Ichiro shouldn't believe in Mariners(イチローはマリナーズを過信すべきではなかった)!
ジョー・ディマッジョの56試合連続安打にも近づき、2004年1シーズンでの最多安打記録を262本。
それまでの最多安打数は1920年に257本を記録したジョージ・シスラーだったので、10年ごとのシーズン最多安打に注目。
1930年代:ビリー・テリー、254本、1930年。
1940年代:スタン・ミュージアル、230本、1948年。
1950年代:ハンク・アーロン、223本、1959年。
1960年代:マッティ・アル-、231本、1969年。
1970年代:ロッド・カル-、239本、1977年。
1980年代:ウエイド・ボッグス、240本、1985年。
1990年代:ランス・ジョンソン、227本、1996年。
2000年代:イチロー、262本、2004年。
2010年代:ホセ・アルトゥーベ、225本、2014年。
どうだろう?
2004年以来、ホセ・アルトゥーベが37本に迫った以外に誰もいないのでは?
それどころか、2010年以来、216本を超えたのもホセ・アルトゥーベだけ。
というのも、イチローのようにたくさんヒットを打つには、たくさんの打席が必要だから。
では、どうしてイチローは可能だったのか?
◇彼は先頭打者。
◇彼は四球をたくさん選ばなかった。
◇彼は実にガマン強いうえ、毎日試合に出た。
2004年、なんとイチローは704打数。
これは野球の歴史の中でも稀有で、これまで700以上の打数を持ったのは、たったの4人。
1. ジミー・ロリンズ、716打数、2007年。
2. ウィリー・ウィルソン、705打数、1980年。
3. イチロー、704打数、2004年。
4. ジョアン・サミエル、701打数、1984年。
ともあれ、今日、162試合に出場する選手はほとんどナシ。
それに近い選手もナシ。
それ以上に、例え毎日プレイしても、打順の上位の選手は、四球を選ぶことを重要視され、必然的に打数減。
2010年以来、シーズン中の最多打数は、2014年のデトロイト・タイガースのイアン・キンスラーの684。
また、打率も、イチローが2004年に.372を打って以来、2010年のジョシュ・ハミルトンの10月段階での.359を上回っていないいし、700打数などに届いていない。
では、もし263安打を打つにはどうすればいいのか?
704打数で打率373を打ち、そのうえでもう1安打。
690打数で打率381を打つこと。
664打数で打率396を打つこと。
640打数で打率411を打つこと
ちなみに、昨年エンダー・インシアーテ、ディー・ゴードン、フランシスコ・リンドア、チャリ-・ブラックモン、エルビス・アンドラスの5人の選手だけが640の打数に到達しているが、もちろん、4割を超えていない。
そう考えると、イチローのシーズン最多安打記録は、しばらくの間、イヤイヤ、おそらく永遠に安泰なのでは?
どうだろう?
イチローを追うことがどれだけオモシロかったかわかってもらえるのでは?
それにしても、ロビンソン・カノーがケガと薬物で出場停止になったのだから、ディー・ゴードンをセカンドに回し、イチローを再登録すればいいだけなのに、なぜそうしないのか?
どうやら、そのへんにマリナーズの答えがあるのでは?
そこで、東仙坊、残り少ない人生、今度はイチローの父親のShoheiを精一杯必死にフォーカスしてみようと思うのだが、どうだろう?
タイトルは、「イチローの父を招聘」。
どうかご期待あれ!!!
I decided to pursue Shohei instead of Ichiro(イチローの代わりにShoheiを追いかけることにした)!
I had been thinking that Ichiro 's success in MLB could not live without it(MLBでのイチローの活躍がなければ生きていけないとずっと考えていた)!
東仙坊、黄昏の年代になって生まれて初めての病気入院を経験し、いよいよその覚悟を新たにしている。
「後悔だらけの終わりが絶対にある航海…。それこそが人生の正体」。
だからこそ、人生は実に興味深い。
ともあれ、なぜかメチャクチャ気になり始めた吉田松陰。
「かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂」
まあ、日本人として生またことだけはよかった。
そう、シミジミ痛感しつつ、さらに吉田松陰。
「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。ゆえに、夢なき者に成功なし」
「満開となれば、やがて花は落ちる。太陽は南中すれば、やがて陰り始める。人は壮年を迎えれば、やがて老いていく。百年の間、必死で勉強すべきであり、ゆったりとくつろぐヒマなどない」
「17、18の死が惜しければ、30の死も惜しい。80、90、100になってもこれで足りたということはない。半年という虫たちの命が短いとは思わないし、松や柏のように数百年の命が長いとも思わない。天地の悠久に比べれば、松柏も一時蠅なり」
「死生は度外に置くべし。世人がどう是非を論じようと、迷う必要はない」
唯一の生きがいである我がイチローのMLBでの勇躍も、いよいよエンディングに入ったのかも?
まあ、絶対に永遠でないことだけは確かだったのだから、やむを得ないと言えばやむを得ないなのかも?
そこで、東仙坊、自分なりに信じられるUSAマスメディアの称賛とともに、我がイチローの栄光の足跡を一挙に総括。
MLBでの3089安打は、21位。
3000ヒットクラブ31人のうち打率311は、13位。
けれども、パワー・ヒッターではなかったので、117ホームラン。
そして、長打率402は、そのエリート・グループの中で最低。
10333打数、2452試合で3000本安打に到達したが、打数では13位、試合数では14位。
MLB入団前NPBパシフィックリーグ9シーズンで1278本ヒットを記録していたので、4387ヒットと、ピート・ローズよりも111本も多い。
2001年衝撃的なファッションでMLB史上初の日本人ポジションプレーヤーとして登場し、242安打と56盗塁を記録し、その先頭打者として MLB記録となるチーム116勝。
そして、ALの首位打者、AL新人王、ALの MVPの3つを同時に獲得したMLB史上初めての唯一のプレーヤー。
その打撃成績は一貫して安定し、ホームで打率312、ロードで打率310、そして、少なくとも毎月打率295。
左腕投手に329と右腕投手304よりよく打ち、左腕投手からの打率は、左打者の中で歴史的最高打率。
ちなみに、1974年以来、左腕投手対し少なくとも1500打数の4人の右打者だけが、イチローよりも高い平均打率。
その4人とは、カービー・パケット、マニー・ラミレス、デレク・ジーター、モイセス・アルー。
MLBのすべてのチームからヒットしたが、最も打ったのが対オークランド・アスレチックス戦の320本、特にオークランドで168安打。
おそらく先頭打者として最もいい成績。
安打数2529本は、リーキー・ヘンダーソンの3020本、ピート・ローズの2924本より少ないが、打率は320と、リッキー・ヘンダーソンの280、ピート・ローズの308よりも、高い。
オールスター出場10回。
その88回のミッドサマー・クラシックの歴史の中で、ランニングホームランを打った唯一の選手で、2007年オールスターゲームMVP。
509盗塁で、3000本ヒットと500盗塁を達成した7人の選手の1人で、リッキー・ヘンダーソン以来の最初選手。
最後の2シーズンに(?)ちょうど1回ずつ盗塁したが、42歳まで毎年2桁に達し、40年代に3回、少なくとも10盗塁をした1920年以来唯一の選手。
1950年以来、少なくとも500盗塁を経験した20人の選手のうち、イチローの成功率は81.3%、ティム・レイネス、ウィリー・ウィルソン、デイブイ・ロープスに続く第4位。
最初10シーズン連続でゴールドグローブ賞を受賞した唯一の外野手、殿堂入りしている捕手のジョニーベンチ以来。
また、10回のゴールド・グローブ受賞は、外野手ではケン・グリフィー・ジュニア、アンドリュー・ジョーンズ、そしてアル・カリンとの間で3位。
I thought that Shohei would be the true successor to Ichiro(Shoheiならイチローの真の後継者になれる)!
To be continued...
Smart athletes tend to be disliked by mass media in rural areas(スマートなアスリートは、田舎町のマスメディアどもには嫌われがち)!
東仙坊、ここまで我がイチローが、シアトルのスノッブ丸出しの唯我独尊的ニセプロフェッショナルのジャーナリストどもに忌み嫌われるのか? そして、絶え間ないバッシングの嵐に晒されるのか? その理由は極めて単純明快と確信している。
アスリートに知性など皆無だと決めつける田舎町シアトルのジャーナリズムに関わるヤツらにとって、明確な一家言を持つ本物のプロフェッショナルのアスリートであるイチローは、生意気千万。
しかも、メチャクチャ稼いでいるから、許し難き分不相応な黄色人種。
そのうえ、その上意下達的な物言いに露骨に反発し、日本人らしくなく、決して、まあ、まあと一切妥協たり、うまく書いておいてと馴れ合ってこないから、ますます可愛くない。
にもかかわらず、その田舎町のシアトル市民はもちろん、多くのUSA市民から、イヤイヤ、キューバなど世界中の市民から、「MLBで最高の選手」と評価が高いから、ブチ切れ。
実際、シアトル・ポスト・インテリジェンサーが実施したファン投票で、「地元スポーツ選手の人気第1位」に、シアトルの90%以上のファンや選手の支持や尊敬や人気を受け、ダントツの1位。
この新聞、実は、かつてイチローとランディ・ジョンソンのどちらの背番号として「51」を欠番にすべきかを問いかけことがある。
すると、「現在ユニホームを着ているのはイチロー」とか、「文化の違いを乗り越え、日本人ポジションプレーヤーとして初めて成功した選手」、「51の永久欠番が1人しか指定できないならば、イチローであってほしい」「双方ともに永久欠番に値するけど、球団への忠誠心ではイチロー。彼に報いたい」とイチローの背番号として永久欠番にという意見がほとんど。
そ、そ、そうしたら、なぜか、シアトル・タイムズが、マリナーズの「51」は、1990年ノーヒットノーラン、1995年サイ・ヤング賞、1997年の20勝はすべて球団史上初、130勝74敗、奪三振2162、オールスター出場5回、1995年と1997年の地区優勝にも貢献、すでに殿堂入りしたランディ・ジョンソンこそがふさわしいと大論陣。
なかでも、1995年10月2日ロサンジェルス・エンゼルス戦の「あの日のランディ・ジョンソンのパフォーマンスなくして、マリナーズ本拠地建設に必要な支持を得られることはなかった。ランディ・ジョンソンの勝利はシアトルの野球を活性化させた」と大推薦。
どうだろう?
本当に異常な新聞だと思わないか?
ちなみに、シアトル・タイムズのお歴々は、次のようなプロフェッショナルのジャーナリストたちの記事をどう読んでいるのか?
◎ESPNの「マリナーズの顔は誰?」というアンケート、投票総数3万4166票中96%の票を集めて1位
◎MLB公式サイト「日本人初の殿堂入りは決まったも同然」
◎マークスJPによる「最も好きなスポーツ選手」ランキング1位
◎ESPN「イチローを見られるのは、私たちに与えられた特権」
◎「Sporting News」のMLBリーグ488選手らの投票によるオールスター、アリーグ外野手部門イチロー。
◎「ESPN」10周年記念特集号、「この10年で最もスポーツ界にインパクトを与えた10人のアスリート」イチロー。
◎NBC系列「キング5」公式サイト、「マリナーズが51番を2度永久欠番にすべき理由」。
◎「ザ・スポークスマン・レビュー」、「 エドガー・マルチネスの背番号11を永久欠番やっとしたが、マリナーズは51をランディ・ジョンソンに着けさせたあと、イチローに与えたために、51を永久欠番の決断をすることがほとんど不可能になっている」
実は、東仙坊、シアトル・タイムズが、イチローの正真正銘の後継者である大谷翔平にも、とてもイヤな視線を向けていることを心配している。
Shoheiに3勝目を献上した翌日、「マリナーズ球団とそのファンは週末に大谷翔平のスバらしさを目撃し、同時に後悔と畏敬の入り混じった感情を呼び起こされた(???)。バッターボックスでは恐ろしいほどの存在感(?)。そして、マウンドでは支配者のような姿(?)。年に何度も顔を合わせなければならず、プレーオフのための激しい戦いになる。それにしても、左足首捻挫を乗り越え、マウンドでも好結果を残すとは…」と報道。
それから、バッテリーを組んだレネ・リベラにインタビューし、「Shoheiはスバらしかった。全ての投球が機能しており、スプリットだけでなく、スライダーもいやらしかった。カーブもよかったね。彼は全てをミックスして打者のバランスを崩した。彼はスバらしい仕事をした」と伝えたり、Shoheiからヒットを打ったリオン・ヒーリーの「刺激的だった」とか、カイル・シーガーの「彼は本物だと思った」などとマリナーズの選手のコメントを紹介。
そのうえで、Shoheiは5試合に登板し261/3イニングで、32奪三振。
MLB.comによると、エンゼルスの投手でキャリア最初の5試合で30以上の三振を奪ったのは、1962年のボー・ベリンスキー35奪三振と2006年のジェレッド・ウィーバー31奪三振、そして今年のShoheiの3人のみということまで、報道。
どうしても、日本人選手に対し斜めなのでは?
I am convinced that Shohei Ohtani was glad that he didn't enter the Seattle Mariners even if he made a mistake(大谷翔平は、間違ってもシアトル・マリナーズに入らなくてよかった)!
To be continued...
In the Seattle Times there must be editorial stupid reporters who decide that there are only sports idiots such as athletes(シアトル・タイムズには、アスリートなどスポーツバカしかいないと決めつける学歴バカの記者どもが揃っている)!
東仙坊、なぜ、今、イチローの今シーズンの現役ペンディングの発表なのか?
しかも、チームは30試合を消化して、異例のトップと1ゲーム以内の好位置だというのに…。
イチロー効果は、すでに紛れなくあったのでは?
住宅バブルの始まっている落ち目のシアトル、そして、観客減に歯止めのかからぬシアトル・マリナーズ…。
そのうえ、メチャクチャ商売下手のシアトル・マリナーズ…。
それはそうである。
世界中の趨勢に従い、無知蒙昧なポピュリズムを煽動するフェイクニュースの権化のようなシアトル・タイムズがあるのだから、もともとMLBプレーオフ不出場記録を更新し続けるシアトル・マリナーズが強くなるはずもナシ。
何しろ、野球音痴の学歴バカぞろいの低俗な日刊紙。
何も野球のことについての見識もないのにいつも首脳陣批判や選手批判に明け暮れ。
その典型的なものが、「20代の選手ではなく44歳のベテランが外れるべき!!!」とひたすら年齢によるイチロー批判を行う非論理的な新聞。
しかも、その意図は、ただただイチローをクビにしろ!!!というだけの奇っ怪なもの。
それゆえ、今回も、あくまでイチローを25人枠から外せ!、そして、トレードかマイナー契約か退団させろ!とやたら感情的。
しかしながら、高齢のイチローとしか扱わぬMLBでは、メチャクチャ悔しいことに、トレードによる他球団とのメジャー契約はその可能性がかなり低いのが、現実。
となると、イチローにとって、退団するしか選択肢はナシ。
それでは、サプアのような、もしくは、サプアの勢力がバックにいるシアトル・タイムズの思うツボ。
そこで、スマートなGM、ジェリー・ディポトに本気で期待。
何しろ、コヤツ、1989年のドラフトでクリーブランド・インディアンスから3巡目指名され、1993年MLBデビュー。
1994年シーズン終了後のトレードでニューヨーク・メッツに移籍。
1996年シーズン終了後のトレードで、コロラド・ロッキーズに移籍。
と、ひたすら選手としては裏街道。
ところが、2003年ボストン・レッドソックスのスカウトに就任すると、2004年レッドソックスがワールドシリーズ制覇。
そのおかげで、2005年コロラド・ロッキーズのスカウト部長就任、ダイヤモンドバックスのスカウト兼選手人事部長就任。
2011年、ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムのGM就任。
2015年ボストン・レッドソックスの顧問就任
2015年シアトル・マリナーズのGMに就任。
そして、エンジェルスのGM補佐だった監督経験のないスコット・サービアスを監督に起用。
ちなみに、コヤツ、1994年甲状腺ガンの手術を受け幸運にも克服しているとか。
ともあれ、このGMは、かつて野球殿堂入りが確実なフランチャイズ・プレーヤーだったケン・グリフィーjrを2010年シーズン途中で退団させてしまった愚を再び犯したくないはず。
そのときだって、2009年、やはりチームの功労者だった彼とと契約したものの不振に陥るとシアトル・タイムズに徹底攻撃され、引退試合どころか引退会見すらないまま追い出すことになってしまったはず。
そう、アホ丸出しの稼ぎ下手。
そこで、シアトルのマスメディア挙げての「イチローをクビにしろ!!!」の大合唱を黙らせ、何とかシアトル・マリナーズの17年ぶりのプレーオフ進出と来年の東京ドームでの開幕戦ボロ儲けを成功させるために考案した苦肉の策、それがイチローの会長付特別アドバイザー就任。
だとするならば、今シーズン選手として出場することがないと宣言したことだけは余計だったのでは?
そう、一向によくならないベン・ギャメルの調子の問題だけでなく、熾烈なプレーオフ進出争いにおけるイチローの本物の力が必要になるのでは?
どうあれ、サプアのニンニク臭い金の目が眩んだシアトル・タイムズやシアトルのマスメディア関係者どもは、万死に値すると思うが…。
えっ、シアトルって、そんな街なのか?って?
スターバックス、タリーズ、シアトルズベストの3大コーヒーチェーンがなぜ生まれたの?
それぞれがそれぞれに一過言を持ち、自分のことを棚に上げ人のことを非難する、ジコチュウがやたら多いということ。
それでいて、誰もがコーヒーが好きと勝手に思い込んでいる勘違いが多いということ。
東仙坊、それもこれも、白人がやたら多いうえ、奇妙なほどサプアやロシアの影響を受けているせいと結論しているのだが、どうだろう?
For some reason, conservative racists must be gathered at the harbor town full of slope called Seattle(シアトルという坂だらけの港町には、保守的な人種差別主義者たちがなぜか集まっている)!
To be continued...
Doesn't Ichiro feel like asking Pujols for Shohei for you(イチローが、プホルスにShoheiをよろしくと頼んである気がしないか)?
◆エンゼルスのマイク・トラウト(誰もが認める現在MLBでのベストプレーヤーで、アルバート・プーフォルスとShoheiの列記とした兄貴分)
「プレーを見ていてとても楽しかった。44歳になってもプレーしていたし、今週末、Shoheiも投げるからボクも凄く楽しみにしていた。日本からきて、信じられない数の安打を放ったキャリアは本当に非凡。ホームラン強奪キャッチとかやっぱり凄かった。ヒットをアウトに変えたり、本塁打をもぎ取ったり。彼もそこにプライドを持っていたと思う」
実は、ロサンゼルス・タイムズのビル・シャイキン記者は、自身のtwitterで、「イチローは2001年から2015年までトラウトのような活躍をした人物だ」と書いている。
◆ヤンキースのCC・サバシア
「イチとは同じ年にデビューしたので長い間、しのぎを削ってきた。チームメートでもあった。彼が人生の次のステップに進むのは楽しみなこと。フロント入りは彼にとってよいことだ」
実は、このCC・サバシア、アルバート・プーフォルス、そして、我がイチローの3人は、昨年3月31日、 ニューヨークタイムズで、「永遠にいつまでも野球であるとき」と「6人のMLB永遠の野球人」に選手として選出されている。
残りは、ドジャーススペイン語実況担当ハイメ・ハリン、ダイヤモンドバックスのデイブ・マッケイコーチ、ジョー・ウエスト審判。
何でも、「今シーズンの野球が昨シーズンまでと違ったものになることを我々は知っている。そして、どのようなことを寂しく感じるかを」と、長年、ドジャースの実況を努めたビン・スカリー、デービッド・オルティス、A・ロッドが、引退したことの寂しさについて触れているとか。
「しかし、恐れることはない。ここには全てをやり遂げ、そして、まだ今も舞台に立っている6人の男たちがいる」
イチロー「ザ・ヒッター」、アルバート・プーフォルス「ザ・スラッガー」、CC・サバシア「ザ・ハーラー」。
「イチローは1973年10月22日生まれ。4308安打(NPB1278安打、MLB3030安打)26シーズン目。日本とUSAでの25年にわたる野球のシーズンで、彼は324の打率を残している。とてもよい数字だ。しかし、こんなふうにも言うことができる。イチローはヒットの出ない打席が9000回あったと」。
イチローのコメント、「改善させようとすること、見つけようとすること、それは毎日のことだ。それを何度も、何度も」、「人々の見る目が変わった。よい数字を残すと周りの人々は、よい選手として自然に受け入れる」。
「43歳で、何千本もの安打を打った後で、イチローは、まだ遂げていないことへの挑戦を止めることを望んではいない。マーリンズの控えの外野手となった現在でさえ、彼の毎日のアプローチは、これまでと同じだ」
ドン・マッティングリー監督も、「私が何年か見ていたときのデレック・ジーターのようだ。始めから終わりまで一貫しているように見える。彼は自分であることから逃げていない」とコメント。
「マリナーズでの最初の10年間は、毎年、オールスターに選ばれ、ゴールドグローブを受賞し、3割を打ち、200本の安打を打った。とうとうメジャーで3000本の敷居を跨いだのは昨年のこと。彼は、自分の技術が広く知れ渡ったと感じたようだ」
「イチローのプレースタイルがいかに魅力的か。イチローほど、野球がこの世に誕生した意図を具体化させてくれる選手は今世紀では他にいない。ホームラン、三振、四球だけでなく、投手が投げることでプレーが始まり、打撃、守備、走塁へとつながっていく、元来の野球のあり方を体現してくれる選手だ」
そして、執筆したタイラー・ケプナー記者は、イチローのプレーに野球のもともと意図されたオモシロサを感じ、そこから、野球の聖地であるニューヨーク州の野球殿堂とイチローとを結びつけたとも。
「これまでにイチローは7回、野球殿堂を訪れた。将来は、殿堂の中に入るだろう。彼は野球殿堂訪問についてただ、そこにいるだけで心地よい感じがするところと話した]
ちなみに、この記者、3月2日のミルウォーキー・ブルワーズとの練習試合でのShoheiの8奪三振を見て、「ノーラン・ライアンの383奪三振の年間最多記録をたった128イニングで塗り替えることができる」とtwitterしてもいる。
どうだろう?
シアトル・タイムズに、この記者に執筆依頼をしたらと言いたくなるのは、東仙坊だけではあるまい。
We should understand that the Seattle Times never say liberal opinion as it is a local daily newspaper(シアトル・タイムズは、ローカル日刊紙だから決してリベラルな意見を言わないということを我々日本人は理解しておくべき)!
To be continued...