの。
それなのに、またしても、美しくなく汚れ多き凄惨な事件が高校生同士で起きてしまった。
■新潟長岡美しくない高校生無理心中事件
●現時点で知りうる事件の概要
バレンタインデーである2月14日昼休み、新潟県長岡市西片貝町の国立長岡工業高等専門学校、1年生徒2人が4号館校舎4階大講義室から転落し、物質工学科の女子生徒(16歳)が死亡、環境都市工学科の男子生徒(16歳)が意識不明重体という真っ白い雪が真っ赤に染まる惨たらしい事件が発生…。
最初から、事故という報道がなかったのも当然で、2人の首や腹部には刃物による刺し傷。
また、2人が転落した4階大講義室には、血がついた果物ナイフ1本、窓に血痕。
男子生徒が書いたとみられる遺書のようなメモが数枚。
さらに、4階大講義室の床には、窓に向かって引きずられたような血痕のついた2本の線が数m。
司法解剖の結果、女子生徒の首や腹、背中など30数ヵ所に刺し傷や切り傷があり、中には心臓に達するものもあって、死因は失血死(?)、もしくは出血性ショック死(?)。
どうやら、男子生徒が女子生徒をメッタ刺しし殺害した後、自分の腹部を刺し、女子生徒を引きずって、窓から一緒に飛び降りたようだというから、ビックリ。
何でも、2人は新潟県三条市内の同じ市立中学校の卒業生で、中学時代は同じ陸上クラブに所属。
同じ三条市に住み通学路も同じ…。
ともあれ、同校では翌2月15日、案の定、早速全校集会を開き校長が経緯を説明(?)、約1100人の生徒が亡くなった女子生徒の冥福を祈って黙祷。
集会の後、学校側は会見を開き、校長は「誠に悲しく、残念。2人とも真面目で成績もよかった(?)。2人とも表に出るタイプではないが(??)、落ち着いた学生生活を送っていた(??)。女子生徒は担任に将来の進路相談もしていた。ただ、2人は学科もクラスも違い、接点については担任も把握していなかった。校内でのトラブルなども聞いていない」と述べ、臨床心理士7人の派遣を要請し、学生の心のケアにあたるとともに、2月15日までの予定だった期末試験は当面延期し、今週中に保護者会を開いて経緯を説明し献花台(?)も設置予定と発表したから、何をかいわんや。
What does the scene which pure white snow was stained with red-hot should show(真っ白い雪が真っ赤に染まった光景は、何を物語るのか)?
To be continued...