緊急プロファイリング 北海道滝上町立図書館員女性失踪or蒸発(?)-4
What kind of matter did hapen to a 36-year-old single woman(36歳の独身女性に、何が起きたのか)?
■北海道滝上町立図書館員女性失踪or蒸発(?)
●東仙坊がプロファイリングする、今回起きたコトの真相と犯人像
○事件(?)当日までのプロセス
①ホシは、偶然、かなり前に図書館にきて、ミステリー・クィーンを見かけたオトコ。
その意味では、来館登録されているリストに名前があるはず。
ともあれ、間違いなくその一見のどかな(?)町に住む地元住民。
そして、ホシはかなり長い間図書館でそっと遠巻きにミステリー・クィーンをウオッチングし続け、そのうちに、その自宅、実家、変化のない日々の行動パターン、仕事のシフト、男の影のないことさえないことまで確認していたに違いない。
その意味で、ミステリー・クィーンが職場にいるときに来館が頻繁だったオトコで、単なるストーカーというよりは、冷静かつ緻密な観察者。
また、最近では、本の貸し出しのやり取りの際に、一言二言言葉を交わすぐらいになっていて、ミステリー・クィーン自身が警戒しなくなっていた相手のはず。
とにかく、ホシは本を読みながら、そして、読んでいるフリをしながら、昔を、それこそ学生時代を思い出し、ガールフレンド一緒に図書館に行ったことなどの思い出に耽ったり、時おり、ミステリー・クィーンを熱い眼差しで追っていたはず。
だからといって、ホシは、決してミステリー・クィーンに一目惚れしたワケではなかった。
最初は、あくまで読書をするという落ち着く時間を費やしながら、蘇る少年時代の青い思い出に心を躍らせていただけだった。
それが、少しずつ、そのがらんとした図書館に、少しドテンとした茫洋な雰囲気で物静かにたたずむミステリー・クィーンのことが気になり始めた。
それは、とりあえず紅一点というぐらいの意味合いでしかなかった。
実際、無垢で純真で肩肘張っていない自然体のミステリー・クィーンは、新鮮でもあった。
決して傾国ではなく、背が高めで、全体的にボワンとした雰囲気に、時として、なんといえない安堵感を覚え始めた。
そして、そんなことを感じながら、ずっと見かけているうちに、摩訶不思議なドキドキ感を覚え始めた。
そんな気分になること自体が久しぶりだったホシは、瞬く間に自分でその興奮を自制できるはずもなかった。
いつのまにか、ホシにとって図書館に行く目的が、明らかに違っていた。
もちろん、それが自分の中で溜まり切っているフラストレーションのせいだとは気づいてもいなかった。
それゆえ、それがミステリー・クィーンに対する恋心と思い込むのに時間はかからなかった。
気がついたら、ミステリー・クィーンの様子を伺うこと、垣間見ることが、唯一の生きがいになっていた。
ホシは、どこにいても、ミステリー・クィーンのことしか考えなかった。
そして、そうなっている自分に陶酔していた。
時間を見つけては、ミステリー・クィーンをストーキングし始めた。
と同時に、ミステリー・クィーンを自分の思い通りに弄ぶ妄想に耽り始めた。
それこそ、2人で、どこで? どんな風に?一緒にめくるめく時間を過ごすか?ということに、夢中になっていた。
どうだろう?
そんなところだと思わないか?
②ホシは、40代以上の給与体系が安定していて高い方の事務職系のビジネスマンで、公務員の可能性もある。
風采もウダツの上がらない平均的な目だ立たないオトコ。
中肉中背で、髪も薄く、メガネをかけているかも(?)。
それこそ、飲み屋でも持てないタイプ。
しかし、そこそこの教養もあり、実際、図書館で落ち着いて何時間でも過ごせるタイプ。
もしかすると、仙台(?)、東京(?)などの都会の私立大学出身者で、卒業後すぐに地元で就職したのかも。
また、ホシは、かなり早く結婚した既婚者で、女の子どもがいるはず(?)で、母親がいない(もしかすると、両親とも?)。
妻は、背の低いヤセ型でそこそこ見栄えがよく、自分の意見を主張するアクティブなタイプで、両親とも健在(?)。
娘は、コンテンポラリーなファッションをしている現代っ子タイプで、もしかすると、すでに家を離れている。
事件当日は、夜も含めて、家族が家にいなく、自由だったはず。
実際、夫婦間は典型的な倦怠期に入っていて、会話がなくなっているだけでなく、フィジカルな関係もほとんどなくなっていたはず。
そんな中で、鬱積したストレスとフラストレーションを溜めたホシは、半ば狂ったようにミステリー・クィーンに固執していったはず。
「この女のよさを理解しているのは世界中で自分だけだ」、「この女との出遭いは運命なんだ。ずっと自分を待っていたんだ」…。
ホシは、慎重かつ綿密にそのための計画を練った。
「このドキドキは本物だ。この女は自分を必ず愛するはず」。
浮気をしたことも、愛人を囲ったことも、プロのオンナを買ったこともなかったホシにとって、生まれて初めての純愛なんだと、すっかり思い込んでいた。
実は、東仙坊、ヒトが情けなくてみっともないサイコパスに変身する要素は、無知蒙昧と確信している。
そして、そこそこのインテリジェンスがあるヒトの場合は、その内に秘めたリピドーに対する自制心の不足だとも確信している。
その意味で、今回のホシのようなアイデンティ・クライシスに近いほど平凡で純情なオトコほど、多種多彩な性的嗜好を隠し持っているもの。
根本的に「fetishism(フェティシズム)」の傾向があるのは、当然としても、このホシには、少なくとも「scopophilia(スコポフィリア:第三者の行動などを盗み見る性的嗜好)」、「deflorantism(デフロランティズム:処女凌辱症)」、「macrophilia(マクロフィリア:大きな身体の女性が性的嗜好)」「pygophilia(パイゴフィリア:尻愛好症)」があるのは確実だと思うが…。
レベルは相当違うが、あのジョン・レノンが、オノ・ヨーコに惹かれたのと同じ。
どうあれ、ホシの妄想は膨らみ続け、「この女は自分のものだ」という結論に達していたことだけは間違いないと思うが…。
I suppose this case might be the mean abduction case by a selfish psychopath asshole(これはジコチュウサイコパスオトコによる卑劣な拉致事件)!
To be continued...
■北海道滝上町立図書館員女性失踪or蒸発(?)
●東仙坊がプロファイリングする、今回起きたコトの真相と犯人像
○事件(?)当日までのプロセス
①ホシは、偶然、かなり前に図書館にきて、ミステリー・クィーンを見かけたオトコ。
その意味では、来館登録されているリストに名前があるはず。
ともあれ、間違いなくその一見のどかな(?)町に住む地元住民。
そして、ホシはかなり長い間図書館でそっと遠巻きにミステリー・クィーンをウオッチングし続け、そのうちに、その自宅、実家、変化のない日々の行動パターン、仕事のシフト、男の影のないことさえないことまで確認していたに違いない。
その意味で、ミステリー・クィーンが職場にいるときに来館が頻繁だったオトコで、単なるストーカーというよりは、冷静かつ緻密な観察者。
また、最近では、本の貸し出しのやり取りの際に、一言二言言葉を交わすぐらいになっていて、ミステリー・クィーン自身が警戒しなくなっていた相手のはず。
とにかく、ホシは本を読みながら、そして、読んでいるフリをしながら、昔を、それこそ学生時代を思い出し、ガールフレンド一緒に図書館に行ったことなどの思い出に耽ったり、時おり、ミステリー・クィーンを熱い眼差しで追っていたはず。
だからといって、ホシは、決してミステリー・クィーンに一目惚れしたワケではなかった。
最初は、あくまで読書をするという落ち着く時間を費やしながら、蘇る少年時代の青い思い出に心を躍らせていただけだった。
それが、少しずつ、そのがらんとした図書館に、少しドテンとした茫洋な雰囲気で物静かにたたずむミステリー・クィーンのことが気になり始めた。
それは、とりあえず紅一点というぐらいの意味合いでしかなかった。
実際、無垢で純真で肩肘張っていない自然体のミステリー・クィーンは、新鮮でもあった。
決して傾国ではなく、背が高めで、全体的にボワンとした雰囲気に、時として、なんといえない安堵感を覚え始めた。
そして、そんなことを感じながら、ずっと見かけているうちに、摩訶不思議なドキドキ感を覚え始めた。
そんな気分になること自体が久しぶりだったホシは、瞬く間に自分でその興奮を自制できるはずもなかった。
いつのまにか、ホシにとって図書館に行く目的が、明らかに違っていた。
もちろん、それが自分の中で溜まり切っているフラストレーションのせいだとは気づいてもいなかった。
それゆえ、それがミステリー・クィーンに対する恋心と思い込むのに時間はかからなかった。
気がついたら、ミステリー・クィーンの様子を伺うこと、垣間見ることが、唯一の生きがいになっていた。
ホシは、どこにいても、ミステリー・クィーンのことしか考えなかった。
そして、そうなっている自分に陶酔していた。
時間を見つけては、ミステリー・クィーンをストーキングし始めた。
と同時に、ミステリー・クィーンを自分の思い通りに弄ぶ妄想に耽り始めた。
それこそ、2人で、どこで? どんな風に?一緒にめくるめく時間を過ごすか?ということに、夢中になっていた。
どうだろう?
そんなところだと思わないか?
②ホシは、40代以上の給与体系が安定していて高い方の事務職系のビジネスマンで、公務員の可能性もある。
風采もウダツの上がらない平均的な目だ立たないオトコ。
中肉中背で、髪も薄く、メガネをかけているかも(?)。
それこそ、飲み屋でも持てないタイプ。
しかし、そこそこの教養もあり、実際、図書館で落ち着いて何時間でも過ごせるタイプ。
もしかすると、仙台(?)、東京(?)などの都会の私立大学出身者で、卒業後すぐに地元で就職したのかも。
また、ホシは、かなり早く結婚した既婚者で、女の子どもがいるはず(?)で、母親がいない(もしかすると、両親とも?)。
妻は、背の低いヤセ型でそこそこ見栄えがよく、自分の意見を主張するアクティブなタイプで、両親とも健在(?)。
娘は、コンテンポラリーなファッションをしている現代っ子タイプで、もしかすると、すでに家を離れている。
事件当日は、夜も含めて、家族が家にいなく、自由だったはず。
実際、夫婦間は典型的な倦怠期に入っていて、会話がなくなっているだけでなく、フィジカルな関係もほとんどなくなっていたはず。
そんな中で、鬱積したストレスとフラストレーションを溜めたホシは、半ば狂ったようにミステリー・クィーンに固執していったはず。
「この女のよさを理解しているのは世界中で自分だけだ」、「この女との出遭いは運命なんだ。ずっと自分を待っていたんだ」…。
ホシは、慎重かつ綿密にそのための計画を練った。
「このドキドキは本物だ。この女は自分を必ず愛するはず」。
浮気をしたことも、愛人を囲ったことも、プロのオンナを買ったこともなかったホシにとって、生まれて初めての純愛なんだと、すっかり思い込んでいた。
実は、東仙坊、ヒトが情けなくてみっともないサイコパスに変身する要素は、無知蒙昧と確信している。
そして、そこそこのインテリジェンスがあるヒトの場合は、その内に秘めたリピドーに対する自制心の不足だとも確信している。
その意味で、今回のホシのようなアイデンティ・クライシスに近いほど平凡で純情なオトコほど、多種多彩な性的嗜好を隠し持っているもの。
根本的に「fetishism(フェティシズム)」の傾向があるのは、当然としても、このホシには、少なくとも「scopophilia(スコポフィリア:第三者の行動などを盗み見る性的嗜好)」、「deflorantism(デフロランティズム:処女凌辱症)」、「macrophilia(マクロフィリア:大きな身体の女性が性的嗜好)」「pygophilia(パイゴフィリア:尻愛好症)」があるのは確実だと思うが…。
レベルは相当違うが、あのジョン・レノンが、オノ・ヨーコに惹かれたのと同じ。
どうあれ、ホシの妄想は膨らみ続け、「この女は自分のものだ」という結論に達していたことだけは間違いないと思うが…。
I suppose this case might be the mean abduction case by a selfish psychopath asshole(これはジコチュウサイコパスオトコによる卑劣な拉致事件)!
To be continued...