ああ日本砂漠-45 トマトを持ったメス野兎のミステリーゾーン-3
I think it must be natural to think about a 17 years old girl having taken the bold action for a man(17歳少女が大胆な行動を取ったのは、男のためと考えるのが自然)!
千葉県茂原市女子高校生トマトごと失踪事件
●東仙坊がプロファイリングするピックトトマトのデイスガイジング失踪の真相
○ピックトトマトが月の兎になってしまったケース-(B)
真っ赤に熟れたトマトを収穫しながら、ピックトトマトはカラダの奥の方から熱い何かが滲み出てくるようで驚いていた。
それは、ゆっくりじっくりカラダの隅々まで拡がってくる。
そして、胸がどんどん高鳴ってくるのだが、それは明らかに熱中症のそれとは違う気がする。
ピックトトマトは、トマトに「熟れたビッチ」という意味があることなど知らなかった。
だから、その熱い何かに乗せられたかのように、決めたわ!今日やるわ…と決意するのに、時間はかからなかった。
携帯電話のLINEか何かで(?)、「やっと7個のトマトが取れた(?)」とかいうような2人だけの間のシグナルを発したに違いない。
もしくは、前もってこの日を2人で決めていたのかもしれない(?)。
家路を歩いているピックトトマトの横に、アイツの車が横付けになる。
「早く乗れよ。後ろだぞ、後ろ…そして、隠れろ!」
「わかってるわよ」
「行くぞ、いいか?」
「いいわよ」
「本当にいいんだな?」
「何を今さら言ってるのよ。もう決めたことよ」
「そうか。ならいいんだ。防犯カメラやオービスのない裏道を通るから揺れるぞ」
「大丈夫よ…」
それから、2人は大きなショッピングモールの駐車場で暗くなるまで待った。
そして、人目を避け、アイツの部屋に行った。
2人は新婚のヤングカップルのように1つになり続けた。
けれども、そんなルンルン気分も、公開捜査が始まって一気にしぼんだ。
「どうすんだよ。大変なことになっちゃったぜ」
「どうするって、今さらどうすることもできないわよ。第一、もうワタシ、家に戻るつもりないし…」
「そんなこと言ったって、ヤバいよ。ヤバすぎるよ。オレ、拉致誘拐犯になっちゃうじゃないか?」
「バカなこと言わないでよ。そんなワケあるワケないじゃないのよ。そうじゃないんだから…」
「そうは言っても、ここまで大事になっちゃって、どうすんだよ。オレの親が知ったら勘当されちゃうかも」
「バレなきゃいいんでしょ。うまく変装したりするから、任せてよ。制服じゃなきゃバレないわよ」
「えっ、外に行くつもりかよ? それだけはダメ。絶対にダメ」
「心配ないわよ。わかりっこないって…。それに、みんなそんなことイチイチ気にして歩いてなんかいないし、すぐに忘れるわよ」
「ダメダメ」
①「心配ないって言ってるじゃない」
「ダメだよ。絶対にダメ。もし外に行ったらオシマイだよ」
「オシマイって、どういうことよ。ずっと一緒にいるって約束したじゃない?」
「それはこんなことにならないときの話しだよ」
「ひどい。せっかくこうして一緒にいるのに…。ワタシは好きな人と外に出ることもできないワケ?」
「仕方ないだろ。こんなことになっちゃったんだから…」
「ワタシを守るって言ったじゃない?」
「ああ。こんなやり方をオマエがしなきゃな」
「…ひどい。アナタだってそうしろ!って言ったじゃない」
「ああ、こんなことにならなきゃな…とにかく、ここに一生隠れているか? 別れるか?だな」
「そんな程度の気持ちだったのね?」
2人はケンカが続き、めくるめく時間もなくなった。
それどころか、アイツはいるいろ理由を作っては、だんだん自分の部屋にも帰らなくなった。
「よーくアナタの気持ちがわかったわ。ワタシ、地元に帰る」
「ああ、それがいいよ。そして、ちゃんと元通りにしろよ。それからだよ」
「もういいわ。早く送って…」
「ああ、もう警察も捜索していないみたいだから、家の近くまでは送るよ」
そして、アイツは有り金を渡してくれた。
②「ダメって、ワタシはずっとここに隠れていろっていうこと?」
「そうするしかないだろうが…見つかったらオレはどうするんだよ?」
「そうやって、自分の心配ばかりするのね」
「そうじゃないよ。オマエはウチの家族は捜索願も出さないって言ってたじゃないか?」
「そうよ」
「話が違うじゃないか? 話しが…」
「ワタシだってビックリしてるんだから、しょうがないじゃない」
「そうだ。家に公衆電話から電話して、家に帰りたくないだけで家出したんだから、警察に捜索願を取り下げて!って頼めよ。そうすれば、万事片づくじゃん」
「今さら、そんなこと言えないわよ」
「じゃあ、どうすんだよ。オレは一切関わっていないことにしてくれよ。そうしてくれなきゃ、オレたちはもう終わりだよ」
「何でそんなヒドイことが言えるのよ」
「ヒドイのはそっちだろうが、オレを巻き込んで…」
「そっちだって、最初はあんなに喜んでくれたじゃない?」
「だからさ。こんな大事になってオマエの顔がテレビに出たりするなんて、考えてもいなかった。オマエが大丈夫よ、前も黙って家出したことがあるから…って言ったから、安心してたんじゃないか!」
「そうだ。オレにいい考えがある。オマエは地元に戻って、しばらく神社の社かなんかで隠れていろよ。そして、コロアイを見計らって、誰かに見っかるんだよ。そして、家出してずっと一人で放浪していたことにすればいいんだよ。そうすれば、オマエは何も悪いことをしたワケじゃないから、それで万事OK。何もかもが元通りだよ。オマエの親だって世間体があるから怒るワケないじゃん」
そうね。それはいい考えね。そうしよう。そうしたら、しばらくすればワタシは堂々とアナタと会えるわ」
「な、いいアイデアだろ?」
「うん。とっても…」
「オマエならきっとうまくやれるよ」
「任してよ。アナタのためなら何でもするわ」
「ほら」
「何?」
「この金でしばらく食いつなげよ」
「ありがとう。大好きよ」
「ああ、オレもだよ」
そして、アイツが真夜中にそっと家の近くまで送ってくれた。
どうだろう?
制服を着た野兎でしかなかったピックトトマトをうまく操っていた少し年上の(?)東京あたりに住む大学生のオトコ友だちがいたとすると、すべてに整合性が見つからないか?
○ピックトトマトが単に因幡の白兎でしかなかったケース
ピックトトマトと両親との確執を発端に、兄もしくは妹(?)、もしくは数人の友人たちが共謀して実行した茶番劇で、ピックトトマト自身、何度も実家に出入りしていたという両親へのリベンジだったという可能性もゼロではない。
しかし、いくらタガの緩み切った現代といっても、あまり考えたくないケースなのだが…。
もっとも、そうだとしたら、ある意味、十分にリベンジになったのでは?と思うが、どうだろう?どちらにしても、天下泰平の日本だと思わないか?
ところで、この体重約45kgだったはずのピックトトマトが半分になっていたって、22~23kgっていうこと???
If the cause of this mysterious disappearance case might be the fight of parents and children, it is just symbolic in too present Japan(この不可解な失踪事件の原因が、両親と子どもたちの戦いだったら、あまりにも今の日本に象徴的)!
千葉県茂原市女子高校生トマトごと失踪事件
●東仙坊がプロファイリングするピックトトマトのデイスガイジング失踪の真相
○ピックトトマトが月の兎になってしまったケース-(B)
真っ赤に熟れたトマトを収穫しながら、ピックトトマトはカラダの奥の方から熱い何かが滲み出てくるようで驚いていた。
それは、ゆっくりじっくりカラダの隅々まで拡がってくる。
そして、胸がどんどん高鳴ってくるのだが、それは明らかに熱中症のそれとは違う気がする。
ピックトトマトは、トマトに「熟れたビッチ」という意味があることなど知らなかった。
だから、その熱い何かに乗せられたかのように、決めたわ!今日やるわ…と決意するのに、時間はかからなかった。
携帯電話のLINEか何かで(?)、「やっと7個のトマトが取れた(?)」とかいうような2人だけの間のシグナルを発したに違いない。
もしくは、前もってこの日を2人で決めていたのかもしれない(?)。
家路を歩いているピックトトマトの横に、アイツの車が横付けになる。
「早く乗れよ。後ろだぞ、後ろ…そして、隠れろ!」
「わかってるわよ」
「行くぞ、いいか?」
「いいわよ」
「本当にいいんだな?」
「何を今さら言ってるのよ。もう決めたことよ」
「そうか。ならいいんだ。防犯カメラやオービスのない裏道を通るから揺れるぞ」
「大丈夫よ…」
それから、2人は大きなショッピングモールの駐車場で暗くなるまで待った。
そして、人目を避け、アイツの部屋に行った。
2人は新婚のヤングカップルのように1つになり続けた。
けれども、そんなルンルン気分も、公開捜査が始まって一気にしぼんだ。
「どうすんだよ。大変なことになっちゃったぜ」
「どうするって、今さらどうすることもできないわよ。第一、もうワタシ、家に戻るつもりないし…」
「そんなこと言ったって、ヤバいよ。ヤバすぎるよ。オレ、拉致誘拐犯になっちゃうじゃないか?」
「バカなこと言わないでよ。そんなワケあるワケないじゃないのよ。そうじゃないんだから…」
「そうは言っても、ここまで大事になっちゃって、どうすんだよ。オレの親が知ったら勘当されちゃうかも」
「バレなきゃいいんでしょ。うまく変装したりするから、任せてよ。制服じゃなきゃバレないわよ」
「えっ、外に行くつもりかよ? それだけはダメ。絶対にダメ」
「心配ないわよ。わかりっこないって…。それに、みんなそんなことイチイチ気にして歩いてなんかいないし、すぐに忘れるわよ」
「ダメダメ」
①「心配ないって言ってるじゃない」
「ダメだよ。絶対にダメ。もし外に行ったらオシマイだよ」
「オシマイって、どういうことよ。ずっと一緒にいるって約束したじゃない?」
「それはこんなことにならないときの話しだよ」
「ひどい。せっかくこうして一緒にいるのに…。ワタシは好きな人と外に出ることもできないワケ?」
「仕方ないだろ。こんなことになっちゃったんだから…」
「ワタシを守るって言ったじゃない?」
「ああ。こんなやり方をオマエがしなきゃな」
「…ひどい。アナタだってそうしろ!って言ったじゃない」
「ああ、こんなことにならなきゃな…とにかく、ここに一生隠れているか? 別れるか?だな」
「そんな程度の気持ちだったのね?」
2人はケンカが続き、めくるめく時間もなくなった。
それどころか、アイツはいるいろ理由を作っては、だんだん自分の部屋にも帰らなくなった。
「よーくアナタの気持ちがわかったわ。ワタシ、地元に帰る」
「ああ、それがいいよ。そして、ちゃんと元通りにしろよ。それからだよ」
「もういいわ。早く送って…」
「ああ、もう警察も捜索していないみたいだから、家の近くまでは送るよ」
そして、アイツは有り金を渡してくれた。
②「ダメって、ワタシはずっとここに隠れていろっていうこと?」
「そうするしかないだろうが…見つかったらオレはどうするんだよ?」
「そうやって、自分の心配ばかりするのね」
「そうじゃないよ。オマエはウチの家族は捜索願も出さないって言ってたじゃないか?」
「そうよ」
「話が違うじゃないか? 話しが…」
「ワタシだってビックリしてるんだから、しょうがないじゃない」
「そうだ。家に公衆電話から電話して、家に帰りたくないだけで家出したんだから、警察に捜索願を取り下げて!って頼めよ。そうすれば、万事片づくじゃん」
「今さら、そんなこと言えないわよ」
「じゃあ、どうすんだよ。オレは一切関わっていないことにしてくれよ。そうしてくれなきゃ、オレたちはもう終わりだよ」
「何でそんなヒドイことが言えるのよ」
「ヒドイのはそっちだろうが、オレを巻き込んで…」
「そっちだって、最初はあんなに喜んでくれたじゃない?」
「だからさ。こんな大事になってオマエの顔がテレビに出たりするなんて、考えてもいなかった。オマエが大丈夫よ、前も黙って家出したことがあるから…って言ったから、安心してたんじゃないか!」
「そうだ。オレにいい考えがある。オマエは地元に戻って、しばらく神社の社かなんかで隠れていろよ。そして、コロアイを見計らって、誰かに見っかるんだよ。そして、家出してずっと一人で放浪していたことにすればいいんだよ。そうすれば、オマエは何も悪いことをしたワケじゃないから、それで万事OK。何もかもが元通りだよ。オマエの親だって世間体があるから怒るワケないじゃん」
そうね。それはいい考えね。そうしよう。そうしたら、しばらくすればワタシは堂々とアナタと会えるわ」
「な、いいアイデアだろ?」
「うん。とっても…」
「オマエならきっとうまくやれるよ」
「任してよ。アナタのためなら何でもするわ」
「ほら」
「何?」
「この金でしばらく食いつなげよ」
「ありがとう。大好きよ」
「ああ、オレもだよ」
そして、アイツが真夜中にそっと家の近くまで送ってくれた。
どうだろう?
制服を着た野兎でしかなかったピックトトマトをうまく操っていた少し年上の(?)東京あたりに住む大学生のオトコ友だちがいたとすると、すべてに整合性が見つからないか?
○ピックトトマトが単に因幡の白兎でしかなかったケース
ピックトトマトと両親との確執を発端に、兄もしくは妹(?)、もしくは数人の友人たちが共謀して実行した茶番劇で、ピックトトマト自身、何度も実家に出入りしていたという両親へのリベンジだったという可能性もゼロではない。
しかし、いくらタガの緩み切った現代といっても、あまり考えたくないケースなのだが…。
もっとも、そうだとしたら、ある意味、十分にリベンジになったのでは?と思うが、どうだろう?どちらにしても、天下泰平の日本だと思わないか?
ところで、この体重約45kgだったはずのピックトトマトが半分になっていたって、22~23kgっていうこと???
If the cause of this mysterious disappearance case might be the fight of parents and children, it is just symbolic in too present Japan(この不可解な失踪事件の原因が、両親と子どもたちの戦いだったら、あまりにも今の日本に象徴的)!