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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

真実イチロー  今泣いたカラスがもう笑った!?

I wonder how the too Japanese-like consideration of Ichiro should be felt by a New Yorker(イチローのあまりに日本人的な配慮は、ニューヨーク市民にどう感じられるのか)!

東仙坊、イチローの情けなくてみっともないサムライとは思えない姿に絶望し、13年間で初めて試合途中で観戦を中止していた。
ついにイチローとの決別のときと観念したからだった。
その舌の根も乾かないうちに…。
今日からデレク・ジーターが先発に復帰するとの報に、恥ずかしげもなくウキウキ、ドキドキ。
「後生だから…」とチラッと天を仰ぎつつ、ヤンキース観戦。
えっ、松井秀喜の引退セレモニーもあっただろ?って?
まあ、それはご勘弁を…。
そして、いつもの「今日の先発ラインナップ」で、デレク・ジーターが2番ショート、イチローが6番ライトと確認し、ソワソワ。
ともかく、スウッチを入れると、画面にはすでにゴジラがはみ出しそうなくらいにいっぱい。
すると、1日契約は日本人大リーガーでは初めてでヤンキースでは異例の厚遇とか何とかで、思わずミュート。
そのうち、ややフックラとなってますます後光が差してきたデレクが額に入れられた記念品のヤンキースユニホームを手に登場。
そして、ゴジラと記念写真。
「何度も言っているが、マツイは最高のチームメートだった。彼を尊敬している。ヤンキースの選手としてふさわしい」というデレクだから、当然。
それから、元同僚のマリアノ・リベラ、アンディ・ペテット、ロビンソン・カノー、ジャバ・チャンバレン、そのほか黒田博樹など何人かが2人を取り囲み、さらに記念写真撮影。
そこに、イチローの姿がなかったから、俄然注目。
そうか! 始球式でキャッチャーをやるのか! と独り合点。
ところが、そこでも現れず、???  
そのまま、試合開始。
1回の裏、無死無走者、デレクは、今シーズン14勝3敗の背番号55の相手左腕投手マット・ムーアの初球を、今までのようにライトへ見事なホームラン。
それも、な、な、なんと10試合振りのイチロー以来のヤンキーのホームラン。
さ、さ、さすが、連敗中のイヤなムードを断ち切り、チームメイトを無言のうちに鼓舞するキャプテンの一発。
すると、本当に久しぶりに連打が続き、2死1塁で、イチロー。
ヤンキースが苦手のマット・ムーアに、すでに6-3、打率500。
そして、センター前に弾丸ライナーのセンター前ヒット。
いきなり3-0。
ところが、ヤンキースの澤村拓一ことフィル・ヒューズが3回表までに2四死球7安打と水を差し、瞬く間に3-4。
それでも、3回裏デレクが先頭打者で二塁内野安打で出塁すると、アルフォンゾ・ソリアーノが逆転2ランで、5-4。
さらに、2死無走者で、イチローが再び弾丸ライナーのライト前ヒット。
しかし、5回表にフィル・ヒューズが再び今シーズン20本目のホームランを供給し、5-5。
それでも、諦めないサムライに戻ったかのように、我がイチローは弾丸ライナーを連発。
今シーズン初めての4-4。
東仙坊、断言できるが、イチローの4-4のヒットのすべてが弾丸ライナーなのは、間違いなくMLB入団以来初めて…。
そして、試合は9回裏、無死でブレット・ガードナーが四球で出塁。
続くデレクがバントの構えをすると、相手投手がワイルドピッチで、無死2塁。
すると、ジョー・ジラルディよりはるかに優秀な相手のジョー・マドン監督は、デレクを敬遠。
ほら、ヒーローになってみろ!とロビンソン・カノーと勝負。
チャンスに弱いロビンソン・カノーは見逃しの三振。
でも、予想外のアルフォンゾ・ソリアーノが、サヨナラヒットで奇跡のヤンキースの勝利。

試合後、デレクがプレス・カンファレンスに応えた。
「今日はマツイデー。だから彼に注目してほしい。今日はマツイに会えてよかったし、ヤンキースが彼に敬意を払う機会を設けてくれたことはウレシかった」
「スバらしいチームメートで、まさにプロフェッショナルだった。チームが勝つために必要なことは何でもやった。言い訳をしたことは一度もない。そういうことってチームメートとしてとてもありがたいんだ。何か特別なことを話したワケじゃないけど、ボクは彼に日本のことを聞いたり。他の皆と同じようにさ」
「一番の思い出はやはり2009年のワールドシリーズ。チャンピオンになる機会が目の前にあって、皆でやっとそこまでたどりついて、誰よりも活躍できたんだ。ワールドシリーズのMVPだよ。ボクらが勝てたのは彼の功績が大きい」
「マツイが結婚したときにボクらのお金を持ってったんだ、アブレイユとボクのね。マツイと3人で誰が最初に結婚するかを賭けたんだ。2日後、結婚した。彼は結婚するのを知っていて、わざと黙ってたんだな。それで全部持って行った。文句を言ったかって? 賭けは賭けだからね」
「今日の試合のヒーローはボクじゃない。サヨナラ安打と一時逆転のホームランを打ったソリアーノと4-4のイチだよ
そして、イチローの方も、「初球行くだろうな、と思っていた。ただ、あの結果にはなかなかならない。しびれたねぇ。スーパースターですよ、やっぱり。まさにその証明ですよね」
「ボクは単純に気持ちいいですよ。ジーターがそこにいてプレーして、ショートに入って、普通にやってくれたら単純に気持ちいいからね」
「いやいや、ボクはいいですよ。今日はジーターさんと松井さんの日でいいんじゃないですか…」
「ジーターが戻ってきて、ソリアーノが試合を決めた。今日誕生した新しいチームみたい」
えっ、そ、そ、そこで、イチローと松井秀喜をサーチ。
イチローは極力気を遣って、松井秀喜のセレモニーでは自分が目立たないように配慮していて、ダッグアウトに出て行く途中で「あ、久しぶり、いろいろおめでとう。これだけの人が集まったのはすごいこと」と言葉を交わし握手。
それに対し、松井秀喜が「今日はチームメート、同じチームですね」と反応。
また、「イチローさんは1年先輩で、高校のときから対戦している。常にイチローさんのあとを追いかけている気がする」と語ったとか?
どうあれ、東仙坊、イチローの代わりに、「これで、どうだ! 」と画面のジョー・ジラルディに向かって一言。
す、す、すると、ビックリしたことに、4安打目を打ち、ホームにまた戻ってこれなかったイチローがベンチに戻ると、突然、ジョー・ジラルディが声をかけ、グータッチ。
目を丸くして、弱弱しくグータッチを返すイチローを観て、さらにビックリ。
どちらにしても、お願いだから結果を怖れず今日のように本気でバットを振って!とイチローにお願いしたいのだが…。

I want Ichiro to wave a bat with all his might without being afraid of a result(イチローに結果を怖れず思い切りバットを振り続けてもらいたい)!






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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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