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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

心のブラックホール-29  「できちゃった婚」悲観論-2

Though STD is just popular pretty much among only this, why is sex made without a condom(これだけ性感染症が流行しているのに、なぜコンドームなしでsexができるのか)?

■できちゃった婚

●その原因と背景

③「STD(Sexually Transmitted Disease:性感染症)」への無知蒙昧。
東仙坊、正直、愕然としているのが、これ。
このブログでも、イヤと言うほど警告してきているが、今、我々人類がハイテク機器のお陰で住みやすくなっているということは、人類をエサ(?)にして生きるバクテリア、リケッツア、ウイルスも元気になっていると考えるべきでは?
ましてや、自堕落なほどsexに解放的で、援交、不純異性行為など、デタラメなヤングがいっぱいなのでは?
自分のためにも、社会のためにも、その感染を広めないためのマナーとして、コンドームぐらいするものだと思わないか?
ちなみに、「AIDS(Acquired immune deficiency syndrome:後天性免疫不全症候群)」、「HPV(ヒトパピローマウイルス:子宮頸ガン)」、「コンジローマ」、「C型肝炎」、「クラミジア」、「ヘルペス」、「トリコモナス」、「カンジダ」、「バルトリン腺炎」、「外陰皮膚掻痒症」、「梅毒」、「淋病」 、「軟性下疳」など、ついでに、ケジラミなど、多種多彩なSTDがメチャクチャ蔓延しているのが実情では?
事実、8月13日厚生労働省は、今年3月29日~6月27日の3ヶ月間に新たに報告されたエイズ患者数が129人と発表。
統計を取り始めた1985年以来最多だというから、開いた口が塞がらない。
これで、文明国家なのか?と疑問に感じるのは、東仙坊だけではあるまい。
4年ぶりにHIVの母子感染も確認されたというから、できちゃった婚に近いモラルの低さをそこに見ないか?
HIV感染者は263人で前年同期(266人)からわずかに減少(?)。
また、今年1~6月の半年間の献血希望者のうち、検査で陽性と判明したのは39人で、前年同期の53人を下回ったというが、それは全く自覚しないでいるヒトがまだそんなにもいるということでは?
この数字だって、感染症法に基づき医師が都道府県などの保健所を通じて届け出たもので、今のヤングのこと、検査すらしないだけでなく、それこそ発症したって感染に気づかないヤングが多いということでは?
エイズ患者の内訳は、男性が125人で女性が4人。
前回調査(1~3月)よりも35人多く、前年同期よりも13人多かったというが、実体はもっともっと酷いのでは?
30代以上が8割以上を占めたということが、かえってその不気味さを意味していると思うが…。
実際はヤングにどれだけ隠れ患者がいることか?
ところで、今どきのリアリティのないヤングに、いくら説明しても理解されないと思いながら、自分のガールフレンドだった一人のAIDSでの死ぬ間際の様子を具体的に説明して、それに代えたい。

あるAIDS治療で有名な病院の婦長さんから、突然の電話、20年ぐらい前の話。
「A子さん、ご存じですよね?」
「えっ、ええ」
つい4、5年前までよく食事を一緒にするぐらいのツキアイだったから、すぐ思い出せないほどだった。
「アナタなら、本当の話をしてもわかってくれるから、と、おっしゃっているので、お話しますが、プライバシーを守ってもらえますね?」
「えっ、ええ」
「A子さん、今、うちの病院に入院してらっしゃるのですが、AIDSで危篤になって、誰もいらっしゃらないので、聞いたところ、アナタに連絡して欲しいとおっしゃられたので…」
「そうなんですか? どのくらいそちらに入院しているのですか?」
「ここに転院してきてから、2ヶ月です」
「あの、あの病気って、発病まで時間がかかるんじゃなかったでしたっけ? それに感染しても発病しないことも?
それをアジトチミジンとかいう薬で、発病を抑えられたりできるっていう話じゃなかったでいたっけ?」
「その通りです。いまのところ、感染から発症まで8~10年と言われています。けれども、いったん、発病してしまうとどうしようもないんです」
「そうなんですか? ところで、彼女はなぜ自分でボクに電話してこないんですか?」
「残念ながら、A子さん、受話器を持てないばかりか、もう自分で寝返りも打てないんです」
「…わかりました。できるだけ急いでお見舞いに行きます。そう伝えていただけますか?」
「ありがとうございます。A子さん、きっと喜ぶと思います」
なんで看護婦さんがそこまでうれしそうな声を出すのか、訝しく思いながら、東仙坊、自分の入院経験から、花を見舞に持ってくるヒトを信じないので、大好きな「いわさきちひろ」の絵本を持って、2日後にA子の病院に行った。
奥まった隔離病棟のような薄暗い病室に横になっていたせいかも知れない。
まだ20代半ばのはずのA子は、どこをどう見ても百歳ぐらいの老婆のようでしか見えなかった。身長165cm以上、体重も45kg以上あって、プロポーションのよかったはずのA子とは、どうしても思えなかった。
まず、気になったのが、ジッと飢えたオランウータンのような口元から、こぼれるヨーグルトのような白濁した液体…(カンジタ食道炎)。
アトラクティブだった頬や喉元から襟足にかけて、ピンクのセクシーな肌が垣間見られる当たりに、広がったパンにできた黒カビのように毛羽立ったブツブツ…(カボシ肉腫・悪性リンパ腫)。
目の周りにあるヤケドのケロイドようなひきつりをともなった湿疹…(脂漏性皮膚炎・ヘルペス)。
勇気を持ってそのロボットの手のようなやせ細った右手を取っても、握り返してなど全くこなかったので、戦慄した。
すると、そのクシャクシャの目元から、スーッと涙が…。
そばで黙って見ていた若い看護婦が、「もう肺が真っ黒になってしまって、声が出せないばかりか、呼吸も満足にできないんです。可哀想ですが…。ご家族がお見舞いにいらっしゃらないばかりか、誰もお見舞いにこないので、心配していたんです…」
「そうなんですか? でも、どうして、ボクの連絡先がわかったんですか?」
「A子さんが、何度も読み返していた同人誌があって、それに大きく印がついていたので、見るに見かねて、婦長が連絡させてもらったんです」
「そうなんですか?」
ボクがA子を見ると、涙がほんの少しだけ増えた気がした。
「アナタのような方でよかったです…」
その看護婦まで涙を浮かべて言った。
「……」
「この病気の患者さんを触ったお見舞客の方、初めてだったので、少し感激しちゃいました」
「だって接触感染はしないって、はっきりしているじゃないですか?」
「そうなんですが、なかなか…。誰だってこんな状態になったら、不安で不安で仕方ないはずで、人の温もりに直接触れたいのに、A子さんなんかまだ若いのに…もう肺は真っ黒(カリニ肺炎)、酷かった咳までまでもうでなくなってきていて、とっても辛いと思うんです」
正直、病気で死にたいと欲している、東仙坊でも、「この病気だけはイヤだ」と心から感じていた。
それから、どんな状況になっても、コンドームをつけないことはない。
そうでなくても、この病気は日本人が考案した化学兵器だとの持論があるから、余計だった。
これは人間の尊厳そのものを無視した病気であるということだけは、間違いない。
「HIV(Human Immunodeficiency Virus:ヒト免疫不全ウイルス)」が血液内に侵入し、白血球の1種類である「ヘルパーTリンパ球に感染することによって、日和見感染と呼ばれるそこら中にウジャウジャいる健康なら免疫を持っていて発病することないありとあらゆる病気に感染してしまうのだから、手に負えない。
ましてや、母子感染で、いくら不本意でも我が子にこんな病気を感染させる母親は悪魔の化身。
かからないためにも、安全なインターコース、sexを絶対にするべき。
そうしてさえいれば、できちゃった婚も起きないと思うが…。
どうだろう?
こんなAIDSになって、あなたはガマンできますか?
少なくとも、自分の愛してる人に、こんな病気を感染させられますか?
それは「HPV(ヒトパピローマウイルス:子宮頸ガン)」、「コンジローマ」、「C型肝炎」だって同じ、ガンを併発させるのでは?
「クラミジア」ですら子宮には悪影響があると思うが?
どぢらにしても、成熟した男女間なら、お互いに愛する相手にいかなるSTDも感染させたくないのでは?

I can't help advice you that you had better stop only dying in AIDS(AIDSで死ぬのは止めた方がいいとアドバイスしたい)!

To be continued…





profile

東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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