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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

緊急プロファイリング ある殺人加害者の父 vol.2-2

I feel nobody is not professional in the court in Japan(日本の法廷にプロフェッショナルはいない)!

今、裁判員制度が始まり、その裁判員に選ばれた人たちの不安の声も聞こえてきたりしている。
それらの方々に、くれぐれも言っておきたい。
「ご心配なく…もしかして、アマチュアのあなたの方が、プロフェッショナルかも…」
ゆゆしきことでも、どうやらそれが現実。
本当にこの国はどこまで崩壊してゆくのか?
考えてみたら、最も卑劣で卑怯な痴漢、ストーカー、強制わいせつ、そんな情けなくてみっともない裁判官がいるのだから、無理もないのだが…。

さて、問題の金川真大の父親、どの立場で出廷したのか?
どう考えても、被告側の情状酌量のためだと思えるのだが…。
そうだとしたら、その証言内容からすると、いっそのこと拒否したらよかったのにとしか思えないのだが…やっぱり、サイコパスの父親もサイコパスなのかと思えて、不気味な気がする。
どうやら、東仙坊、直観通り、「顔を見たくない父親」の一人であることは、間違いなさそう。

①弁護人の「口を利かない家族関係をどう思いますか?」
『そんなのオマエの家も同じじゃないのか?それこそ、日本中の家が同じだと思うが…』
そう答えればいいのに、「何かあったとき、悩みがあったとき、親子関係、子供関係があるのですから、せめて、兄弟妹同士が話し合うようにすべきでした。親として力が至らなかったと思います」

②弁護人の「何かしたけど、力が至らなかった、ということですか?」
『そうに決まっているじゃないか。だから、あんな子どもになったんだと思わないのか?』
そう答えるしかないのに、「思春期前と思春期後と2つに分けられると思います。思春期前までは、家庭内で醸成するように、それなりに私自身も努力していました。思春期後は、私自身が力を発揮するということがなかったと思います。家内にまかせ、何もしませんでした」

③弁護人の「奥さんや子供に関わりたくなかったのでは?」
『日本中の、それこそ世界中の父親の本音が、そうじゃないのか?できることなら、そうしていたいけど、父親の責任があるから、仕方なく関わっていると思うけど…』
そう答える以外にないと思うのに、「そんなことはありません。私自身、信頼していましたし、それゆえにあまり干渉することを避けていました」

もうこれだけでも十分な気がするが、この父親に、自分以外の人間に対する興味など一切ない。
典型的な保身タイプのジコチュウで、思いやりが皆無なだけでなく、想像力も全くない。
ある意味、究極的な可哀想なヒト、「よく生きていられるな」というヒトでしかない。
結論的に言えば、親になる資格もゼロ。それどころか、マイナス。
子どもを作っただけで、もう犯罪者同然。バカ息子の共犯者というより、別の一人の確信犯。
こういう不逞の輩が同じ空気を吸っているのだから、この国のモラル再生はますます困難なのかも…。

④弁護人の「奥さんが、責任を取りたい、と言ったことはありませんでしたか?」
『何の責任ですか?このバカを産んだ責任ですか?このバカが人さまにとんでもない犯罪を起こした責任ですか?このバカを産むことになる私と結婚した責任ですか?一体、どの責任ですか?』
そう逆に質問すべきなのに、「責任を取りたいと言っていました。申し上げにくいことですが、身をもって、一身をもって責任を取りたい、と申しておりました」

⑤次は、弁護人と父親の双方が、あまりにも不可解なので、なるべくやりとりのまま書いてみる。
「ここに座っている真大君を…お父さんはカワイイと思いますか?」
「当然、そう思います」
「今も好きなのか?」
「好きです」
「被告人のことを、どういう風に好きなのか?」
「ざっくばらんに言いますと、非常に本人は、一般的に言いますと優しいです。おっとりとしていると感じています」
『バカを言うんじゃない。こんな人殺しをカワイイなんていう人間がどこにいる?よく、あなたは、いくら金儲けのためだからといって、こんなヤツのために弁護ができるな。ところで、あなたは、本気でこんな人殺しが好きなのか?」
そう一喝すべき非礼な質問なのに、それこそ応える必要もない稚拙な質問なのに、その何と情けなくてみっともない態度なのか…。
それにしても、この父親には一切の教養も修養も倫理観もないのか?
このリアリティのなさが、こんなサイコパスを作り上げたと言わざるを得ないと思わないか?

⑥「被告人にはどういう刑が望ましいと思っていますか?」
「親としては酷ですが、本人にも酷ですが。重大な犯行であることを考えると、当然の裁きがあってしかるべきだと思います。当然、死刑でしかるべきだと思います」
「息子さんをお父さんが裁けるとしたらどうですか?」
「質問の意味がよく分かりません」
『いい加減にしろ!許されるなら、この手で、この手で、この場で殺したいくらいだ!そんなこともわからないのか、弁護士のくせに!』
そう逆ギレしていいほど自分の尊厳を無視されているのに、この父親もやはりサイコパスでしかないのか?
東仙坊、ある種の戦慄を覚えつつ、開いた口が塞がらない…。
そう言えば、この父親、確か仕事が忙しくて面会にそんなに行けないと公判の中で言っていた。
あの茨木市教育委員会青少年課長のような役人(?)らしいから、まだ堂々と働けているようで、羨ましい限りだが、少しぐらい恥を知らなければ、日本人じゃないと思わないか?
そのある種の異常性を垣間見せる言動が、いくつかあった。

弁護人の「普通の人から見て普通の考え方を持つことは可能ですか?どうすればいいですか?」???
「被告人は真っ白な状態でそういう考えを身につけた。例えて言えば、アヒルが卵から孵る際に、見たものを親と思う。例えがおかしいかもしれませんが、真っ白な状態で、思想や考え方を吸収してしまった」???

「間違った犯罪を犯したと本人に語り、罪の重大さから死刑になり、それは例えば死刑廃止なども言われてますが…私は死刑を、死刑になって然るべき、死刑にすべきと思います。時間をかければ戻るはずだと信じています」???
「あなたは先ほど、被告人は死刑と話していましたが?」???
「それとこれとは別でして。本人の犯した罪は重大なものであり、その責任はとるべきというのが私の考えです。まずは正気に戻り、自分が犯したことは重大なことで、許されることではないということを認識してほしい。気が付いた暁には、謝罪した上で、男らしく責任をとれ、と言いたいです」???
 
東仙坊的には、どうしても弁護士の質問のレベルの方が気になるが、この父親の人間性には、率直に言って、得体の知れないほど大きな欠陥があると思ってしまうが…。
どちらにしても、「あなたはバカ息子のせいで、法廷で、こんなヤリトリができますか?」と、世の中の父親たちにどうしても尋ねたくならないか?
そのくらい大変な気がしないか?
加害者の父親になることは…。

最後に、この公判における被告弁護人の摩訶不思議な文言にどうしても触れざるを得ない。
そのサイコパスの父親サイコパスに、「なぜ謝罪しようと思ったのですか?」と聞いたくだり…。
「裁判で証言する前におわびしたい、謝罪したいと思いました。力に限りはありますが、何らかの形で慰謝を考えています」
「金銭的に謝罪金、見舞金を払いたいということですか?」
「そういうことです」
「いらないと言われたらどうしますか?」
「受け取ってもらえるようにお願いするばかりです」
この質問の意図(?)、思惑(?)、真意(?)は、何?
加害者の親は、その加害者が成人でも、家族が遺族に慰謝料を払うことを推進するのが、仕事ということ?
あるいは、殺人事件には金銭が絡むと示唆しているということ?
特に、「いらないと言われたらどうするって?」という質問は、そうだったら、無理して払わずその分も自分に頂戴ということ?
ぜひ、聞いてみたいのだが…。

Whatever happens, you would not better be a father of murderer(何があっても、殺人者の父親にならない方がいい)!


緊急プロファイリング ある殺人加害者の親!?そして!? supplement(追補)

I am wondering if tomorrow should come in real(本当に明日は来るのだろうか)!

東仙坊、「世界不可視戦争」をプロファイリングして、宗主国と新宗主国の傲岸不遜さ、傍若無人さを明確に危惧した。
プロファイリング-11 普通仮面を被った異常犯罪-5で、映画「Day after tomorrow」に言及して、それらに対する天罰を懸念した。
新宗主国では、四川大地震でできた、被災地最大の「堰止め湖」の決壊危機を回避したと、6月10日、宣言した。とりあえず125万人の住民にとって朗報で、東仙坊も、ホッとしている。
ところで、地震の被害を受けている近くの陜西省が、深刻な干ばつで、約134万ヘクタールの農作物、34万人の飲料水に被害が出ていることを知っているだろうか?皮肉だと思わないか?
宗主国では、東部で、75年振りの熱波が襲来、熱中症や熱射病だけでなく、送電線まで溶け、停電の被害も出ていることを知っているか?
中西部で、巨大な雹、異常豪雨、トルネードが起こり、大洪水や建物崩壊などで死亡者まで出ていること、そして、最大の穀物地帯が水害に見舞われてしまったということを知っているか?
これもまた、皮肉だと思わないか?
西部で、異常乾燥で、火事が多発していることを知っているか?
何だか天罰ではないか?と感じてしまうのは、東仙坊だけなのか?
なぜなら、いつも問題ファジー化のために名前が挙げられていた、食べたことがない特別製のイタリア料理(?)の「エルニーニョ」とか「ラニーニャ」がないと思わないか?
それにしても、これらって、対岸の火事なのだろうか?
今、我が国でも、天候が凄く変だと思わないか?嫌な予感がしないか?
事実、降り続いている梅雨(?)の6月の降水量は、例年になく多いというではないか?
もともと宗主国のマネをしたい我が国のことなのだから、それも当然といえば当然かも…。
どちらにしても、この暑くなったり、寒くなったりで、すっかり体調が悪くなっているのは、東仙坊だけなのか?

東仙坊、光市母子殺人事件加害者の父親を最後に、空しいその加害者父親プロファイリングを止めようと決意した。そんな時間があったら、もう一度リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」でも読み直そうとしていた。
もう百万回ぐらい指摘した気がするが、「成人以上の犯罪責任は、どこまでも本人にしかない」、道義的な部分を除き、誰が何と言おうと、それしかない。
にもかかわらず、この国にどうやら新しい流行が生まれたらしい。
とんでもないオバカが計画凶行した事件の2日後に、なぜかその両親の希望で(?)、何だかよくわからない記者会見が、家の真ん前で行われたのである。
東仙坊が観ている限り、宗主国の昔の西部劇で、こんなシーンが何度もあったな…そんな印象だった。
こんな意味のない会見は2度とあってはいけないし、してはいけない、と感じないか?
それにしても、マスコミはあのような席には有能な記者を行かせるべきだと思うが、どうだろう?

「両親として、父親として、どう責任を取るつもりか?」
よくあんな子どもを産んでおめおめと生きていられるな、と責めたいならそう言えばいいし、金銭的に償えと訊きたいなら、一体いくらぐらいの慰謝料を想定しているのか、こっちが訊いてみたい…。

「まだ受け止め切れていないので、今はまだ…」
だったら、なぜ記者会見なんていうバカ息子と同じ愚行をするのか…。

「息子さんに何が言いたい?」
その質問で、本当にどんな答えが訊きたかったのか、これはぜひ訊いてみたいが…。

「それは取り調べに関することでここでは言えない…」
基本的に解答不要な質問に、それにしても何と的外れなその答え、東仙坊、口をあんぐり…やはり、この父に、あの……なのか…。

東仙坊、勘の通りの物的証拠や供述が出てきて、ワナワナ震えるほどの憤怒を覚えながら、このキ印だけは死んでもプロファイリングしないと再確認している。
「Bullshit!」

I feel so vain actually, that it(本当に空しい、それだけ)!



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緊急プロファイリング ある殺人加害者の父親!? そして!? ultimatum(最終章)

I think the true serious humane man would never ever kill anybody (本当にマジメな人は、未来永劫、人を殺さない)!

日本のモラル崩壊を証明したいのか、毎日毎日、凄く変な事件が流行のように続発している。
そして、毎回毎回、その異常極まりない犯人が捕まえられるたびに(実際は残念なことに極めてそれはマレだが?)、あの「マジメなヒトがなぜ?」と言われ続けている。
潮見2軒隣女性バラバラ殺人事件のあんな星島貴徳なるクソッタレまで、「あんなマジメなヒトが」、「あんな感じのいいヒトが」と言うヒトがいるくらいだから、それも流行に違いない。
どうやら、猟奇的で残忍無比で卑怯で卑劣な罪を犯すヒトは、「マジメ」でなければいけないと思いたがるヒトが多いらしい?
誤解を恐れずに明言するが、東仙坊の周りには、あんな無気味な雰囲気で、あんなキモい笑い方をするヒトが幸運にもいない。つまり、そんな「マジメ」なヒトはいないし、自分もそう呼ばれないように努力している。
もっと正直に言うと、そういうタイプの「マジメ」なヒトが、ハナから好きじゃない。
そもそも、犯罪者などに対して言う「マジメ」には、sense of humor(ユーモア)やpathos(ペーソス)が含まれていないと思うが、どうだろう?
そんな「マジメ」なヒトは、何だか、ゴツゴツ、ガツガツしていて、堅苦し過ぎて、オシャレではないし、粋ではないと思わないか?
ということは、本質的に日本人の魂に合っていないということでは?
ともあれ、東仙坊、世間で言われているような「マジメ」は、大嫌い。
こんなことを言うと、東仙坊がマジメじゃないからと言われそうだから、念のために言っておく。
プロファイリング-11 普通仮面を被った異常犯罪-8」のイントロでも宣言しているように、東仙坊は「バカマジメ」そのもの。
そうでなければ、こんなにクタクタになりながら、モラル再生のために、これだけグダグダ言い続けたりしない。
では、そんな「マジメ」と「バカマジメ」との間に、どんな明確な相違点があるのか?
日常生活の中に、洒落諧謔機知含羞悲哀があるか?ないか?それがポイントである。
すなわち、犯罪者になるような「マジメ」には、それらが一切何にもない。
「バカマジメ」な人間にだけは、粋、オドケ、ウィット、ハニカミ、ペーソス、レベルの高いユーモアがある。
極論すれば、ユーモアのある「バカマジメ」な人間は、人生がどんなに儚いものと感じても、もののあわれを大切に、「生きているだけで丸儲け」と、心で泣いても顔では笑って生きている。
その意味では、あんな不自然で無気味な笑い方など死んでもできないのが「バカマジメ」、本物の「マジメ」な人間だと思うが、どうだろう?

それで、東仙坊、俄然思い出したことがある。
緊急プロファイリング 加害者の親!?そして!?」で、「刑務所に行きたかった。誰でもよかった」の岡山駅突き落とし殺人犯18歳ハナタレの父親について、辛辣に言及した。
あの父親の不可解さ、異様さ、無気味さ、その恣意を全く感じないヒトがいることに、義憤を覚えたからだった。
まさかと思ったが、あんな稚拙な責任転嫁、自己欺瞞、卑怯で姑息な錬金術に引っかかるヒトなどいないと、高をくくっていたら、意外なほどそんな軽薄なお人好しが多いということに、大きなショックを受けたからだった。
それはそうである。あれほど、東仙坊、「世の中、今や、振り込め詐欺社会」と警告しているにもかかわらず、その被害が、どんどん増えているくらいだから、「お好きなように!」としか今さら言えない。
十人十色、63億人63億色、それも仕方がないこと。
何も感じず、自分のことをタナに上げ、人のことなんかこれっぽっちもわからずに、せいぜいゴシップやスキャンダルにうつつを抜かして、のほほんと生きているヒトを、変えられるなんて思っていない。
でも、せめて、そんなマユツバものの「マジメ」に、少しくらい疑問を感じて欲しいと思うのは、東仙坊の単なる甘さか?

案の定、あのなぜか当日すぐに岡山駅に駆けつけ、前代未聞の加害者父親記者会見を開いた「マジメ」な父親は、あろうことか今度は某テレビ局と組み、カメラを自宅に入れたのである。
その際、ブルーのボーダーのトレーナーで、小奇麗にコザッパリと対応した。
内容詳細は省くが、そのハナタレ息子のために、きちんと自分は充実した勉強部屋を用意したのに、「それなのに、経済的な理由で進学させられなかったのは、社会が悪い」とでも言いたいのか、慎ましい食事まで見せつつ、「母親と一緒に、やれることは全部やった」と話していた。
そして、一番気になったのは、逮捕後に、面会に行った際、「息子はもう別人のような気がした」と、平然と言い放ち、あれはもう自分の子どもではないから、関係ないとでも言いたそうだった。
どちらにしても、岡山駅で、母親と一緒に、大きな花束を抱え、土下座していたシーンに、鼻白んだのは、東仙坊だけなのか?
またしても、それを見て、この加害者父親を、人間的に立派だと思う奇特なヒトが出てくるかも知れないので、もう一度、明言しておく。
誰が何と言おうと、あのテレビにやたら出たがる父親は、息子の残酷な犯罪によって、金銭を得ているとしか思えないが、どうだろう?
と同時に、金銭を渡しているマスコミがいたら、本当に情けなくてみっともなくて、言語道断だと思わないか?

ついでに、東仙坊、光市母子殺害事件犯人の父親。今まで謎でしかなかったその父親が出演した、某テレビ局による、独占インタビューも観た。
一体全体、それをどのぐらいの人が観たかわからない。
少なくとも、東仙坊、「今、降っている雨が永久に止まなくなったらどうしよう?」、そんな複雑な気分にさせられたのだが…。

どこまで行っても、死刑判決が出たって、これで終わりではありません。
まあ、今日のことは自分でもびっくり。
事件当初の頃は、本当に息子を恨んでいました。
こんなことをしたばっかりに、自分の人生も真っ逆さまで…。
やっぱり我が子ですから、どんな罪を犯しても、かわいい、これが正直なところです。
死刑判決で終わるのであれば、後はまっとうに、死刑判決が相当だったんだと見て、あえて自分に受け入れるだけです。
一、二審で、情状酌量の余地があるということで、無期懲役の判決が出たにもかかわらず、司法に対してがっかりしたということもあるんですけど…。
今回の判決が、一、二審の「無期懲役」から「死刑」と簡単に変わる経緯が非常に恐ろしい。
相手に対し申し訳ないという気持ちがいっぱいです。そういう気持ちをこれからもずっと私どもは背負ってゆくわけです。



この無気味なチグハグな「マジメ」さって、今回取り上げている「マジメ」さに共通していると思うが、どうだろう?
他人から言われるような「マジメ」さって、どれもこれも鈍感で、粗雑で、無礼で、軽軽で、実は、誰も信じないものなのでは?
つまり、自分にとって、どうでもいいと思う相手を、「マジメ」と呼んで誤魔化しているのでは?
少しも人間的に成長しない、どこまでも自分勝手で、なかなか本気で好きになれないヒトのことを「マジメ」と呼んでいるだけと思うが、どうだろう?

Please don't call such a crazy murderer as a wise man(キチガイ殺人鬼をマジメとは呼ばないで)!




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緊急プロファイリング  ある殺人加害者の父親!? そして!?

In sudden I wanna be a father of murderer buster(急に殺人加害者父親退治係になりたくなった)!

東仙坊、疲労困憊、ちょっとタンマ。
そんな気分だったけど、そうはしていられない。
珍しく(これが思いのほか正直ウレシイ!)先週の土曜日、2通のメールを受け取った。多分(?)、本当に偶然だと思うが、その内容がほとんど一緒だった。
どちらも、ある事柄について、東仙坊の率直な意見が聞きたいという真摯なものだった。約束通り、プライバシー・プロテクションの見地から、詳細は記述しない。
そこで、問題のないように、東仙坊らしく要約して、その質問を列記する。

①JR岡山駅で、3月25日に起きた、「刑務所に行きたかった。誰でもよかった」と38歳の男性を線路に突き落として殺害した、18歳の脳ミソの微塵もないハナタレの父親が、やたらとテレビに出てて、凄く不愉快で変だと感じた?

②その貧相なジャンパーとジーパンの父親が「遺族に申し訳ない気持ちでたまりません。こんなバカな息子ですみません。本当に申し訳ありません」という謝罪会見(?)が、ちっとも誠意が伝わってこないものだったのに、同情する声まで上がってきて、凄く変で頭にきた?

③そんな信じられないようなジコマン動機で殺されてしまった被害者の父親が、テレビのインタビューで、「本当なら叩き殺してやりたいくらいに、はらわたが煮えくり返っている」と憤怒の念を表しつつも、冷静沈着かつ毅然と「日本は法治国家。未成年なのだから、将来があるのだから、罪に服して早く更生して世の中の役立つようになって欲しい」と答えるのを聞いていて、初めは凄い忍耐力、自制心って心打たれてたけど、もっと感情的になっていいんじゃないのかな?何でそんな段階であんなに立派な対応ができるのだろう?何か凄く変だと感じた?

④これは1人の方だけが指摘してくれたのだけれど、同じく JR荒川沖駅前で、「捕まえてごらん」と警察を挑発し、「死にたくても自殺するのはイヤだった。大勢殺せば死刑になれる」と警察官のいる中で、白昼堂々と24歳の勘違いオタンコナス(検証プロファイリング 佐世保小6同級生殺人事件と長野義妹殺人事件の酷似点-16で少し触れている)によって刺殺されてしまった、27歳男性の父親も、「夫婦で日帰りバス旅行に出掛けていて、バスの都合ですぐに戻ってこられなかった」とテレビのインタビューに答えていたのが、いくら気が動転していたからって、凄く変だと感じた?

東仙坊、率直に感じているメールをくださったお2人に感激し、桜満開の季節に、花実が咲かないどころか、死んでも死にきれないはずの被害者の無念を思い、義憤に駆られ、単刀直入にお答えしたい(実際は、それぞれの方に怜悧にメール返信してるけど、それは内緒!)。

その岡山駅突き落とし事件の殺人犯の18歳ハナタレの父親(56歳)には、「一昨日こい!バカも休み休み言え!テレビに1時間半も話してる暇があったら、大阪のどこかの歩道橋にでも行け!」と、一喝したいだけ。
それより何より、「香川坂出事件じゃないけど、このミステリアスな前代未聞の記者会見(?)、まさかギャラを受け取ってないだろうな?万が一そうだったら、すぐに東京の高島平団地まで行け!万死に価する」。

これだけだと、正確さに欠け、誤解を招き、名誉にも係わるかも知れないので、やはり明確にしておきたい。
東仙坊、かねてから言い続けているように、基本的に犯罪者の家族は無関係。だからこそ、バカな息子の代弁をして謝罪(?)する必要は全くない。バカな息子が未成年だという理由でその気になったのなら、息子の代弁としての謝罪などではなく、卑劣で卑怯な殺人を犯す息子にしか育てられなかった、自分の至らなさ、無能さ、親としての無責任さを恥じ、その場で切腹するぐらいしかないと思うのだが、どうだろう?
どうせそんなことはできないのだから、せめて、「誰が何といおうと息子を許さない。どうか望み通りに死刑にしてやってください。それが叶わないのなら、自分で親としての責任を取って、この手で絶対始末する」と宣言するしかないと思うのだが、どうだろう?
それより何よりも被害者への敬意を払うために、貸衣装屋で借りたりしてでも、喪服で出席し、その情けなくてみっともない顔と実名をさらけ出すべきだったのではないのか?

ちょうど佐世保小6同級生殺害事件の加害者の父親の手記(?)なるものに激高させられたばかりだから、東仙坊、もう止まらない。
その臆面も教養も全くないハナタレ父親の一言一句に、腹が立つやら、呆れるやら、絶望感でいっぱいにさせられた。なかでも、自分のバカ息子がただの餓鬼になってしまったのは、親としての自分ではなく、あたかも子どもの環境や世の中に責任転嫁しているとしか思えない言動には、とことん閉口させられた。
それらのことを、もしかしたら感じないヒトがいるかもしれないので、馬鹿馬鹿しいけど羅列する。
「イジメにあっていて、中学や高校は知り合いのいないところを選んだ。自殺の心配をしたが、他人に危害を与えるなんて思ってもみなかった
「そんな友だちのいないバカ息子の友だち代わりになろうと、いつも子どもを見守っていた」
息子と自分はずーっと一緒だった。日曜日も休みの日も」
「自分の接し方が間違っていた。心の底まで見抜けなかった。自分から見れば怖がりで、お父ちゃん子。おばあちゃんに席を譲るような優しい子だった」
何でこんなことをしたのか、わかってたらこんなことにならない。理由にたどり着けない。ずっと、何で何で、としか思い浮かばない」
「どうして俺を殺してくれなかったのか」
「阪神神戸大震災で家が潰れて大変で、大学に行きたがった息子を、経済的に応援できなかった
「土浦の事件をテレビで見て、こんなことをしたらアカンと言っておいたのに…」
「前日もハローワークでもらってきた求人票のコピーを見せ、こういう会社あるねんと相談してきた」
「なぜこんな事件を起こしたのか、自分にもわかりません
ずっと一緒に償っていくつもりです
この父親の言いたいことを簡潔にまとめると、「自分はこれだけのことを息子にやったのだから、自分には一切責任がない。子どもをイジメる社会に責任があり、阪神神戸大震災に責任がある」と言っているだけ。

Like a father, like a son(まさにこの父親に、この息子あり)!

東仙坊、「プロファイリング4 香川坂出3人殺害事件-7」で記述した内容をもう一度正確に伝えておきたい。
世界的分子生物学者、村上和雄が示唆しているように、「人間には、約30億のヒトゲノムがあり、そのスイッチがONしているのはたったの10%で、残りの約90%がOFFしたまま。ところが、困ったことに、よいDNAはそのOFFしている90%に属してしまっている」というのである。
つまり、仮に少しでも親にいいところがあっても、それが遺伝する確率はかなり低く、親の悪いところはそのまま遺伝してしまうということなのである。
さらに、動物行動学者、日高敏隆が示唆するように、「利己的DNAは利他的DNAより強く働き、よほどの後天的な要因がないと抑制できない」というのである。
つまり、実に困ったことに、悪い血は引き継がれていくのである。
その視点から、冷静に見ていると、こんな親だから、あんな子になってしまったんだって、思わないか?どうだろう?

東仙坊にメールをお送りくださったお2人も、納得してもらえただろうか?
さて、岡山突き落とし事件の被害者の父親の違和感(?)については、それこそ、この箍の緩みきった、上っ面だけの付きあいしか必要のない世間での狡猾な生き方、決して本音を見せない巧妙な処世術でしかなく、それはそれで仕方のないものであり、東仙坊がとやかく言う筋合いでもない。
ただ一言、「あまりのお人好しは、その世間で実際はどう思われているのか」それだけは意識して欲しいと思う。
最後に、荒川沖駅前で勘違いオタンコナスに不運にも刺殺されてしまった被害者の父親は、誰が見ても、寝耳に水の事件で、単に気が動転していただけだと思う。

どちらにしても、この自己中心的な劇場型犯罪を抑止するには、マスコミの能力に全てがかかっているのではと、東仙坊、確信している。
ぜひその精進に期待したい。

I wonder how they should atone for killing him selfishly(自分勝手に殺しておいてどうやって償うのだろう)?



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コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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