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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

新・新日本砂漠化-23  関西で広がり続ける「バルーニング」!?-6

I think this rugger girl might be good by the death penalty for Japanese genuine mothers(日本の本物の母親たちのためにも、このラガーガールは、死刑でもいいのかも)!

東仙坊、このテーマでのプロファイリングを始めた動機は、検証プロファイリング  「大阪2児我子餓死殺人事件」に見るマイブーム-1心のブラックホール-29  「できちゃった婚」悲観論-4で書き込んだ、下村早苗なる「rugger girl(ラガーガール)」の公判が、大阪地裁で、3月5日に始まったこと。
何しろ、いきなり、「殺すつもりはなかった。自身が受けた虐待の経験などから、激しい恐怖や不安を直視できない心理状態にあった。このため2人が死んでも構わないという認識はなかった」と、何とも情けなくてみっともない反論を始めたから、アングリ。
これが勘違いした弁護士の取る恥知らず戦法か!と憤怒させられたから…。
実際、3月7日の被告人質問では、ラガーガールは「2人がいなくなればいいと思ったことはない(?)」と述べ、改めて殺意を否認。
「長女が生まれたときには『やっと会えたねと思った』と母になる喜びを感じた(?)」
「離婚後は育児に悩むようになり(?)、「誰も助けてくれず、助けてもらおうという思いも浮かばなかった(?)」
「2010年6月9日に2人を置いて外出したときには『これが最後になるとは考えていなかった』(??)」
「リビングの扉を開けられないようにしたことは『長女が蛇口をひねって水漏れのトラブルが起きるのを防ぐためだった』(???)」
「さらに約50日ぶりに帰宅し、2人の遺体を発見した2010年7月29日夜、『見たものは覚えていない。部屋の中で声を出したことだけを覚えている』(?)」
それに対し、裁判長は起訴内容を区切りながら、確認。
「『育児放棄した』というのは?」
「その通りです」
「『子ども2人の栄養状態が悪化していた』のは?」
「その通りです」
「『2人が死亡することを承知しながら』は?」
「違います」
「部屋に2人を閉じ込めて外出したのか?」
「閉じ込めたわけじゃない(???)」…。
3月8日の第4回公判では、高校教諭であるラガーガールの父親ラガーマンが証人出廷。
「ラガーガールが幼いころに自身が離婚や再婚を繰り返したことで不安定な家庭生活を送らせた(?)。子育てには自分なりに最善を尽くしたつもりだったが、こんなことになり、孫には申し訳ない。自分も罪を背負って一生償っていきたい」と述べたから、開いた口が塞がらない。
事実、弁護側は「被告は実母の慢性的なネグレクト(育児放棄)などの影響で、一種の解離性障害があった。恐怖を無意識に避ける特殊な心理状態にあって死ぬことに意識が働かなかった。殺意はなく、保護責任者遺棄致死罪にとどまる」と展開。
ラガーガールは最終意見陳述でも、涙を流し(?)、「もう一度2人を抱きしめたい。こんなひどい母親ですが、私はこれからも2人の母親でいます。一生2人を背負って(?)、罪を償って生きていきます(??)」と主張。
そして、3月16日、大阪地裁で、裁判員裁判の判決公判。
検察側は、「被告は幼い子どもに食事を与えず、部屋の扉に粘着テープを貼って閉じこめたまま約50日間帰宅しなかった。殺意があった。わが子2人を飢餓状態にさらし続けた前例のない事件で、2人の絶望感は筆舌に尽くしがたい」と非難し、無期懲役を求刑。
西田真基裁判長は、「絶望の中、徐々に衰弱して命を絶たれた子どもたちの苦しみは想像を絶する。むごいの一言に尽きる」、「(自宅で2人の姿を最後に見た)2010年6月9日の時点で、2人の子どもが相当衰弱して生命の危険性が生じていることを被告も認識していた」、「2人に多少の飲食物を与えただけで約50日間も外出を続けたことから、何ら生命を救うための手立てを講じることなく放置した」、「(ゴミと汚物があふれた部屋で迎えた2人の最期に触れ)食べ物も飲み物も手に入れることができず、糞尿にまみれ不衛生極まりない。これに匹敵する苦しみは他にない。その最中、現実から目を背けて複数の男性と遊興にふけるなど、被告の行動は非難に値する」、「量刑には犯行態様の残酷さを何よりも重視すべきだ」と断罪しながらも、「孤立感を覚える中で育児に疲れた心身を癒やす場を他に見いだせなかった」と述べ、酌量すべき事情があったと認め、有期懲役では最高刑の懲役30年を言い渡したのだが…。
これでも、まだまだ甘い、こんなことでは抑止できないと感じているのは、東仙坊だけではあるまい。
それはそうだと思わないか?
いろいろ理由はあるが、決定的なポイントは2つ。
1つは、長男出産の7ヶ月後、同級生との自分の浮気が原因で離婚したのでは?
2つ目は、50日ぶりに帰宅し、変わり果てた姿のわが子2人を見つけた夜、そのまま2人を放置し、男性と神戸に出かけて夜景の写真を撮り、そのままホテルに宿泊していたのでは?
それより何より、自分がネグレクトにあっていたのなら、自分がネグレクトしないのが人間なのでは?
第一、このモラル完全崩壊社会で、母親の家庭環境を考慮したら、子どもを産んでいい女性などいなくなるのでは?
仮にそうだとしたら、女性が子どもを産む前にそのチェックが必要になるのでは?
ともあれ、このラガーガールのノーテンキ度は、30年塀の中にいても変わらないと思うが…。
それに、ワケがわからなくとも、日々、子育てに奮闘しているヤングママたちに、実に失礼な犯罪なのでは?
そもそも、このぬるま湯社会が、「錯覚した少子化」を金科玉条に女性の子どもを産ませるために卑屈になっていることが、すべての要因になっているのでは?
検証プロファイリング 「大阪2児我子餓死殺人事件」に見るマイブーム-4で書き込んだ、2000年の愛知県武豊町の3歳長女を自宅で段ボール箱に閉じ込めて餓死させた谷川千秋・谷川万里子なるバカップルが、懲役7年…。
検証プロファイリング 「大阪2児我子餓死殺人事件」に見るマイブーム-5 で書き込んだ、2006年に北海道苫小牧市の自宅に5歳長男と1歳三男を1ヶ月以上置き去りにし三男の遺体を遺棄した山崎愛美(21歳)なるデビルガールだって、懲役15年…。
ラガーガール同様、2007年の生後5ヶ月長女に食事を与えず放置しホストクラブに通って衰弱死させ、遺体を大阪・ミナミの繁華街ビルに放置した、住所不定(?)、無職(?)、南出千亜紀(当時21歳)にいたっては、大阪地裁で、実刑ではなく、懲役3年保護観察付き執行猶予5年???
何でも、大阪地裁は「乳児がやせ細り餓死するだろうと予見できた」と、未必の殺意を認めたうえで、「ホストクラブに熱中し、育児に嫌気が差したという身勝手な動機に酌量の余地はないが、母親や夫が立ち直りに協力することから、今回に限り更生の機会を与える」というのだから、ラガーガールが誕生したのでは?

The unripe preschooler government should mass-produce inexperienced mother(未熟な保育園児政府が、未熟な母親を量産している)!

To be continued...



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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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