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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

東仙坊から、いい子じゃないエイミー・ワインハウスへの鎮魂歌!?

I don't actually dislike the decadent such as the Amy Winehouse(エイミー・ワインハウスのようなデカダンは、本当は嫌いじゃない)!

東仙坊、基本的に、「killing yourself、suicide(自殺)」というニュースをチェックしない。
人間にとっての唯一無二の絶対的真実である「死」、誰一人として逃れられない不滅の「死」を冒涜することは、好きじゃない。
かといって、限りなくその「死」と対峙し続け、どこまでも自らの意志で近づいてみようという行為は、イヤじゃない。
いわゆるの「デカダン(退廃・虚無・耽美に生きる人)」になることは、子どものころから理想でもある。
ただし、覚醒したまま凝視し続けたいので、薬物はもちろんアルコールに耽溺することは、ヨシとしない。
もっとも、自分以外の人間が薬物やアルコールに埋没してゆく姿には、あくまで他山の石として、正直、興味がある。
その意味で、UK現地7月23日午後3時54分、救急医療隊員によってロンドン市カムデンの自宅マンションで死亡しているところを発見された、27歳のエイミー・ワインハウスのニュースには、メチャクチャ着目させられた。
その理由は、3つ。
1つ目は、27歳でのシンガーの死。
歌がうまいけどルックスがちょっと…と、ある意味ソックリと言えるジャニス・ジョプリンが死んだ歳と同じとすぐ思い出したこと。
確かに、昔から27歳はシンガーにとってのクリティカル・エイジ(危険年齢)。
他にも、ブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソンなど、たくさんいる。
2つ目は、今年2月、UK「OK!」の系列であるウェディングプランニング・サイト「My OK! Wedding」が実施調査した
「妻にしたくない女性」部門で、エイミー・ワインハウスが堂々1位に選出され、「それはそうだろうな…」と、東仙坊、どこか納得していたからである。
ちなみに、2位はリンジー・ローハン、3位はブリトニー・スピアーズ。
また、逆に、「妻にしたい女性」部門の1位はナタリー・ポートマン、2位はミーガン・フォックス、3位はケイティ・ペリー。
さらに、「夫にしたくない男性」部門では、1位はチャーリー・シーン、2位はメル・ギブソン、3位はトム・クルーズ。
そして、「夫にしたい男性」部門では、1位は英国王室のヘンリー王子、2位はジャスティン・ビーバー、3位はロバート・パティンソン。
3つ目は、偶然、2008年の第50回グラミー賞のテレビを観ていた、東仙坊。
最優秀新人賞や最優秀楽曲賞など5部門を受賞した、エイミー・ワインハウスの表彰は、なぜかUKとの衛星中継に、???
何でも、「21世紀のビリー・ホリデイ」と言われるエイミー・ワインハウス、マリファナ所持・密輸・司法妨害・暴行・違法薬物所持で逮捕されていたうえ、飲酒・薬物のリハビリ施設の入退所を繰り返していたというから、ムリもないか?
そんなふうに思いながら、テレビを観ていて、画面に現れたオールディーズなビーハイブヘアの両腕や左胸や背中がタトゥーだらけの女性で、「えっ、まさか!これが、エイミー・ワインハウス?」と目を疑う始末。
それはそうである。
持っていたイメージはデビュー当時のふっくらした真っ白い腕のメチャクチャ歌のうまい普通の女性…。
「4、5年経てば、女性はこんなものかも、しかもロンドンだし…」と、何とも言えない複雑な気持ちに。
けれども、その「rehab(リハブ:リハビリテーションの略)」という曲を聞いて、すべてがクリアに。
そして、「このエイミー・ワインハウス、相当生き急いでいるみたいで、もっとないな」と、ボーっと考えていたからだった。
実際、エイミーの母親のジャニス(?)が、「私たちは娘がゆっくりと自分を殺しているのを見ているようです。私はすでに娘の死を覚悟しています。このまま行けば、ドラッグが彼女を奪ってしまうでしょう。ヒース・レジャーやブリトニーを見て思うのです。娘も彼らと同じ道をたどっていると。まるで車が自動車事故に遭うのを見ているようです。あの子は、あれほどの才能をムダにしようとしている」と、2008年の時点で「デイリー・メイル」に語っていたというから、リアル。
東仙坊的には、エイミー・ワインハウスの作詞作曲の「You konw I am no good」のリフレインに、そのすべてが込められていると思うが…。

I cheated myself like I knew I would(自分でしたいようにわかったうえで自分をダマした)
I told you I was trouble(言ったでしょ、私はトラブルだって)
You konw I am no good(わかったでしょ、私はよくない子だって)


さて、そのエイミー・ワインハウスの死に関して、UKも同じ島国の我が国のごとく好奇心旺盛のマスメディアも諸説紛々、カンカンガクガク、ケンケンゴウゴウ。
遺体解剖による死因特定もできず、部屋からドラッグも未発見、警察は現在、最長で4週間かかるという毒物検査を実施している最中なのに、まことしやかにドラッグのオーバードーズとか、真逆のきっぱりと断酒したことが死因とか、大騒ぎ。
亡くなる3日前にがジンを浴びるように飲んでいたとか、亡くなる前夜に地元のドラッグディーラーから、コカイン、エクスタシー、ヘロイン、ケタミンなど複数のドラッグを買っていたとか、亡くなる前日にエイミーが訪れていた主治医は健康に全く異常はないと診断していたとかいう情報から、アルコール依存症治療中で徐々に飲酒量を減らさなければいけないのに中途半端を嫌う性格(?)から急に断酒し激しいアルコール離脱症状に陥ったのだとか、メチャクチャ錯綜気味。
その中でも、ロンドン市内のクリニック医師が、「デイリー・スター」に語っているように、「重度のアルコール依存症者が突然飲まなくなると、振戦せん妄や痙攣を引き起こして意識がなくなることもあり、そのために呼吸が停止して死亡する危険性がある」というのは、目からウロコ。
何しろ、これまでに薬物とアルコール依存症のために4回のリハビリ治療を受けているという本格的アルコール依存症のこと。
確かに、そんなこともあるかも…と、改めてアルコールについて考え直しているのは、東仙坊だけではあるまい。
どうあれ、アルコール依存症のヒトが、急にワケがわからないことを言ったり、興奮して喚き散らしたり、トイレの場所がわからずにベッド脇で用を足そうとしたり、布団の中に小さな虫がいると言いだしたり、病室で仕事を始めようとしたりするという「振戦せん妄」、いわゆる禁断状態である離脱症状の重症型。
そのうえ、発汗や頻脈、発熱、手指の振戦、不眠、幻覚や錯覚、興奮、不安なども起こし、だいたい4、5日で急速に治まるが、放置すると意識障害や幻覚のために事故を起こしたり、昏睡状態になって死ぬこともあるというから、やはりメチャクチャ不気味では?
いくら自業自得のところがあっても、美しくはないのでは?
どちらにしても、一つのエクセレントな才能が、地球上から消えてしまったことだけは、その独特のアンニュイを醸し出す歌声は直接聞くことが二度とできなくなったことだけは、紛れのない事実。

「Love is a losing game(愛は、失うゲーム)」

For you I was a flame(あなたのために、私は炎だったに)
Love is a losing game(愛は、失うゲーム)
Five story fire as you came(五つの物語の火をあなたと燃やしたのに)
Love is a losing game(愛は、失うゲーム)

One I wish I never played(遊びじゃないと思いたかった一つなのに)
Oh what a mess we made(なんてグジャグジャにしてしまったのか)
And now the final frame(今では、もう最後のカタチ)
Love is a losing game(愛は、失うゲーム)

Though I'm rather blind(私が盲目だとしても)
Love is a fate resigned(愛は運命を放棄するもの)
Memories mar my mind(思い出は心を傷つける)
Love is a fate resigned(愛は運命を放棄するもの)


どうだろう?
間違いなく一つの真っ赤に燃え上がる炎のような女性は、燃え尽きたのでは?
それを見事に表現しているのが、レディー・ガガのエイミー・ワインハウスへの追悼の言葉…。
「エイミー・ワインハウスは、ポップミュージックを永遠に変えた。彼女がいてくれたから、希望はあると知っていたし、自分は一人じゃないと感じたことを覚えている。彼女はジャズに生き、ブルースに生きた…」。
ところで、エイミー・ワインハウスのセンスの悪いタトゥーは、一体どんなアーティストが施したのか?
そして、一体、後どこに彫っていたのか?
そんなことを思い浮かべ、東仙坊、独り哀悼の意を表しているのだが…。

A certain talent woman singer that lived for the blues and jazz has disappeared from the one face of this Earth(ジャズにブルースに生きた才能ある女性シンガーが、一人この地球上から消えた)!











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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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